ウッドデッキの間と尺について
ウッドデッキ工事専門店 キロの近藤です。
本日のテーマはこれです。
ウッドデッキの間と尺について
ウッドデッキの間と尺について
今日のテーマがウッドデッキの間と尺ということなんですが、こちら非常に質問が多いというかわかりにくいというお問合せがございます。
そもそも間とか尺とはなんでしょうか?なにから始まったのでしょうか?なぜそれを使わないといけないのでしょうか?という所を本日はご説明しようと思います。
まず間と尺の歴史から
まず間と尺の歴史から
実はこれ中国生まれです。
中国から生まれて東アジアに広まったものとしてとらえられています。
中国や東アジアでは面積や長さを表す寸法として発達してきたようです。
私もこれが中国からきているとは正直知りませんでした。やはり4000年の歴史は深いものです。
日本では尺貫法(しゃっかんほう)とういう計量法があり、中国を起源とした日本独自の規格があります。
実は尺貫法は、間と尺だけではなく大きい順に「間・尺・寸・分・厘・毛」となっています。
寸まではなんとなく聞いたことがありますが分・厘・毛はあまり聞いたことないですね。
こちらのすべての基準値は尺(しゃく)と用います。1尺=303mmとされています。
では間はどれくらいのサイズでしょうか。
1間=1820mm、そして尺に直すと6尺となります。
では尺貫法の単位の説明とメートル法に替えた場合の寸法のご説明です。
毛(もう)の寸法とは?
毛とは約0.03mmの事だそうです。
正直私は聞いたことがありませんでした
厘(りん)の寸法とは?
約15mmとなります。
厘はなんとなく聞いたことがある程度でよくよく考えてみると野球の打率でよく使われているような??
分(ぶ)の寸法とは?
約105mmとなります。
寸(すん)の寸法とは?
約30.3mmとなります。
尺(しゃく)の寸法とは?
約303mmとなります。
6尺(しゃく)で1800mmとなります
間(けん)の寸法とは?
間は約1820mmとなります。
なぜウッドデッキは「尺や間」を使うのだろうか?
なぜウッドデッキは「尺や間」を使うのだろうか?
通常の在来工法の木造住宅(多くの家はこちらの工法で作られています)ではウッドデッキは住宅に添わせて組み立てます。
そのため、住宅の施工規格とウッドデッキの施工規格が同じでないとカット加工や延長をしなければいけません。
そのため同じ規格で製造されています。
最近の住宅では、メーターモジュールという規格で施工されている住宅も増えてきています。
メーターモジュールというのは、メートル(1000mm)を基準に住宅をつくることで、廊下やトイレなど広く作られている特徴があります。
大手ハウスメーカーでは、その大量の購買力を生かしてメーターモジュールを使用しているメーカーも多く存在しています。
そのため、エクステリアの施工をする際には自宅の規格サイズをよく確認しておきましょう。
YKKAP リウッドデッキの場合はどうやって表記されているのでしょうか?
YKKAP リウッドデッキの場合はどうやって表記されているのでしょうか?
YKKAP リウッドデッキでは、やはり規格を1尺と1間で表しています。
最小の出幅の3尺はメートルに直すと920mmで設定され、間口(横幅)方向は1間1851mmで設定されています。
各メーカーごとで多少誤差はありますが、やはり尺や間で表されています。
どのメーカーも奥行は尺、間口は間となります。
まだまた私も知らない事ばかりで、日々勉強ばかりです。
それではよいエクステリアライフを。
ウッドデッキ工事専門店 キロの近藤でした。