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エクステリア アドバイザー


投稿日:2022/10/20    更新日:2025/11/27
【失敗しない選び方】テラス屋根・ベランダ屋根で後悔しないためのお役立ち情報


【失敗しない選び方】テラス屋根・ベランダ屋根後悔しないためのお役立ち情報



モダンなデザインのテラス屋根が設置された住宅外観


新築やリフォームで検討されることが多いテラス屋根・ベランダ屋根。日差しや雨から洗濯物や庭のスペースを守ってくれる便利な設備ですが、「設置後に後悔した」という声も少なくありません。この記事では、あなたの生活スタイルに合った製品を選び、設置後に「これにしてよかった」と思えるように、失敗しないための選び方のポイントと、検討すべき点を徹底解説します。



テラス屋根・ベランダ屋根は、住宅の掃き出し窓の外側やベランダの上部に設置される屋根のことです。設置場所によって呼び方が変わることが多いですが、主な役割とメリットは共通しています。

主な役割


急な雨から洗濯物を守る

最も大きなメリットの一つです。外出中に急に雨が降っても、慌てて洗濯物を取り込む必要がなくなります。特に共働き世帯など、日中家にいない方にとって非常に便利です。

テラス屋根とベランダ屋根の設置場所の違いを示す図解(1階と2階)

強い日差しをカットし、室内の温度上昇を抑制

屋根材が日差しを遮ることで、直射日光が窓から室内に入るのを防ぎます。これにより、夏の冷房効率が向上し、省エネにも繋がります。また、家具や床材の日焼け(紫外線による劣化)防止にも役立ちます。


窓の目隠しやプライバシー保護

特にベランダ屋根に「すりガラス調」や「熱線遮断タイプ」の屋根材を使用することで、上からの視線や日中の室内の様子を分かりにくくする効果も期待できます。



設置後に「思っていたのと違った」と後悔しないためには、以下の4つのポイントを事前に検討することが重要です。

ポイント1:設置場所と使用目的を明確にする


設置する場所(1階のテラス・2階のベランダ)によって、適した製品や必要な強度、サイズが変わります。

フレームの材質とデザインを選ぶ

フレームの色は、外壁やサッシの色と合わせると統一感が出て後悔しない仕上がりになります。アルミ調のモダンな色合いと、木目調の温かみのあるデザインがあります。


モダンなアルミ調のテラス屋根フレーム 温かい雰囲気の木目調のテラス屋根フレーム

柱の位置と種類を選ぶ

掃き出し窓の前や通路に柱が邪魔にならないよう、柱の位置は重要な検討事項です。

  • 標準柱: 一般的な設置方法
  • 柱奥行移動: 柱を屋根の奥側に移動させ、足元のスペースを確保
  • 柱なし(バルコニー専用): 2階のベランダ屋根など、柱が不要なタイプ
  • 独立モデル: 建物に固定せず、地面に自立するタイプ。リフォームなどで壁に穴を開けたくない場合に適しています。

標準柱のテラス屋根設置例 柱を奥に移動させたテラス屋根(柱奥行移動)
柱がないベランダ屋根設置例

屋根の形状を選ぶ

屋根の形状は、水はけやデザインに影響します。

テラス屋根の様々な屋根形状(R型、F型など)の図解


ポイント2:屋根材の種類と機能を選ぶ



屋根材によって「光の入り方」「熱の遮断性能」「価格」が大きく異なります。主な屋根材は以下の3種類です。特に夏場の快適性を重視する場合、「熱線吸収」や「熱線遮断」タイプを選ばないと後悔につながります。

テラス屋根用屋根材の種類と機能比較(ポリカーボネート、熱線吸収、熱線遮断)

  • ポリカーボネート板(一般タイプ): 透明度が高く、光をよく通します。安価ですが、熱はカットしにくいです。
  • 熱線吸収ポリカーボネート板: 可視光は通しますが、熱線(赤外線)をカットします。夏場の室内温度上昇を抑えたい場合に最適です。
  • 熱線遮断FRP板: 非常に高い熱線遮断効果があり、すりガラス調で目隠し効果も高いですが、価格は高めです。

ポイント3:サイズ(幅・奥行き・高さ)を慎重に決める



サイズは、失敗や後悔に直結しやすい部分です。テラス屋根・ベランダ屋根の幅(間口)は、窓の幅だけでなく、両側の壁から壁までの空間全体を考慮して決めましょう。屋根の長さ(奥行き)は、雨の吹き込みを防ぐため、用途に合わせて十分なサイズを選びましょう。

テラス屋根のサイズ選定:間口の測り方図解 テラス屋根のサイズ選定:奥行きの測り方図解


ポイント4:オプション機能の必要性を検討する



  • 積雪強度/耐風圧強度: お住まいの地域の気候に合わせて、十分な強度を持つ製品を選ばないと破損のリスクがあり、大きな後悔につながります。

積雪地域ごとのテラス屋根に必要な積雪量の目安

  • 物干しセット: 多くのテラス屋根・ベランダ屋根でオプションとして提供されています。洗濯物干しが主目的なら必須です。

吊り下げ式物干しセットのテラス屋根への取り付け例

  • 側面パネル(サイドパネル): 風の強い場所や、横からの雨の吹き込み、隣家からの視線を遮りたい場合に有効です。

テラス屋根に側面パネルを取り付けた例
ベランダ屋根への側面パネル設置による雨の吹き込み防止効果
テラス屋根の側面の妻パネル設置例


テラス屋根・ベランダ屋根の設置はDIYでも可能ですか?
基礎工事、躯体への固定、水平の確保など、専門的な技術が必要となるため、DIYは推奨されません。特に高所での作業となるベランダ屋根は危険を伴います。安全面や建物の防水・強度を考えると、専門業者への依頼をおすすめします。
設置するのに、役所への申請(確認申請など)は必要ですか?
建築物と見なされるかどうかの判断は自治体や建物の状況によって異なりますが、一般的には、床面積に含まれない(建物から離れた)テラス屋根や、片持ちのベランダ屋根は不要な場合が多いです。ただし、増築と判断される可能性があるため、事前に専門業者や建築士に相談するのが確実です。
屋根材の寿命はどれくらいですか?
一般的なポリカーボネート板の場合、メーカーや環境にもよりますが、通常10年~15年程度が目安とされています。経年劣化により、ひび割れや変色、透明度の低下が見られた場合は、屋根材の交換を検討してください。
テラス屋根・ベランダ屋根を選ぶ際に最も後悔しないための注意点は何ですか?
最も後悔しやすいのは「サイズ不足」です。特に洗濯物干しに使用する場合、雨が吹き込まないよう、奥行きに余裕を持たせることを強くおすすめします。また、熱線カット機能の有無も、夏の快適性に直結するため、予算が許せば「熱線吸収タイプ」を選ぶと良いでしょう。


テラス屋根・ベランダ屋根は、設置する目的と、地域の気候、そしてご自宅の外観に合った製品を選ぶことで、日々の暮らしの快適性を格段に向上させてくれる設備です。この記事でご紹介した「後悔しないための4つのポイント」を参考に、ぜひ最適なテラス屋根・ベランダ屋根を見つけてください。

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