自転車置場で車止めバーは必須だとプロが語る2つの理由
普段から自転車置場(サイクルポート)の設置工事のご依頼をたくさん頂くのですが、なぜかオプションの車止めバーを取り付けるお客様が少ないなと思い、
こんないいオプションを付けないのは勿体無いのでどうしてもお薦めしたくてこの内容を選ばせていただきました。
題して、「自転車置場で車止めバーは必須だとプロが語る2つの理由」です!
この2つの理由とは以下の通りです。
①盗難防止に最適!
②サイドパネルを守る!
では、どういうことなのか具体的に見ていきましょう。
盗難防止に最適
盗難防止に最適
一般的に、自転車を盗難する犯人は盗難に時間を掛けたくないためすぐに持ち出せることを重要視すると言われています。
また、一般住宅では防犯カメラなどもほとんどないので狙われてしまう危険があります。裏庭に駐輪してある場合は別ですが、道路から見えるところに自転車があれば簡単に盗難されてしまう恐れがあります。
さらに、過去2年間の盗難自転車の発見率は、わずか3.7%。せっかく買った自転車がどこの誰だかわからない人に盗られてしまうのは嬉しいことではありませんよね。
自転車には鍵をするからいいよと仰る方もいらっしゃるのですが、標準でついている鍵は盗難の犯人からしたら簡単に外せてしまいますし、自転車ごと持ち上げて運ばれてしまっては手も足も出ません。
そこで必要になるのが盗難防止の道具です。最近はU型のかんぬき状の鍵のほかに、金属の板を連結させた多関節のものなどいろいろなタイプがありますが、お薦めはチェーンかワイヤーのものです。
盗難を防止するには自転車を固定されている何かに繋げるのが一番です。
自転車置場があれば柱とタイヤをチェーンでつなげればいいのですが、自転車置場の柱はどちらかというと屋根の端の方に付いているので、雨を避けるように駐輪するのが難しくなります。
また、柱は2本しかないので3台以上の自転車がある場合には物理的に無理になります。
だから、車止めバーが必要になるのです。
車止めバーは自転車置場の柱の下部に取り付けます。
高さは任意なのでお持ちの自転車のタイヤの大きさなどを加味して決められます。これを自転車とつなげれば簡単に盗難されなくなります。
物事に“絶対”はないですが、このようなバーにチェーンやワイヤーが付いているだけでも盗難抑止になりますので、効果はかなり大きいと思います。
サイドパネルを守る
サイドパネルを守る
車止めバーのもう一つの役割はサイドパネル(側面パネル)を守ることです。
雨や風の吹き込みを軽減させるサイドパネルも人気のオプションの一つですが、このようなパネルが付いていると、自転車を停める時についついパネルにタイヤをぶつけてしまいがちじゃないですか?特にお子様がいらっしゃるとなおさらです。
サイドパネルの素材はポリカーボネートという衝撃に強いものなので簡単に破損することはありませんが、傷が付いてしまったり枠から外れてしまうことがあります。また、枠はアルミ製なので凹んでしまう可能性もあります。
ここで車止めバーの出番です。
サイドパネルは柱の外側に付けますが、車止めバーは柱の内側に取り付けます。もし勢いよく自転車を止めてもサイドパネルに当たる前に車止めバーが保護してくれるのです。
最後に
最後に
当店で取り扱いのある人気自転車置場のYKKAPアリュースミニ、YKKAPエフルージュミニFIRST、LIXILネスカFミニ、三協アルミカムフィエースミニなど車止めバー(LIXILは輪止めバー)がオプションで用意されていますので、自転車置場と一緒にご検討ください。