カーポートを玄関前に設置する際に失敗しないための2つの注意点
カーポートを玄関前に設置する場合は、玄関から門までの動線をきちんと確保することが大切です。
また、玄関前に圧迫感が出ること、薄暗くなってしまうことを事前に想定しておきましょう。
柱を高くしたり、カーポートの屋根材を採光率の高いものにしたりすれば、ある程度改善されます。
今回は、玄関前にカーポートを設置する際に気をつけたいポイントや、失敗しないコツをご紹介いたします。
カーポートを玄関前に設置にする際の2つの注意点
敷地の関係で、カーポートを玄関前に設置なければならない場合は、次の2つのポイントに注意しましょう。カーポートを玄関前に設置にする際の2つの注意点
・1. 玄関から門までの動線を確保する
玄関前にカーポートを設置するときは、玄関から外へ出るまでの通路をしっかり確保しましょう。
日常生活でストレスを感じないためには、車を駐車した状態で、ある程度余裕を持って歩けるくらいのスペースが必要です。
・2. 玄関前の圧迫感や日陰になることを考慮する
玄関前にカーポートを設置した場合、玄関アプローチが狭くなるため、どうしても多少の圧迫感があります。
また、カーポートが日差しを遮り、昼間でも玄関周りが薄暗くなる可能性が高いでしょう。
柱の高さや屋根材の選び方次第である程度解消できるため、カーポートを選ぶ際、業者とよく相談してみましょう。
カーポートを玄関前に設置するのはメリットも多い
玄関前にカーポートを設置することがメリットになる場合もあります。カーポートを玄関前に設置するのはメリットも多い
・1. 雨の日の移動に便利
玄関前にカーポートがあることの1番のメリットは、雨の日に玄関と車の間を濡れずに移動できる点です。
カーポートの屋根で守られたスペースを移動するため、大雨や雪が降ったときに大変便利です。
・2. 玄関の目隠しになる
隣家との距離が近接している場合は、どうしても気になるのが2階からの視線です。
玄関前のカーポートの屋根材を不透明なものや濃い色にすることで、隣家の2階からの視線に対する目隠しとして活用できます。
カーポートを玄関前に設置するときのコツ
カーポートを玄関前に設置するときのコツ
カーポートを玄関前に設置する際は、次の2つのポイントを押さえたカーポート選びがおすすめです。
玄関前の圧迫感や暗さを改善できます。
・1. カーポートの柱を高めのものにする
カーポートの標準柱は2.2mですが、2.5m、2.8mのロング柱に変更することができます。
カーポートの柱を数メートル高くするだけで、上からの圧迫感が大幅に軽減されます。
ただし、柱が高くなれば、その分価格も上がるうえ、雨風が吹き込みやすくなってしまいます。
雨除けとしての機能もしっかり果たしてほしい場合は2.5m、圧迫感をなくすことを優先するなら2.8mと、優先すべき目的に合わせて高さを調整しましょう。
・2. 採光率の高い屋根材を選ぶ
玄関前のカーポートが陽の光を遮ってしまう問題は、屋根材のポリカーボネート材選びで軽減しましょう。
カーポートの屋根材からできるだけ光を通すには、採光率85%以上のクリアマットタイプがおすすめです。上からの圧迫感も軽減されます。
玄関前にカーポートを設置する際は柱の高さと屋根材選びに注意
玄関前にカーポートを設置する際は柱の高さと屋根材選びに注意
カーポートを玄関前に設置する際は、玄関から門までの導線をしっかり確保し、日常生活が不便にならないように気をつけましょう。
また、玄関前の圧迫感や暗さを軽減するために、ロング柱にしたり、採光率の高い屋根材を選んだりすることもポイントです。
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