青森県は、本州の最北端にあり、岩手県、秋田県ととなりあっています。

同じ県内でも、中央部に位置する奥羽山脈により、日本海側と太平洋側とで、気候が著しく違います。

特に冬は日本海側の内陸・山沿いや青森市を含む陸奥湾・津軽海峡周辺ではかなりまとまった雪となる一方、

八戸市など太平洋側（南部地域）ではよく晴れる日も多いなど、気候の差はかなり目立ちます。

年間日照時間、晴れ日数ともに全国的にも少なく積雪も多いことから、腐食しにくい人工木のウッドデッキが重宝されます。

固定資産税の対象になっていないか確認する

一般的なウッドデッキは建築物ではないため、固定資産税の対象外ですが、構造によっては固定資産税の課税対象とみなされる場合があります。

例）サンルームタイプのウッドデッキ、ウッドデッキ風のバルコニー

全体がガラスで覆われているサンルームタイプや、家屋と一体になっているウッドデッキ風のバルコニーは、固定資産税の評価対象になります。

各自治体によって細かな規定が異なるので、新築後に増設する場合は事前に確認しておきましょう。

（例）青森市の固定資産税に関するお問い合わせ先

　　　税務部　資産税課

　　　住所： 青森市新町一丁目3-7 駅前庁舎2階

　　　電話：017-734-5200

　　　ファックス： 017-734-5198

※各地域や市によって市税事務所が案内される場合があります。

気候に合わせて材質を選ぶ

ウッドデッキの素材は本物の木を使った「天然木」、木粉と樹脂などを混ぜ合わせた「人工木」の2種類があります。

天然木は質感が良く温かみがあり、夏の日差しが強い日も表面温度が上がりにくい特徴があります。

その分メンテナンスが大変だったり、耐久性に難があるといったデメリットがあります。

人工木は天然木に比べ、腐食や白蟻に強く、防虫・防腐処理が必要ないので耐久性があります。

デメリットはこれも天然木と逆で、真夏の日光にあたると表面温度が上がりすぎてしまい、素足でのると火傷するぐらいの熱さになってしまうことにあります。

青森県の気候を考えると朝は寒く、昼は暖かいなど、寒暖差が激しい地域となりますので、水濡れによる反りや腐食が起こりにくいYKKAPのリウッドデッキ（人工木デッキ）がオススメです。

建築確認申請の流れ（青森市の場合）

「都市計画区域内」や「防火地域・準防火地域内」では、面積による除外規定が当てはまらなくなります。そのため、屋根付きのウッドデッキを設置する場合は建築物として扱われるようになるので、必ず建築確認申請が必要となります。

都市計画区域や防火地域・準防火地域に該当しているのかわからない場合は、青森県が公開している都市・まちづくり＞都市計画｜青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Governmentを参照するか、各自治体に問い合わせることをおすすめします。

青森県の建築確認申請に関する問い合わせ先

・東青地域県民局地域整備部建築指導課

　電話：017-728-0226

・三八地域県民局地域整備部建築指導課

　電話：0178-27-5157

・中南地域県民局地域整備部建築指導課

　電話：0172-32-3801(建築指導課直通)

・西北地域県民局地域整備部 建築指導課

　電話：0173-35-2117

・上北地域県民局地域整備部建築指導課

　電話：0176-22-8111

・下北地域県民局地域整備部 建築指導課

　電話：0175-22-8581（内線400・401・402）

参照：確認申請等（確認申請、中間・完了検査など） - 青森県庁ホームページ