ウッドデッキの耐用年数はどれくらい?
少しずつ暖かい日差しが出てきて、春らしくなってきましたね。
春になるとお庭で過ごすことも多くなるようで、ウッドデッキについてのお問い合わせやご注文も徐々に増え始めました。
そんななかでよく頂くご質問がこちら。
「ウッドデッキってどれくらいもつの?」
つまりは耐用年数がどれくらいかということですね。
特に屋外での使用シーンが前提となるウッドデッキですので耐久性のあるものはなにかというのは非常にきになるところです。
そもそもウッドデッキといってもその種類は様々です。
特に材質によって耐用年数も大幅に違ってくるため、一概に「これくらいもちます!」とは言えません。
ウッドデッキは大まかに分けて3種類の材質に分けることができます。
1:ハードウッド
1:ハードウッド
天然の木材の中でもウッドデッキによく使用されるのがハードウッドです。
「ウリン」や「イタウバ」「イペ」など木材によって価格や風合いが変わるのが特徴です。
もちろん雨による腐食やシロアリなどの害虫に強い木材もあるので屋外での使用には比較的向いています。
価格としては規格品ではないため、工務店によってかなり幅がでます。
当店では取扱いはない商品ですが、天然木がいいといわれるお客様には人気の商品ですね。
耐用年数としては20年ほどといわれています。
2:ソフトウッド
2:ソフトウッド
ハードウッドと同じく天然木のデッキ材です。
有名なものは「レッドシダー」「SPF」といったところでしょうか。
SPFなどはホームセンターなどで販売されているデッキ材ですね。
価格もハードウッドに比べて抑え目で、DIYでデッキを作成される方がよく使われる印象です。
ただハードウッドに比べればその耐用年数は10分の1ほど、約2年ほどになってしまいます。
理由はやはり水による腐食や虫食いです。
メンテナンスをすれば多少は耐用年数も持ちますが、そこまでしてもハードウッドには劣ってしまいます。
正直なところ、長く使用するならソフトウッドはオススメできません。
3:人工木材
3:人工木材
人工木・樹脂木と呼ばれるデッキ材です。
こちらは上記2つとは違い、天然木ではありません。
そのため天然木の風合いなどが好きな方にはオススメはできませんが、実用性重視の方には非常にオススメです。
木粉と樹脂材を混ぜ合わせて作られた素材のため腐食や害虫にも強いのが特徴で、さらにメンテナンスも必要なくお使いいただけます。
難点としては樹脂の成分が入っているため、夏場などは天然木に比べてデッキ材が熱くなりやすいという点でしょうか。
耐用年数としては20年以上といわれています。
価格も工場で製造されるメーカー品のため、手の届きやすい価格で販売されています。
まとめ
まとめ
ウッドデッキは材質によって価格も耐用年数も違います。
用途や希望にあったデッキ素材をお選びくださいね。