実は簡単!カーポートを自分で修理する際に注意すべき3つのポイント
車を雨や風、汚れなどから守る役割を果たすカーポートですが、いざというとき壊れて大事なクルマまで傷つけてしまっては本末転倒です。
そこで自分でできるカーポートの修理についてご紹介します。
ポリカーボネート屋根であればパネル交換もDIYでも対応できる
ポリカーボネート屋根であればパネル交換もDIYでも対応できる
カーポートがその役割を果たすうえで重要なのが、屋根部分。
ポリカーボネートの屋根で、パネル数枚に穴が開いたり割れたりした程度なら、DIYで修理できることもあります。
ちなみにポリカーボネートのパネル1枚の交換を業者に依頼した場合の費用相場は、20,000円~30,000円といったところでしょうか。
高いと思われる方もいらっしゃると思いますが、カーポートを一部解体して再組立てするので半日ほどはつぶれてしまいます。
そのためカーポートなどの施工費の2分の1から3分の1ほどが相場になってきてしまいます。
これをDIYでやるなら、パネル材の種類にもよりますが、材料費の数千円程度で収まります。
手順をご説明しますね。
交換するパネルは長さ・幅・厚みを採寸
ポリカーボネート製の屋根パネル交換は、それほど難しい作業ではありません。
パネルに穴が開いた場合もその穴を塞ぐ方法はありますが、DIYならパネルを新しいものに交換する方法がおすすめです。
パネル交換は、パネルを屋根から取り外して長さ、幅、厚みを採寸します。パネルが砕けて採寸できない場合は、他のパネルを外してサイズを測ってください。
屋根押えを工具を使って外す
ポリカーボネートの屋根は大きく分けて、屋根押えがビスで留まっているタイプと、ビスなしで押し込まれているタイプがあります。
ビスタイプならビスを外し、押し込みタイプならドライバーなどでこじ開けるようにして屋根押えを外します。
パネルを取り付ける際は必ず表裏にご注意を
屋根押えに新しいパネルを取り付けます。
ポリカーボネートのパネルには表裏があるので、必ず太陽に当たる面を上にしてください。
逆だと、パネルの劣化が早まります。
また、パネルについている保護シートは取り付け後に外すようにしましょう。そうすることでパネルに傷をつけなくて済みます。
ポリカーボネートを切断する時に備えて丸鋸を用意しておく
カーポートを設置した際のメーカーの仕様書があれば、作業のコツがわかる場合があるので探してみてください。
ただ、仕様書があったとしてもその通りに施工されているとは限らないので注意してください。
例えばサイズを調整するために、カーポートを切断加工して設置している場合などです。
もし破損した屋根パネルがその加工部分だった場合、既製品のサイズでは対応できないケースも考えられます。
その場合は採寸したサイズに合わせて購入したパネルを切断しなくてなりません。
ポリカーボネートは丸鋸を使えば簡単に切断できますが、板厚が熱くなると発熱で融着することがあります。
冷やしながらゆっくり切断するのが効果的です。
経年劣化している場合はDIYではなく全て交換
屋根が破損する原因は、自然災害のほかに劣化が挙げられます。
パネル破損の原因がこの劣化による場合は、破損した数枚だけ交換してもすぐにほかのパネルも破損する可能性があるので屋根パネルの全てを交換した方がよい場合があります。
パネル全てを交換する場合や、柱や梁の歪みや損傷、接合箇所が乖離していた場合なども、業者に依頼する修理の範疇です。
自分で修理できるかどうかを見極めよう
自分で修理できるかどうかを見極めよう
カーポートが壊れたとき、費用負担ゼロ円で修理ができるケースもあります。
これは、火災保険の「風災・雪災・ヒョウ災」補償の保険金を修理費用に充てる場合です。
保険会社によって違いはありますが、被害原因が補償項目と認められれば保険金が支払われます。
まずはご自宅の火災保険を確認してみることをおすすめします。
まとめ
まとめ
ポリカーボネートの屋根パネル交換は難しい作業ではありませんので、ぜひトライしてみてください。
ただし、自分でできそうかの判断が難しい場合は専門の業者に相談することをおすすめいたします。
ネットショップキロではお客様のお問い合わせに迅速かつ的確にご回答させていただいております。
判断が難しいなと思われる場合はこちらからお問い合わせください。
また屋根材の交換のみでは工事を行っていませんが、カーポート本体が老朽化してしまい交換が必要になる場合には交換工事は行っております。
カーポートの大きさや素材によって価格が異なってきますので是非無料の現地調査をご検討くださいませ。