徹底比較!カーポートとガレージどっちがおすすめ?
車を雨風から守ってくれるカーポートやガレージ。
これから建てようとする場合になにかと迷う選択肢です。
正直なところどちらがいいのでしょうか?
それぞれを見比べてお話しさせて頂きます。
カーポート | ガレージ | |
---|---|---|
メリット | 1:安い 2:敷地に合わせやすい 3:施工期間が短い |
1:防犯性が高い 2:雨が吹き込まない 3:室内空間を造り出せる |
デメリット | 1:雨が吹き込む場合がある 2:防犯性は低い |
1:価格が高い 2:建築確認申請が必要 3:加工ができない |
価格帯 1台用 | 工事込 10万円~ |
工事込 45万円~ |
価格帯 2台用 | 工事込20万円~ |
工事込み100万円~ |
ガレージについてのまとめ
ガレージについてのまとめ
一般的にエクステリア業界での「ガレージ」というのは、屋根と壁とシャッターで四方をおおわれているものを言います。
お家の1F部分がガレージのようになっている住宅を売りにされているハウスメーカーさんなどもありますが、今回は後付するカーポートとの比較のなので解説は省略します。
メジャーなものでいうと「100人乗っても大丈夫!」のCMで有名なイナバ物置のガレージなどですね。
ガレージのメリット
ガレージのメリット
外からの人の侵入を防げる!
ガレージの最大の特長は「外からの侵入を防げる!」という点ではないでしょうか。
頑丈なシャッターと壁で防犯性は抜群で、大事なお車の保管にはもってこいの商品だと思います。
特に高級車をご自宅に駐車されている方は、それにふさわしいガレージも必要です。
カーポートとアップゲートだけでは心もとないという場合には特に最適な商品です。
雨風も完全に防げる!
カーポートに比べて四方を完全に覆われているため、雨風を完全に防げます。
そのため洗車回数などは当然少なくてすみますし、台風などの自然災害にも強いので安心です。
シャッターも昔のものは開閉するのにかなりの力が必要でしたが、現在のモデルはホントに軽くなっています。
電動シャッターの場合は、センサーなどを使った安全性確保ができるなど安心して使っていただけます。
室内のような空間を造り出せる!
室内のような空間を作り出せることも魅力的です。
工具や取替用のタイヤなどの保管もでき、作業途中に突然雨が降ってきても中断する必要もなく、悪天候時に「スタッドレスタイヤに変えないと!」という場合でも作業がしやすくなります。
窓や棚を付けたり、屋根を断熱仕様にしたりもでき、さらには照明も取り付けられるなどオプションも豊富です。
ガレージのデメリット
ガレージのデメリット
価格が高い
カーポートに比べてガレージは費用が掛かります。
具体的には安いものでも100万円近くかかってきます。
正直なところ「お求めになりやすい価格」とはとてもじゃないけどいえないです・・・。
また古くなってしまった、破損してしまったなどで要らなくなってしまった場合、撤去しようと思ってもこれにも費用がかかります。
サイズが大きい
サイズが大きいというのはメリットではあるもののデメリットにもなってしまいます。
現場での切り詰め加工はほぼ不可能なため、敷地にあったものを作るには特注品しかできません。
また四方すべてにスペースが必要なため、十分な敷地がないと建てられません。
サビには弱い
各メーカーはサビ対策のため塗装などでしっかりと対応しているのですが、それでもキズが付いた部分や経年劣化からのサビなどはスチール製である以上避けられないのが実情です。
カーポートについてのまとめ
カーポートについてのまとめ
ガレージに比べてこちらはかなり一般的に普及している商品です。デザイン性の高いものも多数販売されており、住宅の雰囲気によって商品を選べるのも特長です。
基本的には屋根と柱で構成されており、簡易的な屋根としての利用ならこれで十分というお客様も多数いらっしゃいます。
直射日光や雨・風などもガレージほどではないものの、防ぐことが出来ます。
サイドパネルやサポート柱などのオプションもあるため、その効果を補うことも可能です。
カーポートのメリット
カーポートのメリット
価格が安い!
ガレージと比べた場合の最大のメリットはやはり価格にあります。
安価なもので施工を含めて10万円ほどで購入できますし、それでいて屋根としての効果が見込めるという点ではコストパフォーマンスが高いといえます。
加工がしやすい!
屋根をナナメにしたり、互い違いにしたりなど敷地にあった特殊な加工ができるものもあり、さらに屋根と柱だけという構造上施工できるスペースが狭くても柱さえ建てることが出来れば切り詰めなどで対応することができます。
室内のような空間を造り出せる!
多くのカーポートはアルミメーカーが製造・販売しているため、エクステリア商品の大敵であるサビに強いのもいいですね。
不必要になったり、車を買い替えたりして高さが合わなくなったりした時の撤去も簡単です。
カーポートのデメリット
カーポートのデメリット
耐久性は弱い
サビには強いアルミのカーポートですが、柱で支えているだけなので大型の台風などがくると倒れてしまったりすることもあります。
また多くの方が目にするとは思いますが、強風のあとなどは屋根材が飛んでいたりするなどもあり、天災に強いという点でいえばガレージに軍配があがります。
気密性がない
サイドパネルなどで横を隠したとしても、四方をおおわれているガレージにはかないません。
高級車などを駐車されている方にとっては防犯性という点でも不安が募るのではないかと思います。
まとめ
まとめ
実際に比較してみましたが、簡単にまとめると「ガレージは価格が高い分、防犯性・耐久性に優れ、カーポートは(ガレージと比べ)価格は安いが、屋根としての効果のみとなる」ということですね。
どちらも一長一短ありますが、簡単に車をとめる為の屋根が欲しいという方ならカーポートの方がいいのではないでしょうか?
予算と必要性をお考えの上、ご購入いただければ後悔しないお買いものができると思います。
カーポートの概算価格が知りたい場合は見積もりシステムをご利用ください。
またガレージとカーポートどっちがいいんだろう?
現地で実際に話を聞きたい!という場合は現地調査も無料で行っております。
その他ご不明な点などありましたらエクステリアのプロがしっかりとご説明させて頂きますのでご安心ください。