そんなバカな!2台用なのに片側支持の三協ダブルフェース
2台用のカーポートが欲しいけど、両側に柱がきて車の出し入れに不便だし、柱が多いと圧迫感あるなぁ。
そう思ってなかなか設置できないという方向けに、このカーポートを見たら誰もが驚く2台用カーポート『三協アルミ ダブルフェース』のご紹介です。
私もこの業界に15年以上携わっていますが、こんなカーポートは初めて見ました。
その理由は、何と言っても2台用のカーポートなのに柱が片側にしかないのです!
多分、私以外でも業界の関係者の方はビックリされたと思います。
そんなダブルフェースとはどんなカーポートなのか、早速見ていきましょう!
ダブルフェースは2タイプから選べる!
ダブルフェースは2タイプから選べる!
ダブルフェースはその名の通り2つの顔を持つカーポートです。
側面支持タイプ
まずは側面支持タイプです。
柱が左右どちらかの側面にあるためにこう呼ばれます。これが驚きの理由です。
エクステリア業界でも初めてのこのデザインは発売開始から瞬く間に噂が広がり、人気商品へと登りつめました。
2台用で柱が片側にある必要はないのではないかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、上図のような場合はどうでしょう。
2台用の車庫があってその横がアプローチになっているパターンです。
従来の4本柱(両側支持)のカーポートでも人の通りには影響はありませんが、車の出し入れはかなり楽になるのが分かりますよね。
また、柱がないことによってお車の乗り降りもドアを意識しなくていいので楽になります。
使ってみなければ分かりにくいのかもしれませんが、まだカーポートを設置していない方はこれも参考にしてみてください。
背面支持タイプ
次は、背面支持タイプです。
ダブルフェースという名前の由来はここから来ています。
側面支持タイプを90°向きを変えただけなのですが、背面に柱が来ることによって全く違うカーポートに見えませんか?
最近は色々なメーカーさんが後方支持タイプのカーポートを発売されていますが、ダブルフェースのように左右が完全に空くものはありません。
背面支持タイプは例えばこんな敷地に対応します。
すぐ横の玄関への動線を確保できます。
またお車に乗って発車させる際に左右の柱がないので見晴らしがよく、安全確認もしやすいというメリットがあります。
ただしこれに似たタイプで後方支持タイプという商品も多くのメーカーから登場しています。
そういった点からやはり側面に柱を設置するという仕様がこのダブルフェースの真骨頂だといえそうですね。
強度もしっかり!
強度もしっかり!
便利なのは分かるんだけど、どう見ても強度的に不安だ思われる方が多いのではないでしょうか?
ご安心ください。
ダブルフェースは耐風圧強度が38m/秒相当を実現し、耐積雪強度は20cmを誇ります。
そんな強度を保つ理由は、3本の柱と上吊りアームです。
このアームはお住い全体に影響を与えるほどのインパクトを残すデザイン性だけでなく、屋根全体を支える大切な役割を担っているのです。
カラー展開が豊富すぎる!?
カラー展開が豊富すぎる!?
本体の色はシンプルモダン調のサンシルバー・アーバングレーの2色展開です。
さらにオプションとして木調屋根枠を採用。
飾らない無機質なシルバー系の本体とナチュラルテイストの木調が合わさることにより、一気に温かみのあるカーポートに早変わりします。
側面支持の場合は側枠に、背面支持の場合は前枠にそれぞれ木調枠が付きます。
屋根材の種類は3種類
屋根材は、ポリカーボネート板・熱線遮断ポリカーボネート板・熱線遮断FRPかすみ調DRタイプがあります。
それぞれに特徴のある屋根材ですが、どれも衝撃強度・紫外線カットなどは共通して秀でているので間違いないと思いますが、この中から私があえてお勧めするのは熱線遮断ポリカーボネート板です。
車庫の屋根として使う以上、真夏の車内温度の上昇は抑えたいところですよね。
熱線遮断FRP板でもいいのですが、価格面を考えると熱線遮断ポリカーボネートでも十分なのではないでしょうか。
サイズについて
サイズについて
基礎について
ダブルフェースはその構造ゆえに基礎がかなり大きな設定(1900×900)になっています。
片側だけで屋根を支えているのでこれは仕方ないことです。
当店でも施工をさせていただいたことがあるのですが、やはりしっかりした基礎で施工させていただきました。
この場合、使用するコンクリートはかなりの量になりますので、本体組立費のほかに基礎代も別途かかります。
また現場の土地の状況によってはこれだけの基礎の大きさを確保できない可能性もあります。
その場合には基礎を変形させ同じ体積を確保できるようにしないといけません。
現地にあわせて価格を算出する必要がでてきますので、現地調査の上ご案内をしております。
屋根サイズ
屋根のサイズは側面支持タイプと背面支持タイプで少し変わります。
側面支持タイプの場合は間口と奥行は図面通りとなりますが、背面支持タイプの場合は間口と奥行が入れ替わります。
こちらも現地調査の際にどちらの柱タイプをご希望かお話いただけますとよいご提案ができるでしょう。
便利なオプション
便利なオプション
特殊なカーポートなのですが、かなりたくさんのオプションが用意されています。
着脱式サポートセットは風当たりの強い地域にお住いの方にはとても有効なオプションです。
しかし、背面支持タイプの場合は使用しにくいかも知れません。
案外うれしいのが竿掛けセットではないでしょうか。
カーポートの柱に取り付けて使用するのですが、衣服などの普通の洗濯物はベランダなどに干すことが多いと思いますが、洗車などに使用したタオルなどを干すことができます。
また、私はマリンスポーツが好きなのですが、ウェットスーツなどは水洗いした後に陰干しにしないと傷んでしまうので干す場所に困るんですよね。
それがこんな大きなカーポートの下なら大きな影ができていますし、しずくが垂れても平気なのでうってつけですね。
側面パネルですが、これも側面支持タイプの場合に特に有効でしょう。
いくら開放的なカーポートでもプライバシーを守りたいことはありますから、外部から見られたくないと思われる場合にはお勧めします。
また、雨の吹き込みも軽減できますので事情に合わせて設置して頂ければ良いかと思います。
価格はどれくらい?
価格はどれくらい?
価格については一般的な2台用のカーポートの約3~4倍程度になります。
柱の強度を出すためのアルミ使用量が多いことと、これだけの商品を工事するための労力がかかることが理由です。
どれくらい高いのか気になる方は当店の概算見積もりシステムで是非ご確認ください。
また実際に設置したい。
設置に関する相談をしたいという方向けに無料で現地調査を行っております。
プロのご提案が聞きたいという方はこちらからお申込みください。