ウッドデッキのシロアリ発生を防ぐ4つの対策方法
ウッドデッキはとても便利で素敵な空間なのですが、シロアリの被害によってボロボロになってしまったという、悲しい声も少なくはありません。
条件によっては、ウッドデッキはシロアリに適した環境になってしまうのです。
そこでこちらでは、ウッドデッキにシロアリが発生する原因と、シロアリの発生を防ぐ方法を4つご紹介します。
ウッドデッキにシロアリが発生する原因は主に2つ
ウッドデッキにシロアリが発生してしまう原因は大きく分けて2つあります。ウッドデッキにシロアリが発生する原因は主に2つ
1. ウッドデッキは湿気が多くジメジメした環境になりやすい
まず1つ目の原因は、ウッドデッキがシロアリの好む「湿気が多い・ジメジメしている」という環境になりやすいことです。
太陽の光が当たらない、雨水がある場所などは、とにかくシロアリの大好きな場所です。
*湿度が高い地域
*雨が多い地域
*天然の木でつくられたウッドデッキ
この3つの条件に当てはまると、ウッドデッキにシロアリが発生しやすくなります。
2. ウッドデッキは地面と直接接している
2つ目の原因は、地面とウッドデッキが「直接」接していることです。
地面を這っているシロアリや地中にある巣から上ってきたシロアリが侵入しやすくなっているのです。
シロアリがウッドデッキに侵入してきて、「この場所は環境がいい」となれば、そこに住みつくようになり、ウッドデッキがボロボロにされていきます。
シロアリを発生させないための4つの対処法
シロアリを発生させないための4つの対処法
シロアリの恐ろしい所は、1年で3本分の柱を食い尽くしてしまうという力です。
ウッドデッキに一度でも侵入されてしまうと、シロアリの被害がどんどん広がっていきます。
被害を防ぐためにはシロアリ対策をして、確実にウッドデッキに寄せ付けないようにするのが重要です。
以下で実際に、シロアリを発生させないための4つの対処法をご紹介します。
1. 日当たりの良い場所にウッドデッキを設置して湿気に気を付ける
シロアリはとにかく湿気が大好きなので、木材が濡れて「食べやすい状態」になっていると、被害がどんどん広がっていきます。
つまり、太陽の光が当たらない、雨水が浸水してくる、という環境にあるウッドデッキは、シロアリの集まる場所になってしまいます。
そこで、ウッドデッキを「日当たりの良い場所」に置くことが1番重要なポイントとなります。
また、雨水の浸水を防ぐ方法として「防水塗料」を定期的に使って対処をしていきましょう。
2. 防虫剤を使いシロアリが住みつくのを予防する
ウッドデッキの素材が「ソフトウッド」の場合には、「防虫剤」を使うようにしてください。
シロアリが住みつくのに、風化している木材は最適な環境と言えますので、定期的なメンテナンスもしっかりと行いましょう。
3. シロアリの巣になりかねない木材を庭に置かないようにする
最近増えているDIYですが、庭に木材を放置する人が多いようです。
屋外に木材を置いておくと、「シロアリの巣」になってしまう可能性が高くなります。
放置された木材を巣にして、床下から家の中に侵入することもありますので、不要になった木材を屋外に放置しておくことはやめましょう。
4. 定期的にメンテナンスを行い事前に被害を防ぐ
ウッドデッキを定期的にチェックして、シロアリが侵入・発生する状態になっていないかを確認しましょう。
確認項目はこちら。
*木を叩いて「空洞音」がしないかどうか
*ギシギシという音がしないかどうか
*表面やワレメに土の塊はないかどうか
もし怪しいなと思う所があれば、シロアリが発生している可能性があるので、専門業者に調査を依頼するといいでしょう。
シロアリが発生してしまったらプロの駆除業者に依頼することが大切
もしシロアリが発生してしまったという場合、「市販されている殺虫剤」は使わないようにしてください。シロアリが発生してしまったらプロの駆除業者に依頼することが大切
市販の薬剤を使っても素人ではうまく対処できず、結果シロアリが警戒して新しい巣が作られ、被害が広がってしまう可能性があります。
シロアリが発生してしまったら、「プロの駆除業者」に依頼をして、的確にシロアリを駆除してもらいましょう。
ウッドデッキを作る時はシロアリに注意!
ウッドデッキはとても素敵な空間ですが、シロアリに侵入されるとボロボロになって使い物にならなくなります。ウッドデッキを作る時はシロアリに注意!
快適に使えるウッドデッキを保つために、定期的にメンテナンスをしたり、自分で確認できる所はしっかりとチェックをしていきましょう。
また、もしシロアリが発生してしまった場合には、できるだけプロのシロアリ駆除業者に依頼をして、適切にシロアリを駆除してもらう事が望ましいでしょう。
自分で対処すると、シロアリ被害を拡大させる可能性もあるので注意してください。