ウッドデッキの寿命とは

天然木の耐久性と経年変化

庭に木目があるだけで、雰囲気が一気に変わるウッドデッキ。

実は手入れひとつで、ウッドデッキの寿命を延ばしたり、反対に早めてしまうことをご存知でしたか？

今回は、ウッドデッキの寿命についてご紹介します。

・ソフトウッド

針葉樹からつくられる木材の総称を「ソフトウッド」といいます。

DIYする場合は低価格なのでウッドデッキに使用されることもありますが、耐久性はそこまで高くありません。

そのため、腐食を防ぐ処理をしている材料を選ぶことが大切です。

ウッドデッキは屋外にあり、常に雨風にさらされているので、メンテナンスを怠ると腐食があっという間に進み、傷んでしまいます。

ソフトウッドをウッドデッキ材にすることは避けたいところですが、使用する場合は、腐食に対する処理やメンテナンスを欠かさずにしましょう。

・ハードウッド

熱帯広葉樹から作られる木材の総称を「ハードウッド」といい、高耐久性木材ともいいます。

木の密度が高く、とても硬くて重いので腐食が起こりにくく、湿度にも強いので寿命が長くウッドデッキに最適な木材です。

ハードウッドは時間が経つにつれてグレーがかった色に変化していくのも魅力的です。

色の変化があっても強度に変わりはないので安心です。

中でも、「ウリン」という木材が最強と言われており、害虫にも強く木材の反りや割れなども少なく、天然木なのにメンテナンスが不要なのです。

人工木の耐久性と経年変化

木粉とプラスチックを混ぜて作られた人工木は、耐久性に優れており腐食が起こらないように開発されたものです。

加工しやすくメンテナンスも楽で防腐処理などがいりません。

そのため安全性も高く長持ちするので非常に人気を集めています。

また、天然木のように色が変化していくなどの経年変化はほとんどありませんが、日ごろのメンテナンス次第では、汚れが付着することによって色が変わってしまうことも。

また、古くなると混ぜられたプラスチックがもろくなり割れてしまうということもあります。

まとめ

ウッドデッキは直射日光や雨風に常にさらされており、時間が経つにつれて古く変化していきますので、設置する時には耐久性や経年変化などが気になるポイントですよね。

腐食は木材に溜まった水分によっておこるので、水に強い木材がおすすめです。

また、加工をきちんとしてあるものを選ぶことも大切なポイントです。

天然木は経年変化によって色が変化していき、元に戻すことはできませんが、それも魅力の一つですね。人工木は腐食しないので長持ちしますし耐久性も高くて人気の次世代木材です。

メンテナンスのしやすさやウッドデッキとしての寿命など、それぞれに特徴がありますので、ご自分の好みやライフスタイルに合ったデッキ材を選び満足のいくものに仕上げてみてください。

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