初めてのウッドデッキの選びかた
ウッドデッキにはどんな種類がある?
ウッドデッキには「天然木」と「再生木(樹脂木や人工木とも呼ばれています)」の2種類があります。
天然木は、さらに「天然木のソフトウッド」「天然木のハードウッド」に分かれ、ソフトウッドは比較的安価で購入することができ、
施工ものこぎりなどで行うことができるので、DIYでウッドデッキを作りたいという方におすすめです。
しかし、定期的に防虫や防腐のメンテナンスが必要で、メンテナンスを怠ってしまうと5年ほどで大きく劣化してしまうこともあるため注意が必要です。
ハードウッドは耐久性が高く、途中塗装などは必要ですが、20年ほどはメンテナンスをしなくても問題ないと言われています。
しかしハードウッドは、材料費が高い点とプロでも加工が難しい点がネック。DIYには不向きといえるでしょう。
再生木は、主にプラスチックと木粉を原料として作られているため、腐食や腐敗に強く、メンテナンスも簡単です。
加工が簡単なため、DIYする方にもおすすめです。しかし、やはり人工的に作られたもののため、天然木と比べると木のぬくもりを感じにくいでしょう。
また、熱を吸収しやすいため、夏場に子供を遊ばせたい!という方は、一度専門業者に相談をしたほうがいいかもしれません。
使用用途を考えよう
ウッドデッキにはさまざまな種類があることがわかりましたが、
種類を決めるためには、ウッドデッキをどのように使用したいのかを考える必要があります。
価格や見た目を優先してしまうと、結局思っていたようには使えずに宝の持ち腐れになってしまうので、まずは使用用途を考えましょう。
・子どもの遊び場にもなる広々としたウッドデッキ
・洗濯物を干すスペースとして使用できるウッドデッキ
・テーブルやチェアーを置いてティータイムを楽しめるようなくつろげるウッドデッキ
・家族や友人を呼んで皆で楽しめるウッドデッキ
「用途は設置してから考えれば良いのでは?」と思われる方もいるかもしれませんが、使用用途に応じてウッドデッキのサイズは変わるものです。
やみくもに設置するのではなく、用途を明確にしてからサイズを検討することをおすすめします。
用途に見合ったサイズの選びかた
・子どもの遊び場
子どもが遊ぶことを想定すると、サイズは少なくとも1.5間×7尺(約2.72m×約2.1m)程度は欲しいところです。
これほどのサイズであれば、夏にはビニールプールを広げて水遊びをすることもできるでしょう。また、走り回って転落しては大変ですので、フェンスを付けることをおすすめします。
・洗濯物干しスペース
毎日使用するスペースは、いかに使いやすくするかが重要なポイントの1つです。そのため、洗濯スペースとして頻繁に使用するウッドデッキは、できるだけ段差をなくすように作りましょう。
出入りが楽になるだけで、毎日の洗濯が快適になるはずです。
おすすめサイズは、2.0間×6尺(約3.6m×約1.8m)。物干しやハンガーなどの長さを考え、竿の両端からでも干せるようなゆとりがあると、洗濯物が干しやすくなります。
・ガーデンファニチャーを置きたい
テーブル・チェアーなどの家具を設置したい場合、少なくとも1.5間×6尺(約2.72m×約1.8m)のサイズは欲しいところです。
庭の広さに余裕があるのであれば、設置したい家具の大きさを逆算して、ウッドデッキのサイズを検討してもいいかもしれません。
・みんなでバーベキューがしたい
4人掛けのテーブルを置く場合、2.0間×11尺(約3.6m×約3.3m)の大きさがあればゆったりと楽しむことができるでしょう。
庭にコンロを置いてウッドデッキには座るだけ、という場合は、1.0間×4尺(約1.8m×約1.2m)ほどあれば十分です。
ステップなどを取り付ければ、部屋への行き来も楽にできます。
ウッドデッキはさまざまな用途で利用できるため、生活空間が広がります。
ウッドデッキを設置することで部屋が1つ増えたと考えると、嬉しくなりませんか?ウッドデッキのある快適な暮らしを楽しんでみてくださいね。
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