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投稿日:2015/04/07    更新日:2023/06/20


プロが教える!YKKAPリウッドデッキ200の底力!




こんにちは。 ネットショップキロ ウッドデッキ専門店の山内です。
先日、YKKAPの担当者の方とお話をする機会がありまして、「キロさんのおかげでリウッドデッキの売上が大きくあがったよ。ありがとう!」なんて嬉しいお言葉を頂きましたので、YKKAPリウッドデッキ200についてのお話をします。
デッキフェンスやステップのラインナップなどはカタログにも大きく書いてありますので、プロならではの少しマニアックなことを中心にお話ししますが、私なりに分かりやすく説明しますので、よろしければ最後までお付き合いください。



各メーカーさんが樹脂木・人工木のデッキを製造されていますが、基本的な作り方は木粉と樹脂を混ぜて作ります。
YKKAPの樹脂木・人工木(YKKAPは“リウッド”の名の通り、再生木と呼んでいます)は木粉を約50%も使用し、ポリプロピレンという樹脂を溶かして混合します。
YKKAPのリウッドデッキ200はこの「ポリプロピレン」に大きなこだわりを持っています。
ポリエチレンやポリ塩化ビニルなども素晴らしい樹脂素材なのですが、あえてポリプロピレンを使うのはポリエチレンなどと比べて熱に強く丈夫だからだそうです。
木粉とポリプロピレンを混合したものを接着剤を使うのではなく、押し出し成型します。
出来上がったばかりのデッキ材は非常に熱いため冷却水で冷やす工程があります。
その冷却水もしっかり浄化しながらの作業だということ。
さらに、表面仕上げや加工などで出た材料は分別してリウッドとして再利用するとのこと。
無駄なく使用し、環境にも優しい。

さすが「メイドインジャパン」。
日本製の細かい心遣いとこだわりを感じます。

リウッドデッキ200のデッキ材のサイズは、幅197mm 高さ30mmです。

このサイズに秘密があります。

リウッドデッキ200が発売されたのは2010年だったと思います。
その前はリウッドデッキⅡという商品名で販売されていて人気もかなりありました。
ただ、樹脂の特性上仕方ないのですが、温暖差が激しいと反りなどの事象が出ることが何度かありました(それでも初期の商品と比べれば雲泥の差でしたが)。

そのリウッドデッキⅡのデッキ材のサイズは幅は少し狭いですが、高さは倍くらいあったと思います。
そのデッキ材より薄くしてしまったので、反りなどが余計に出てしまうのではないかと非常に心配していましたが、そんな心配はまったく無用でした。
デッキ材の高さは低くなったものの、デッキそのものの厚みを持たせていますので、反りということについてはかなり改善しています。
もっと言えば、ほとんど反りの心配はないのではないかと思います。

デッキ材のサイズにはの秘密があります。
それは、床下が見えない構造にしたということ。

どういうことかといいますと、デッキ材自体は197mmでデッキ一枚一枚のピッチは200mmに設定されています。
従来品(リウッドデッキⅡ)はデッキ材とデッキ材の間に留め金具を入れてデッキのすき間からドライバーで固定していました。
するとどうしてもドライバーの頭の部分が入るようにすき間を大きくしなければいけませんでした。
そこで、留め金具の取付方法を変更し、さらにデッキ材の合わせ部分をカギ状にすることによってデッキのすき間から物が落ちないようにしたのです。
カード状のものがデッキの下に落ちてしまった場合、デッキのサイズによってはあきらめなければなりませんでしたが、リウッドデッキ200なら落ちることすらないのです。

これはウッドデッキを使ったことのある人ほど、飛びつくネタなんですけど、いかがでしょうか。

あとひとつ補足しますと、デッキ材の高さが低い事のメリットが、「加工しやすい」ということ。とくに斜めにカットしたりとかアール(曲線)にカットするときに、デッキ材の高さが小さければ小さいほど加工がしやすいのです。
加工がしやすいということはお客様のいろいろなご要望にもお応えできることが多くなるのです。



YKKAPリウッドデッキ200はサイズバリエーションが豊富です。
特に出幅(奥行)の設定は、3尺(920mm)~10尺(3020mm)まで300mmごとに細かく設定されており、さらに12尺(3620mm)という長尺サイズも用意されています。
サイズがたくさんあると何がいいかと申しますと、サイズ設定が細かければ細かいほどお客様の敷地に合わせやすくなり、加工費(カット費)が要らなくなります。
販売・施工する私どもからすれば、加工費ですこしでも売り上げを上げたいところですが、YKKAPさんはお客様のことを考えてこの設定にしたとのことです。
また、束柱(デッキの柱)の種類も5種類もあるのはリウッドデッキ200だけです。
これは高さの違いなのですが、それぞれSタイプ(550mm)、Uタイプ(700mm)、Tタイプ(400~550mm)、Hタイプ(550~700mm)、Lタイプ(850~1000mm)となっており、これもなるべくお客様に加工費がかからないようにというメーカーの考えだそうです。



オプションといいましても、リウッドデッキフェンス(1型~8型)・リウッドデッキ門扉、シンプルモダンデッキフェンスのことではなく、「メンテナンス用デッキ材押さえ金具」というマニアックなオプションです。
リウッドデッキは、端から端に向かってデッキ材を取り付けていくのですが、真ん中あたりに何かあった時にいちいち端から取り外すのは大変です。
そこで、メンテナンスなどを見越してデッキの途中にこのオプションを取り付けておくのです。
マニアックすぎてスミマセン。
ただ、これがカタログに大きく出ているのがすごいと思いました。

つぎのオプションは「デッキ材小口隠し」です。
通常、デッキ材の小口部分は幕板で隠すのですが、デッキ材一つ一つにキャップを取り付けることによって、かなりスッキリとした仕上がりになります。
見た目以外だと壁から壁にデッキを横張りにしたい場合に、幕板が取り付けられないので先にキャップを取り付けておいてからデッキ材を固定すれば、小口が出ずに済みますので、案外活躍の場が多いオプションです。

次に、「ノンレールサッシ対応部材」。
YKKAPさんがサッシでも一流メーカーということもあってのオプションです。
最近の住宅はノンレールサッシの建物が多くなってきたので、一般的にはサッシの下にデッキが潜るように設置していたウッドデッキをノンレールサッシの高さに合わせて施工できるようにしたオプションです。

次は「壁側目地カバー材」。
リウッドデッキ200を設置する際、後々のデッキの伸縮を予想してウッドデッキと建物の壁との間に8mmほどのすき間を開けるのですが、そのすき間から物が落ちたり、小さなお子様がけがをしないようにカバー材を取り付けてすき間を隠します。

次は、「点検口」です。
デッキを設置する場所に雨水枡や集水桝などがある場合に、デッキの下にもぐって作業しなくてもいいように、先に点検口を付けておくことができます。
これは後付けができないオプションなので、設計の時点で取り付けておかないといけません。

最後に、「床下囲い」です。
デッキの下に猫等が入らないようにしたいとか足元が寂しいので囲って意匠性をよくしたい等、お問い合わせが多いオプションの一つです。
デッキの高さによって使う枚数が違いますので、ご注文の際はご注意くださいね。


いかがでしたでしょうか。
リウッドデッキ200の少しマニアックなところをご紹介させていただきましたが、少しは参考になりましたでしょうか?
少しでも皆様のウッドデッキの検討材料になれば幸いです。

エクステリアキロ 工事専門店ではウッドデッキの現地調査から工事までは全国対応しております。
現地調査からお見積りご提示までは無料にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせいただけますと幸いです。

またウッドデッキの概算見積もりをWEB上で簡単に取れますのでもし興味がありましたらお試しください。






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