ウッドデッキの段差はステップで解消!
ウッドデッキの人気オプション
ウッドデッキの人気オプション
屋外でプライベートを楽しめるウッドデッキに憧れる方も多いのではないでしょうか。
ですが、実際に設置したものの、あまり使い勝手がよくないと感じるケースもあるようです。
建物や製品など、年齢、性別を問わず誰でも利用しやすいデザインのことを「ユニバーサルデザイン」、「バリアフリー設計」と呼びます。
ウッドデッキの場合は室内との段差をつくらないことが、快適に過ごせる要素です。
しかし、室内とウッドデッキの床板の高さを合わせてしまうと、地面高さとの差が少なくても50㎝ほど出てしまいます。
大人なら問題ありませんが、小さな子どもやペット達にはつらい高さです。
この問題を解決するのが階段やステップ。
ウッドデッキのオプションのなかでも人気のアイテムで、1ヶ所取り付けるだけで利便性が向上します。
ステップの種類
ステップの種類
階段やステップは多くの場合、1段から2段ぐらいの高さが一般的です。
自宅の中にある階段と同じデザインで、ウッドデッキに後付けできるオプションとして販売されています。
そのほか、ウッドデッキの側面に桟を取り付けて、踏み板を固定するタイプ、ウッドデッキの高さを部分的に変えて階段としての機能を持たせたタイプなど、いろいろな種類があります。
段差を取り入れたデザインは腰かけたり、靴を置くスペースができたりと活用法に幅が出るので、家族の利用シーンに合わせて決めるのもよいでしょう。
ステップ取り付けのポイント
ステップ取り付けのポイント
ウッドデッキに階段やステップを取り付けるなら、最初に寸法を決めましょう。
階段の1段目の段差のことを「けあげ」と呼び、この部分が高いほど、体への負担が大きくなります。
「けあげ」の高さは20㎝以下が理想的と言われており、段差の数はあまり関係ありません。
また、踏み板の幅である踏み面寸法は26cm以上が望ましいそうです。
ウッドデッキと地面との高さを計算し、段数を決めておけば使用する材料の幅を計算しやすくなり、踏み面寸法を決めることも簡単です。
順を追って計算していきましょう。
ウッドデッキの高さを部分的に変える場合は土台からの調整が必要となります。
後付けでは設計から計画する必要があるため、ウッドデッキ自体を作り直すことを考慮してください。
また、室内の目隠しや洗濯用の柵を取り付けることも不可なので、それらを期待する人にはあまりおすすめできません。
外観上、ウッドデッキというよりも大きな外階段のような印象に仕上がります。
その点を除けば、スキップフロアのような段差がつくれるので立体感があり、非常に活用度も高いウッドデッキです。
階段の昇り降りが苦手な子どもや高齢者、ペットにも最適と言えるでしょう。
ウッドデッキに階段やステップを設置すると移動のストレスが軽減されます。
気になる方はご検討してみてはいかがでしょうか。