一体 樹脂木デッキと天然木デッキどちらがいいの?
本日のテーマはこちら。みなさんが気になる問題を取り上げます。
こちらは非常にお問い合わせが多い内容です。我々もサイト上にも記載があるのですが
まだまだ難しいようです。
ではまず樹脂木デッキってなんなのって方もいらっしゃるといけないので そちらから説明いたしますね。 現在ウッドデッキ市場には2つの勢力があります。
・ 樹脂木デッキ
・ 天然木デッキ
両者の違いは、天然木ウッドデッキはみなさんが想像する通り、自然木のデッキです。 こちらはやはり天然木の味があり、10年ほど前にはこちらがほとんど主流でした。一方 樹脂木デッキは、天然木の木粉とポリプロピレンなどの樹脂を混ぜ合わせた 素材です。
匂いを嗅ぐと木材の匂いがします。 YKKapやリクシルなどの大手メーカーが製造しています。
現在では市場の流通は90%が樹脂木デッキで10%が天然木となっています。
ではなぜそこまで樹脂木デッキの市場が広がったのか?
答えは3つあります
1つ目のメリット一番大きなメリットですが、メンテナンスが天然木ウッドデッキに比べ非常にラクであるという事です。
天然木の場合、1年から3年の間に(使用頻度によって異なります)塗装をしなければなりません。 これが非常にめんどくさいです。
一度天然木のウッドデッキを購入され施工された方ならわかるのですがそうは簡単ではないですね。
2つ目のメリット
ロングライフであること。
天然木ウッドデッキが朽ちるときそれは表面のデッキ材が朽ちるのではなく、柱や梁の部分(見えないところ)
が腐って朽ちてしまいます。
その部分はメンテナンスも難しい為、知らないうちに腐っている事が多いようです。
3つ目のメリット
価格が安い。 発売した当初は、非常に高価なものでしたが、やはり工業製品です。作れば作るだけやすくなります。
そのため樹脂木デッキはの価格は非常に手の届く価格となりました。
逆に天然木のデッキは、昔のような安価な素材を使用するのではなく、非常に硬いハードウッド系の 高級木材が使われるようになり非常に腐りにくくなったのですが、それに伴い高価なものになってしまいました。
では樹脂木デッキのデメリットは無いのか?
あります。1つ目のデメリット
本体に熱を持ちやすいという点です。 天然木に比べて熱を持ちやすいのが特徴です。 真夏に裸足で出ると熱い場合がありますね。
2つ目のデメリット
やはり天然木に比べて風合いが足らない点です。 いくら技術が進んでもやはりここは難しいようですね。 ただしかなり改善はされています。
ではどんな樹脂木デッキが売れているの 当店での人気No1商品は、YKKapのリウッドデッキ200です。大手メーカーでは初めて 発売したのがYKKapではないでしょうか その為、何度もマイナーチェンジをして現在では非常に精度の高い精度の商品となりました。
ちなみに人気サイズの2間×6尺 で地面がコンクリートがうってある状況で価格は2015年10月現在 YKKAP リウッドデッキ200 Sタイプ 基本セット 間口:2間 奥行:6尺
結論
現在の市場を見れば一目瞭然なのですが、市場では90%が樹脂木デッキを支持しています。残り10%が天然木ですので、結論から行くとやはり樹脂木デッキとなります。
ただし天然木の風合いは、樹脂木はかないませんね。やはり天然木はいいものです。 最近の樹脂木デッキは非常に洗練され木材らしくなってきています。
遠目から見れば、天然木か樹脂木かはわからないかと思います。 ちなみにウッドデッキをお考えの方は、新興の住宅地に行かれてみてください。
あちこちにウッドデッキが付いているかと思いますが、それが天然木か樹脂木かと いうのはわからないと思いますよ。
しかしそのほとんどは樹脂木です。 もし自分がウッドデッキをつくるなら確実に樹脂木デッキの「YKKap リウッドデッキ200」を購入 いたします。
なぜなら天然木なら私が結局休みの日にメンテナンスをしなければならないので樹脂木に します。
間違いなく樹脂木にします。めんどくさいので。 塗装代も非常に値段も張る高価なものなので。
※本ブログ内の価格は2019年9月30日まで有効です。
キロでは、当店では日本全国でたくさんの施工実績があります。