ウッドデッキ塗装・塗料について
みなさんはお庭と聞いて何を思い浮かべるでしょうか。8割以上の方がウッドデッキを思い浮かべるのではないでしょうか。
でも知っての通り、ウッドデッキはメンテナンスが必要です。腐ったりしないために、毎回塗装をしなければいけない。そんな印象が強いのではないでしょうか。
でも実は一概にその通りとは言えないことをご存じですか?
ここでは塗料についてのアレコレと、さらには塗装のいらないウッドデッキについてご紹介したいと思います。
塗装の時期は?
塗装の時期は?
エクステリア業界では、だいたい1年ごとの塗装が良いとされています。タカショーのタンモクウッドという商品では、下記のように紹介されています。
「使用頻度や環境条件にもよりますが、ウッドデッキは大よそ半年から1年で再塗装することをおすすめします(その他商品は、約1~3年)」※その他商品とは、ガーデンファニチャーなどを指します。
エクステリアの主要メーカーで、未だに天然木のウッドデッキを販売しているのはタカショーのみとなります。そのため、この定説が受け入れられているというわけです。
塗料の種類についての基本
塗料の種類についての基本
木材の塗料には、大きく2種類ございます。水性塗料と油性塗料です。
一概にどちらが良いとは言いにくいですが、水性はシンナー臭がしないため、環境や小さいお子様に対して安心というメリットがあり、油性は長持ちしやすく乾燥も早いというメリットがあります。
諸説さまざまありますが、DIYで保護するのであれば、キロでは水性塗料をおすすめします。
それは、ウッドデッキは家族のだんらんが目的であるためです。
誰もが安心して、ガーデンライフを楽しめた方がよいですからね。
塗料はどこで売っているの?
塗料はどこで売っているの?
ホームセンターやネットショップで多くの種類が販売されています。
刷毛などの道具も一緒に販売されていますので、まずはホームセンターでしっかり目で見て購入をして、次回以降はネットショップで、同じタイプの商品を購入するのが良いのではないでしょうか。
メーカーも数多くありますが、ホームセンターDIYショーなどの展示会に行くと、アサヒペンさんが大きくブースを出している印象がありました。
大手メーカーの商品の方が、いろいろな意味で安心だと思います。
エクステリアメーカー純正のウッドデッキ塗料について
エクステリアメーカー純正のウッドデッキ塗料について
先ほどもご紹介したタカショーなどで、木製ペイント缶が販売されています。ただし価格は高いです。
3.7リットル缶で、定価17,000円~(税別 2018年タンモクシリーズのカタログ参照)ほどになります。
ホームセンターの価格とは一桁違いますが、塗料の勉強をしなくても安心という面では、簡単です。
キロおすすめ!PPG社のオリンピックマキシマムについて
キロおすすめ!PPG社のオリンピックマキシマムについて
当店おすすめの塗料として紹介したいのが、オリンピックマキシムという屋外用木材保護塗料です。
この商品の特徴は、なんといっても高い品質と確かな実績にあります。
そもそもこの商品を製造しているPPG社はアメリカの化学メーカーの一つで、船の塗料メーカーとして世界的なシェアを持つ会社の一つです。
そのためふつうの塗料メーカーと比べても圧倒的に品質が高く、木材用の塗料として北米でもNo1の実績があるといわれています。
その自信は塗り替え時期の説明にも表れています。
先ほど半年から1年で再塗装をという話をしましたが、 オリンピックマキシマムはソリッド(塗りつぶし)タイプでなんと約8~10年!
セミトランスパーレント(半透明)タイプで約5年、クリアー(透明)タイプで約1~3年という圧倒的な耐久年数です。
ログハウスや別荘など、日常的な手入れが難しい場所にもおすすめです。
ちなみに1缶(3.78リットル)から取り扱っており、キロではだいたい10,000円前後での販売となっています。
タイプによって異なりますが、一番人気の半透明タイプでは23~33平米分塗装ができます。
例えば一般的なウッドデッキのサイズ(2.0間×6尺)で6.5平米ですので、よほど大きなものでない限り、1缶で十分間に合いますね。
PPG社のオリンピックマキシマムの価格やカラーの確認はこちらから(問い合わせフォーム) >>
どうしても塗装が面倒という方には、人工木デッキがおすすめ
どうしても塗装が面倒という方には、人工木デッキがおすすめ
最後に「どうしても塗装は面倒。忘れてしまう自信がある」という方には樹脂製のウッドデッキがおすすめです。
ここでは簡単に人工木に関してご紹介します。詳細については、それぞれ別のコンテンツをご用意しておりますので、そちらをご確認いただけると良いかと思います。
人工木は木の粉にプラスチックを混ぜて成型した材料で、割れやササクレがなく、塗装いらずのメンテナンスが少なく済むという特徴があります。
ただし個体差がなく均一な印象を受けやすいことや、手触りや香りといった「五感」を楽しむといった面では天然木に比べると、やはり劣ります。熱を持ちやすいという点も気になりますね。
また勘違いされやすいのですが、人工木でもメンテナンスは必要です。カビなどが生えることがあり、お風呂用洗剤のようなもので掃除してあげる必要がある場合もあります。
人工木デッキと天然木デッキ、どっちを選ぶ人が多いの?
人工木デッキと天然木デッキ、どっちを選ぶ人が多いの?
実際に現在の市場としては、天然木のウッドデッキの方がシェアを取っています。しかし人工木製の方が市場自体は伸びています。
これは、リクシルや三協アルミ、YKKapやMINOなどのメーカーがどんどん新商品を開発していることや、旭興進(あさひこうしん)など比較的安価なユニットタイプも新発売されていることからもわかると思います。
伸びているということは、それだけ選ぶ人が増えているということ。実際に愛知県日進市にある当店の実店舗「ぽとすハウス」では、8割以上の方が樹脂製のウッドデッキを選ばれています。
※残りの2割はタイルデッキやイペ材・ウリン材(いわゆる鉄の木と呼ばれている高級木材)とのことです。
エクステリア専門店でメンテナンスを含めて対応してもらうのが、本物の木をつかったデッキにはぴったりなのかもしれませんね。
こちらのバナーから、ウッドデッキ専門店のキロに集まった3,000を超える施工事例をご確認いただけます。
レビューだけでなく写真や当店スタッフからのコメントなど、さまざまな情報をチェックすることができます。
樹脂木ウッドデッキの工事込の価格を知りたい!
樹脂木ウッドデッキの工事込の価格を知りたい!
もし天然木デッキではなく、樹脂タイプデッキを詳しく見てみたい!という方は、まずはこちらの「ぴったりウッドデッキ診断」を使用してみてください。
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