子どもが喜ぶ「滑り台」をDIYする方法は?誰でも簡単に手作りする方法や材料を解説!
ウッドデッキがあれば、そこは子どもの遊び場になるでしょう。
幼い子どもが公園に行かなくても、ウッドデッキで公園のように楽しむことができたら最高です。
親も安心ですし、子どもも安全に遊べます。そこでこちらでは、ウッドデッキに「滑り台」を作る方法について、ご紹介します。
ウッドデッキに滑り台などを設置すれば子どもの遊び場になる
ウッドデッキに滑り台などの遊具を設置すれば、子どもが自由に安全に遊べる場所が1つ増えます。ウッドデッキに滑り台などを設置すれば子どもの遊び場になる
具体的にウッドデッキに遊具を設置するメリットは2つあります。
・公園の代わりに手軽に体を動かして遊べる
ウッドデッキに簡単な滑り台やブランコなどを設置するだけで、そこが公園の代わりになります。
子どもは自宅の中から一歩外に踏み出しただけで、体を動かして遊具で遊べるのです。
・親の目が届く安全な場所で遊べる
ウッドデッキは庭に設置されているため、リビングの窓などから行き来できます。
つまり、ウッドデッキで子どもが遊ぶということは、親の目が行き届く家の敷地内で遊んでいることになるので
子どもにとっては安全な環境下で遊べるのです。
ウッドデッキに木製の「滑り台」を作る方法(手順・材料)を詳しく解説
それでは実際に、ウッドデッキに木製の滑り台を作る方法について、こちらで詳しくご説明します。ウッドデッキに木製の「滑り台」を作る方法(手順・材料)を詳しく解説
DIYが得意な人も、初心者だけどやってみたいという人も、ご覧ください。
・滑り台に使う「木材」をホームセンターやネット通販で購入
木製の滑り台を作るのであれば、まずは木材を選ぶ必要があります。
ウッドデッキに設置する滑り台なので、ウッドデッキ材を使うのがお勧めです。
耐久性が高くて長持ちする木材であれば「ハードウッド」がいいでしょう。
また滑る面には、薄い板の「コンパネ」などを使います。
これらの木材は、ホームセンターやネット通販などで、簡単に購入できます。
自分の手で確かめて購入したいのであれば、ホームセンターに出向いて実際に木材を触ってみましょう。
その時に、好きな長さにカットをしてもらう事も可能です。
・「滑る部分」を作ればウッドデッキに設置する滑り台はほぼ完成
ウッドデッキに滑り台を設置するのであれば、ウッドデッキ自体に滑る部分を取り付けるのが最も簡単な方法です。
滑り台を支える部分などを作る必要もなく、滑る部分だけを作れば完成となるため、初心者さんでも取り組みやすいDIYです。
具体的な作成方法は以下の通りです。
1.コンパネ、ウッドデッキ材、塗料、ビスなどを用意する
2.ウッドデッキの高さに合わせた長方形の板の両側に手すりの板をビスで固定する(ビスは滑る部分に出ないように注意)
3.滑り台の裏に強度を出すための添え木などを打ち込む
4.コンパネに色を塗って、ワックスを塗る
5.コンパネをはめ込む
6.滑り台をウッドデッキに取り付けたら完成です。
このように、比較的簡単に滑り台を作ることができますので、DIYしてみたいという方は是非トライしてみましょう。
ウッドデッキに木製の「滑り台」を作る際の具体的な材料と料金
ウッドデッキに木製の滑り台を設置する際、必要な材料と道具を紹介します。それぞれの料金の目安も解説するので、参考にしてください。ウッドデッキに木製の「滑り台」を作る際の具体的な材料と料金
・1×6材(ワンバイシックス)
1×6材(ワンバイシックス)はDIYでもよく取り入れられる材料の一つです。
比較的柔らかく、カットや加工、組み立てがしやすく初心者の方にもおすすめです。
滑り台を作るのであれば2枚、約1,200円程度で入手できます。
・塗装合板
塗装合板は片面のみ塗装されている合板のことです。
表面が滑らかな触り心地のものを選べば、滑り台として滑るのに丁度良いです。
塗装の手間も省けるので、DIY初心者にもおすすめです。
こちらは滑り台1つを作るのに、約1,500円程度の費用が必要です。
・1×4材(ワンバイフォー)
1×4材(ワンバイフォー)は厚さ19mm横幅89mmサイズの木材のことです。
扱いやすく初心者でも加工しやすい木材として人気があります。
合板の補強として使う程度ですので量は必要なく、約550円程度で入手できます。
・屋外塗料
屋外に設置するため劣化を防ぐ屋外塗料も必要です。
ウッドデッキに合う色味のもの、紫外線カットやはっ水などの効果があるものを選びましょう。
費用は1,000円程度から20,000円を超えるものなど、効果によって大きな違いがあります。
・ネジ
各素材を固定していくために必要なネジ数をあらかじめ確認し、必要本数を揃えましょう。
ホームセンターで数百円から1,000円程度で揃えられます。
・電動ドリルドライバー(充電式)
DIYに欠かせないアイテムが電動ドリルドライバーです。
使いやすい充電式のものがおすすめです。
セット内容やグレードによりますが、5,000円程度で購入できるものが多いです。
・丸のこ
木材をスムーズに綺麗にカットするのに必要です。
家庭用のコンパクトなものであれば3,000円程度で購入可能です。
・コテパケキット(塗装用)
木材を塗装するのに必要なアイテムです。
これがあれば素人でもスムーズに簡単に塗装ができます。費用は1,000円程度です。
・スコッチブライト
研磨剤です。木材の表面を塗装前に磨いたり、最後の仕上げに磨いたりしてより安全に遊べる滑り台を作ります。
費用は数百円程度です
・ドリル&ビットセット
ネジを絞めるなど細かな作業に必要なのがドリル&ビットセットです。
セットの内容によって、最低限のものなら1,000円以下でも購入できます。
本格的なものになると10,000円を超えるものもありますが、今後DIYを続けるために必要かどうかをよく考えて選びましょう。
ウッドデッキで子どもを遊ばせるときは「ささくれ」「落下」などに注意!
ウッドデッキが子どもの遊び場になるというのは、とても素敵なことです。ウッドデッキで子どもを遊ばせるときは「ささくれ」「落下」などに注意!
しかし、ウッドデッキにも注意しなければならないことがありますので、子どもがウッドデッキで遊ぶ時に注意すべき点について、詳しくご説明します。
・ウッドデッキの木材から「ささくれ」が出てケガをする可能性がある
天然の木材で作られたウッドデッキというのは、とても硬くて鋭い「ささくれ」が飛び出していることがあります。
定期的にウッドデッキをチェックして、「ささくれ」があればすぐにサンドペーパーで削ってください。
「ささくれ」により、子どもが怪我をしてしまう可能性があるので、注意しましょう。
・ウッドデッキの段差から落下してケガをする可能性がある
ウッドデッキとはいえ、それなりの高さがあるものです。
もし子どもがウッドデッキから地面に落下したら、大けがをする可能性があります。
特に、ウッドデッキに滑り台をつけた時は注意が必要です。
滑り台に気をとられてしまい、そのまま落下してしまうケースもあります。
ウッドデッキで子どもを遊ばせるときには、親がしっかりと見守ってあげましょう。
ウッドデッキに滑り台があれば子どもが楽しめる空間が1つ増える
ウッドデッキに滑り台があれば子どもが楽しめる空間が1つ増える
ウッドデッキに滑り台を作る方法が、意外と簡単だったことに驚いた人も多いでしょう。
ウッドデッキに滑り台などの遊具を設置すれば公園代わりにもなり、子どもの楽しい遊び場が1つ増えます。
親が見守りやすい環境で子どもが楽しく遊べるのが、ウッドデッキの魅力です。
滑り台をウッドデッキに付けるだけで子どもの笑顔が増えるのは嬉しいことですね。