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投稿日:2016/11/14    更新日:2023/06/23


積雪地でテラス屋根を取り付ける際に気を付ける点は?





主に洗濯物を干したり、雨よけのために利用されるテラス屋根ですが

だいたいどこのお宅でも取り付けられているのを見かけます。しかし、積雪地ではそうでもありません。

雪が多い地域でテラス屋根があまり見られないのでなぜでしょうか?


答えは簡単です。テラス屋根が雪で潰れてしまうからです。


とはいうものの、各メーカーさんで耐積雪量は20cm~最大100cmまでのものが設定されています。

一般地域ではほとんどが20cmタイプが使われます。

一年の間に20cmも雪が積もることはほとんどありませんから当たり前ですね。しかし積雪地ではそうもいきません。

一晩で20cm以上積もることがあるような地域ではテラス屋根が簡単に壊れてしまいます。

積雪20cmタイプのテラス屋根は屋根材(ポリカーボネート)の幅が約90cmですが、50cmのタイプになると半分の幅(約45cm)になるのでその分だけ丈夫になります。


屋根材の幅が半分になるということはそれを支える垂木(たるき)という骨組みの数が倍になるのです。

これなら雪の量が倍になっても耐えられる気がしますよね?

このように積雪地用のテラス屋根にはそれなりに雪の重さに耐えられる構造になっています。


テラス屋根素材

100cm仕様の場合も同様です。

屋根の幅自体は50cm仕様のものと同じなのですが、屋根自体を支える前枠(柱と屋根を接続する枠)の太さが違います。

これで屋根全体にのしかかる雪の重さにも耐えられるわけです。


それでも雪がたくさん降る地域ではテラス屋根はあまり見かけません。なぜでしょうか?

当然、雪が100cm以上積もるという理由もあるかも知れません。しかし、最大の理由は落雪です。

テラス屋根自体に積もる雪の重さだけではなく、建物の屋根に積もった雪がテラス屋根に落ちて潰れてしまうということが多いのです。

だとしたら、雪がたくさん降る地域ではテラス屋根が付けられないのでしょうか?

そんなことはありません。

建物の屋根が落ちてこない壁面になら取り付けは可能です。



住宅



このような建物の場合、向かって左側の壁は建物の屋根からの雪がまともに落ちてきてしまいますが、右側の壁であれば雪は落ちにくいです。

これは一つの例ですが、他にもそのような場所はあるかと思いますので、お探しになってはいかがでしょうか?



一般地域では20cm仕様のものを使うことが多いと前述しましたが、風の強い地域では例外的に50cmのタイプを設置することもあります。

屋根材の幅が狭い分雪の重さだけではなく、風の吹き上げにも強いのです。

それを利用して風の強い地域や3階バルコニーなどの風が強く当たる場所では50cm仕様のテラス屋根を取り付けます。










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