ウッドデッキのカビを防止する3つの方法!
キレイなデッキを保つ方法
「ウッドデッキをキレイに保ちたい」と思っていても、知らぬ間に「カビ」が発生してしまう事があります。
カビが発生すると、ウッドデッキの見た目がとても悪くなって、嫌な気分になってしまいます。
こちらでは、ウッドデッキにカビができる原因や予防法、対処法をご紹介します。
日当たり・風通しが悪い環境はウッドデッキにカビが発生する原因になる!
日当たり・風通しが悪い環境はウッドデッキにカビが発生する原因になる!
ウッドデッキというのは、基本的に雨風を凌ぐことができません。
屋外に設置されるものなので、どうしても天候や湿度の影響を受けやすいのです。ウッドデッキは「日当たり・風通しが良い場所」に設置するのがポイントです。
しかし、立地条件などによっては、日の当たる時間が短い、風通しが悪いというケースもあります。
こういった「日当たり・風通しが悪い場所」に設置されたウッドデッキには、「カビ」が発生しやすくなります。
では、なぜこのような環境だとカビが発生しやすいのでしょうか?それは、次のようなカビの発生条件にピッタリと当てはまっているからです。
*気温25度~30度
*湿度80%以上
*風通しが悪い
*日当たりが悪い
ウッドデッキにカビを発生させないための3つの防止方法
ウッドデッキにカビを発生させないための3つの防止方法
ウッドデッキにカビを発生させないためには、何をすればいいのでしょうか。
自分でできること、プロにお願いをする方法などに分けて詳しくご紹介します。
1.防カビ効果のある塗料を塗る
カビが発生するのを防止するために、ウッドデッキに「防カビ効果」のある塗料を塗ると効果的です。
木材の劣化を防ぐための塗料は、大きく分けて「造膜タイプ」と「浸透タイプ」の2種類があります。
造膜タイプは木材の表面に「膜」を作ることができます。雨、湿気、紫外線、害虫などから木材を守ることができます。
一方、浸透タイプは木材の内部に「浸透」していき、内部からの害虫の攻撃や劣化を防止します。
初心者に扱いやすいのは「浸透タイプ」なのですが、耐水性や撥水性に優れていて、さらに耐久性もある「造膜タイプ」の方が、カビを防止するのに効果的です。
造膜タイプであれば、状況にもよりますが、5~8年ごとの塗り替えで済みます。
2.防カビ処置を行う専門業者に依頼をする
ウッドデッキのカビを防止する方法として、専門業者に「防カビ処置」をしてもらうという選択肢もあります。
自分でやるのは難しいという場合には、専門業者を活用してみましょう。
3.カビが発生しにくい木材を選ぶ
ウッドデッキを作る時に、木材の種類を選ぶと思います。そこで、カビが発生しにくい木材を選ぶのも1つの方法です。
とはいっても、メンテナンスを一切しなければ、それなりにカビが生えたり、劣化したりします。
人工木という「木粉と樹脂」が混ざっている木材は、耐久性や耐候性に優れていますので、お手入れが簡単です。
水洗いをしてキレイに保っておけば、カビを防止することができます。
ただ、天然木でもしっかりとメンテナンスをしていけば、カビの発生を防止することはできます。
つまり、天然木に比べて人工木はメンテナンスが楽だということです。
ウッドデッキにカビが発生!キレイにする3つの方法
ウッドデッキにカビが発生!キレイにする3つの方法
ウッドデッキにカビが発生してしまった場合、どうやってカビを除去すればいいのかを詳しくご紹介します。
1.天然木ならサンドペーパーで削る
カビが発生しているところをサンドペーパーで磨き上げると、キレイになります。
最初は「100番~150番」のサンドペーパーで磨いてください。
カビが取れたら「240番~320番」のサンドペーパーでキレイに均していきましょう。
仕上げに「400番~600番」でしっかりと磨けば完了です。
サンドペーパーで磨いた後は、「オイルステン」や「木部用ウッドワックス」を塗ってください。
※人工木のウッドデッキをサンドペーパーで磨くと、むしろ手触りが悪くなってしまいますので、注意しましょう。
2.人工木の場合はカビ取り剤でカビを除去する
人工木はサンドペーパーを使えないので、「次亜塩素酸塩系カビ取り剤」を使って、カビを除去しましょう。
市販されている、いわゆる「カビ取りスプレー」などのことです。簡単にやり方をご紹介します。
*ウッドデッキをまず水洗いして乾燥させます。
*表面にカビ取り剤をスプレーして、そのまま放置します。
*カビ取り剤が残らないように、水でしっかりと洗い流します。
*最後にキレイに水を拭きとって完了です。
カビ取り剤が残っていると、ウッドデッキが変色する可能性があるので注意しましょう。
3.専門業者に依頼をする
カビ取り剤を使って対処することもできますが、カビ取り剤には体に悪いイメージがあるもの。
自分で大量のカビ取り剤を使うのは怖い、小さな子どもがいるから心配だという人もいるでしょう。
そんな時には、専門の業者に依頼をしてウッドデッキのカビを除去してもらいましょう。
ウッドデッキのカビ防止はメンテナンス次第!
ウッドデッキのカビ防止はメンテナンス次第!
ウッドデッキにカビが発生する原因は、雨や湿気や日当たりなどが関係しています。
しかし、ウッドデッキを定期的にメンテナンスしていれば、カビを防止することができます。
快適なウッドデッキライフを過ごしたいのであれば、メンテナンスを意識してみましょう。