縦格子フェンスの日本代表!TOEX ハイサモアの全貌公開
今回は、エクステリア業界で縦格子フェンスと言えばだれもがこう答える「TOEX ハイサモア」のご紹介です。
TOEXのハイサモアは、縦格子フェンスの中でもかなり昔から愛されてきた超ロングラン商品です。
幾度かマイナーチェンジはしてきましたが、その安定感のあるデザインと親しみやすい価格も相まって、ずっと人気を保ってきました。
私が思うに、まさにたて格子フェンス界の日本代表(外国にどれだけのたて格子フェンスがあるか知りませんが)。
そんなTOEXハイサモアに関して、詳しくお話しします。
TOEX ハイサモア
1.デザイン
ハイサモアは上下の桟と20本のたて格子で構成されるアルミ形材のフェンスです。カラーバリエーションは、シャイングレー、オータムブラウン、マイルドブラック、ブロンズ、アイボリーホワイトの5色展開。 高さはT-6、T-8、T-10という3段階の設定で、それぞれ600mm 800mm 1000mmというサイズになっています。 ちなみに、画像はT-8のシャイングレーです。
2.他フェンスとの組み合わせ
・継手
ハイサモアはスタンダードな縦格子フェンスなのですが、その分色々な取付方法にも対応できます。まずはこちらです。
画像は、左がライシスフェンス6型で右がハイサモア(共にオータムブラウン)です。
建物の正面をライシスフェンス6型で目隠しにして、角を曲がったところからはお値打ちなハイサモアにしたいという場合に、ただフェンスの端部同士をトン付けするのではなくて、共通のコーナー継手を使えば接続することができます。コーナー継手を使用することによってフェンスに連続性が生まれるだけでなく、強度も高くなります。
このように、TOEXの他のシリーズと繋ぐことができるということは、ハイサモアが人気がある証拠です。いろいろなフェンスと繋ぐことはできないかという問い合わせがたくさんの現場からあったのでしょう。しかも、共通のコーナー継手ということは、他のシリーズもハイサモアと同じ横桟だということ。ハイサモアが他シリーズのベースとなっている証拠です。トヨタ自動車がカローラベースでほかの車を生産したりするのと同じです。(少し大げさでした。スミマセン) でも、それくらいの需要がハイサモアにはあるんですね。
・2段フェンス
そして、こんなこともできます。画質が悪くてスミマセン。ハイサモアが2段になっているのです。
通常の600mm 800mm 1000mm用とは別の2段柱2型という支柱を使用して、フェンス本体を上下に取り付けることによって、高さを出すことができます。
フェンス本体の組み合わせもT-6+T-6 T-8+T-8 T-10+T-10のほかにも上下にサイズ違いのフェンスで組み合わせとして、T-8+T-6 T-6+T-8があり、全部で5種類の高さ設定になっています。ブロック積をせずに少しでも高く遮りたい場合に、この2段柱2型を使うとかなり費用が抑えられると思います。 ただし、残念ながら2段柱2型にはシャイングレーがありませんので、オータムブラウン、マイルドブラック、ブロンズ、アイボリーホワイトの4色から選んでいただくことになります。
そして、なぜこの2段柱が2型かといいますと実はこんなこともできるようになっているからです。
写真は、2段柱という「~型」がついていないタイプの柱を使ったものです。
上についているフェンスはTOEXのハイミレーヌ3型です。この2段柱はかなり前からラインナップされていたものですが、ハイサモアと同じく古くから愛されている目隠しフェンスのハイミレーヌシリーズとの2段施工を可能にしたものです。 この光景は、まさにTOEXのアルミフェンスの2トップと言ったところでしょうか。
2段柱2型と違うのは上または上下両方をハイミレーヌシリーズにできること。ハイミレーヌとの組み合わせによって、画像のように上だけを隠せば外を歩いている人の視線を遮ることができるし、両方をハイミレーヌにすれば全部を隠すことができるので、外からの目線はまったく気になりません。
ただし、目隠しフェンスは風の影響をもろに受けますので、柱2本おきに控え柱を取り付ける必要があります。フェンスの内側でフェンス際を歩く際は注意しないと躓いて転んでしまったり、怪我の原因になることもありますのでご注意ください。 ちなみに、取り付けられるハイミレーヌは3型だけでなく、1型・2型も対応しますのでご安心ください。
ここで2段柱2型に続いて残念なお知らせです。 この2段柱は、マイルドブラック、ブロンズ、アイボリーホワイトの3色だけの展開です。あしからず。
・傾斜地タイプ
続いて、こんなこともできちゃいます。ハイサモアには傾斜地タイプというものが用意されていまして、本体・柱・コーナー継手がすべて傾斜地仕様になっていますので階段などの境界部分にも取り付けられます。
ここまでは、他のシリーズにもあることなのでそんなに驚きはないと思いますが、実はハイサモアの傾斜地用自在コーナー継手はこんな形になっています。
40度の傾斜角度だけでなく、横の角度にも対応できるのです。
昔からある人気商品なのに流行りの3Dにも対応するなんて、さすが日本代表!(しつこい!)
曲がっている階段にも使用できますので、他の傾斜地用フェンスよりも活躍の場がかなり多いのではないでしょうか。
ただし、アルミフェンスは手すりとしての機能はありません。もたれかかったりするとフェンスが破損するだけでなく、転落や怪我の危険がありますので注意してくださいね。
ということで、今回は終了です。
ありがとうございました。
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