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エクステリア アドバイザー


投稿日:2015/03/21    更新日:2023/07/21


風の強い地域に住んでいますが、目隠しフェンスでも大丈夫ですか?



目隠しフェンス




「目隠しフェンスを取り付けたいけど、風が強いから心配」という方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。


結論から申し上げますと、フェンス本体の風の影響が大きいものほど、柱が太く丈夫に作られていますので風の強い地域で目隠しフェンスを取り付けても問題ありません。

当然、しっかりとした施工がしてあることが大前提ではありますが。


それでは目隠しフェンスについて解説していきます。



フェンスといっても色々なタイプがあります。風ということにスポットを当ててカテゴリ分けをしていきましょう。


風に強いフェンス


風に強いフェンスというのは、フェンス自体の強度というより風の抵抗を受けにくいというのが一番影響すると思います。

風の抵抗を一番受けにくいフェンスは下記を2種類でしょう。


・縦格子タイプ

・メッシュタイプ


縦格子タイプ


縦格子タイプといえばYKKAPシンプレオフェンスT2型LIXILハイサモアに代表される最もスタンダードなフェンスです。


見るからに風の抵抗がありませんよね。そのために柱も太く設定する必要がないので、本体・柱ともにお値打ちな価格設定になっています。

ただ、縦格子と言っても格子の数がもっと多いものもありますのでその場合は例外となります。



YKKAPシンプレオフェンスT2型 TOEXハイサモア


メッシュフェンスといえば、左のYKKAPシンプレオフェンスM2LIXILアルメッシュフェンスのようなアルミ線材のものと、

写真右のYKKAPイーネットフェンスLIXILハイグリッドフェンスのようなスチールフェンスに分かれますが、どちらも構成されている線が細いので、縦格子フェンス以上に風の抵抗には強いと言ってもいいでしょう。



次に風の影響を受けにくいのはこのタイプです。


・横格子タイプ

・井桁(いげた)格子タイプ

・ラチス格子タイプ



YKKAPシンプレオフェンス1F型


横格子タイプといえばYKKAPシンプレオフェンス1F型などがとても人気のあるタイプです。


縦格子フェンスと比べて本体の密度がウンと増えていますよね。

一本ごとの格子の太さはあまりありませんが、このように目が詰まっていると縦格子のようにはいきません。


それでも風が抜けるには充分なすき間がありますので心配するほどの影響はないでしょう。


YKKAPシンプレオフェンス7F型


井桁(いげた)タイプというのは写真のように縦と横にクロスするようにデザインされたもののことを言います。

「井」の字のようになっているからこう呼ばれます。


上の写真は

YKKAPシンプレオフェンス7F型です。メッシュタイプに似ていますが、格子が太いので風の影響は多少増えます。



YKKAPシンプレオフェンス8F型


ラチス格子タイプというのは斜めにクロスしたデザインのフェンスのことを言います。


YKKAPシンプレオフェンス8F型です。


井桁格子タイプと同じように格子がクロスしている分、風の影響は多少強くなりますが、この程度なら井桁格子と同レベルの風抵抗ではないでしょうか。

そんなに心配しなくても良いでしょう。



次に風の影響を多く受けるのはこのタイプです。


・半目隠しタイプ

・パンチングタイプ


YKKAPシンプレオフェンスST1F型

リクシルフェンスAA型


半目隠しタイプというのは、上の画像のような縦や横の格子でほぼ目隠しに近いタイプのことをいいます。


ここまでくるとすき間よりもアルミ部材の面積の方が圧倒的に多くなります。


当然、風の影響をかなり強く受けますので、柱もそれなりに太く丈夫なものになってきます。

だからと言って強風の場所には取り付けができないわけではないのでそんなにご心配はいりません。


ちなみに、上の画像がYKKAPシンプレオフェンスST1F型下がLIXILフェンスAA型です。


ただこのレベルで気になるのはフェンスの柱を立てるブロックです。

半目隠しタイプですと、柱の強度はかなり強いのですが、ブロックの厚みが薄かったり経年劣化しているような状態だとフェンスの柱は折れていないのにブロック自体が壊れてしまうことがあります。

設置の際には工務店や職人さんの意見を聞いておくことをおすすめします。



次に風の抵抗を多く受けるのがこちらです。


・ルーバータイプ


YKKAPシンプレオフェンス13F型


ルーバータイプというのは、目隠しタイプなのですが横に入った線のところにわずかなすき間があって、少しだけ風が抜けるようになっています。

画像はYKKAPシンプレオフェンス13F型です。



最後に風の影響をもっとも受けるのは、もうお分かりだと思いますが、完全目隠しタイプのフェンスです。



YKKAPルシアスフェンスF01型


上の画像はYKKAPルシアスフェンスF01型です。

ルーバータイプとほとんど変わりませんが、すき間が全くないという点でこちらが一番風の影響を受けるタイプとしました。


しかし、各メーカーさんはどのタイプのフェンスにも風の影響のことを考えて設計していますので、そんなに心配する必要はないでしょう。


ただし、地面に直接柱を埋めるような施工をする場合。特に2段フェンスや3段フェンスにする場合は注意が必要かもしれません。


YKKAPのルシアスフェンスF03型


上は

YKKAPのルシアスフェンスF03型の2段施工です。

上に風の影響をもろに受ける目隠しフェンスを施工していますので、基礎がしっかりしていないとフェンス全体が傾いてしまう恐れがあります。

やはり、高い位置にあるフェンスは風の影響がさらに強くなるのでご注意ください。


キロでも2段施工を承ります。


しかし、フェンスの傾きなどがないように基礎はしっかり施工しますのでご心配いりません。

お任せください。


少しでも皆様のお役に立てられれば幸いです。


ありがとうございました。






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