三協アルミ ビアンソードの徹底解説!
みなさんこんにちは。ネットショップキロ工事専門店の富田です。今日は三協アルミのオシャレなフェンス、「ビアンソード」についてお話しします。
ビアンソードってどんなフェンス?
特長
ビアンソードは剣先がついた鋳物フェンスといった印象のフェンスですね。剣先というのはこのアール状になったフェンスのてっぺんについているものです。
これによって人の侵入をためらわせるという効果が見込めます。
デザイン全体はたて格子で、それぞれの格子にはアクセントがあり、フェンス同士のつなぎ目も唐草模様のようなオシャレな加工が施されています。
まさに鋳物フェンス!といったデザインですね。
フェンス本体には表面と裏面があり、表は道路側に位置するため、しっかりとデザインされていても、裏はそこまでの意匠性を求められていないため、表に比べるとあまりデザイン性がありません。
ビアンソードは「両面同一」デザインのためです。
表裏の区別なく家の中からでもその優れたデザインを眺めることが出来ます。
またフリー支柱での施工になるので柱の位置をある程度自由に調整できます。
鋳物フェンス
鋳物フェンスというのは通称で、正式には「アルミ鋳物製のフェンス」のことをいいます。アルミというのは「アルミニウム」のことをいい、エクステリア商品の多くがこのアルミニウム製の製品となっていますね。
フェンスには他にもスチールなどの鉄製や樹脂木製、木製などの材質で作られるものもあります。
そんなフェンスですが、アルミ製のフェンスには大きく分けて2種類「アルミ形材」と「アルミ鋳物」があります。
エクステリア業界では「アルミ」という部分を取っ払って「鋳物」や「形材」といったりしますね。
アルミ製という点では共通でも「鋳物」と「形材」によってフェンスには大きな違いが出てきます。
もともとは同じ液状になっているアルミニウムを流し込むようにして製造するのですが、その流し込む「金型」が違いを生みます。
形材はアルミニウムを金型のついた押し出し機に入れて圧力をかけるとその金型の形状に押し出されてきます。
逆に鋳物の場合は、そうですね・・・「たい焼き」をイメージしていただくとわかりやすいかなと思います。
形材と同じように液状になっているアルミニウムをああいった金型に流し込んで固まったら出すといった感じです。
このように製造方法が違うため、同じアルミですがかなりの差が出てきます。
①意匠性
形材は押し出すという製造特性上、直線的なデザインしか作れません。逆に鋳物であれば金型に流し込むので曲線や細部まで作りこんだようなデザインのものが作れます。
②重量
内部が空洞になっているアルミ形材は軽いです。鋳物は中までぎっしり詰まってるのでめちゃくちゃ重たいです。
③価格
アルミ形材は大量生産に向きますので、価格も安く抑えられます。鋳物はその製造方法上大量生産には向きません。そのため形材に比べて少し高価なものとなります。
フリー支柱
フェンスの裏側に柱を設置するのがフリー支柱。ブロックの穴の位置などによって柱の位置が調整できるのが特長です。これとは違い、間仕切り支柱タイプというのはフェンスとフェンスの間に柱を設置するタイプで表裏がないフェンスになります。
ビアンソードは両面同一仕様といってフェンスの表面と裏面で変わらないデザインにもかかわらず、フリー支柱なので使い勝手がいいですね。
どんなサイズがあるの?
サイズは横幅1000㎜×高さ800㎜の1種類のみです。
横幅の切り詰め工事については現場でカットはできません。
デザインの問題もあり、おそらく特注でもカットはできないのでこちらを施工する前提でのブロック塀にしていただく必要があります。
高さはフェンス本体ではなく設置する場所の上からフェンスのてっぺんまでをさします。
つまりフェンス本体自体は図の用な高さとなるので740㎜になりますね。
またフリー支柱の埋め込み部分は24㎜×18㎜となっており、ブロック塀の穴への埋め込みが可能な寸法です。
ちなみに風の透過率は68.4%。目隠し効果はあまりないので注意が必要です。
カラーバリエーションは?
規格として設定されている色はスポットグレーとミストグレーの2種から選べます。人気なのはスポットグレーですね。
三協アルミの鋳物製品は色の特注であれば全22色からお選びいただくことができるので、気になる方はお問い合わせいただければと思います。
いくらくらいかかるの?
最後に・・・
ビアンソードについて簡単にご説明させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?当店ではこの他にも多数のフェンスをご用意しております。
お客様の好みに合ったフェンスが見つかるかもしれませんよ。
それではみなさんよいガーデンライフを。