なぜ? ブロックの上に2段フェンスが設置できないの?
おはようございます。フェンス工事専門店ネットショップキロ 担当の近藤です。
本日のテーマはこちらにします。
なぜ? ブロックの上に2段フェンスが設置できないの?
なぜ? ブロックの上に2段フェンスが設置できないの?
こちらの質問は現地調査に伺った時に、よくある質問です。
まずはじめに2段フェンスとは?
フェンスそのものは、大きさ的に背の高いものでも高さ1200㎜程度です。
通常目隠しをしようと思うと高さ的に1700㎜~2000㎜程度は必要となります。
ただフェンスは高いもので1200㎜程度全く足りません。
そこで2枚のフェンスを上下に重ねることでフェンスに高さを出していきます。
では何故最初からもっと大きなフェンスをつくらないのか?
では何故最初からもっと大きなフェンスをつくらないのか?
理由1
大きすぎて配送できない。トラックのサイズには限りがあり、なるべく小さい方が搭載能力が上がります。
理由2
そもそも人間が持ち上げることができない。一人でフェンス工事ができなくなってしまう為。
上記の理由で2段、3段とフェンスを重ねるようにして高さを出していきます。
では本題の
なぜ? ブロックの上に2段フェンスが設置できないの?
一番お客様からのご要望が多いのは、「既存のフェンスを撤去して新たに2段フェンスを設置する」という内容です。
ただこれがほとんどできないのです。
2段フェンスの場合は、基礎が重要となります。何せ1800㎜位ある壁となりますから。
ブロックを積むときの基礎が重要となります。ブロックの基礎は基本的には何段積むかによって基礎の大きさを変えます。
通常境界のブロックですと1段しか積まずにフェンスを設置するのが通常の施工です。
やはりブロックを積むのは費用がかかりますからね。
そうした場合、1段のブロックではほとんどが基礎らしいものを設置しないのが実情です。
1段ブロックに縦格子のフェンスの場合、ほとんど負荷がかからないのでわざわざ強度を持たせる必要がないのです。
この1段ブロックの上に2段フェンスを設置した場合どうなるでしょう?
柱を埋め込む深さが足り無い
基礎の大きさが足り無い
ブロックの幅が足り無い
全てが強度不足の為、設置ができません。これはブロック業者が手を抜いているのではなく必要な強度しか持たせていないのです。
では何故メーカーさんはブロックでできる2段支柱があるのでしょうか?
では何故メーカーさんはブロックでできる2段支柱があるのでしょうか?
これは簡単です。
最初からここに2段フェンスをつけることを目的としてブロック、基礎、ブロックの幅を利用しているからです。
図面の中に落とし込まれてそのブロック塀がつまれているので施工できるのです。
その為「既存のブロックでは施工が難しい」となるわけですね。
もちろん控え柱(補強用の柱)をたくさん入れることで施工は可能ですが、その分通路がなくなるので現実的ではないようです。
ではどうするのかといえば、既存のブロックの内側に基礎をつくりフェンスを建てるのが一般的となります。
こんな感じでブロックの内側に基礎を設置します。
エクステリアのキロでは、お客様のご希望や現場状況に合わせた最適な2段フェンス工事のご提案をさせていただいております。
無料で直接現地にお伺いのうえ、経験豊富なプロの視点からご相談にお応えいたしますので、お悩みの方はぜひお気軽にお問い合わせくださいませ。