住宅の外構工事をスムーズに行うために知っておくべき2つのポイント
住宅のイメージを左右する外構工事をスムーズに行うには、 外構の完成イメージから具体的な要望や目的を書き出し、優先順位をつけておくことが大切です。
また、外構計画は建物の計画と並行して進めましょう。
外構工事のプランニングをする際は、まずは住宅の顔ともいえる門からアプローチ、玄関周りから検討していくのがおすすめです。
住宅の外構工事をスムーズに進めるための2つのポイント
住宅の外構工事をうまく進めていくためには、次の2つのポイントを押さえておきましょう。1. 外構の完成イメージや具体的な要望を事前にまとめておく
外構工事にかける予算が決まったら、思い描いている外構の完成イメージを明確にし、取り入れたい要素に優先順位をつけておきましょう。外構工事を依頼する際は、デザイン性だけでなく、日常生活に関わる実用的な要素も押さえておかなければなりません。
予算に限りがある場合は、実用的な要素を優先し、デザイン性や素材へのこだわりについて、妥協しなければならないときもあるでしょう。
費用をかけてこだわりたい部分、予算に余裕があれば反映させたい要素などを具体的に書き出し、 優先順位をつけておくことで、設計・施工業者との打ち合わせがスムーズに進みます。
2. 建築計画と並行して外構計画を立てる
新築住宅の外構工事をスムーズに行うためには、建物の計画と並行して外構計画を立てることが重要です。予算のバランスやデザインの統一感がとりやすいほか、施工を合理的に進められます。
完成から引越しまでのスケジュールも立てやすいでしょう。
住宅の外構工事の一般的な流れ
住宅の外構工事を業者に依頼〜完成するまでの、一般的なスケジュールは次のとおりです。
- 1.理想の完成イメージと予算の検討
- 2.外構業者を探す
- 3.現地打ち合わせ
- 4.具体的な外構計画を作成する
- 5.見積もりの作成と確認・比較検討
- 6.外構工事の施工契約を結ぶ
- 7.外構工事開始
- 8.工事完了・引き渡し
外構工事を依頼する業者を選ぶ際は、最低でも3〜4社から見積もりをとり、費用やプランを比較することが大切です。
住宅の外構工事プランニングの方法
外構計画を立てるときは、まず外から最初に目につく場所、門からアプローチ、玄関周りのスタイルから決めていきましょう。使用する素材やデザイン、カラーコーディネートなど、建物の外観とのバランスを調整し、統一感をもたせることがポイントです。
続いて道路境界や隣地境界の目隠しフェンスや植栽、駐車スペースの確保やカーポートの設置、 洗濯物を干すスペースやガーデニングスペースなどについて検討していきます。
段取りを押さえた外構計画を立てて外構工事をスムーズに進めよう
住宅の外構工事は単独で進めずに、建築計画と一緒にプランニングしていきましょう。建物の外観や敷地全体のバランスを調整しやすく、統一感のある雰囲気を演出できます。
また、外構業者に依頼する前に、外構の理想の完成イメージや具体的な要望について、 あらかじめまとめておくように心がけましょう。