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投稿日:2023/02/05    更新日:2026/02/04


テラス囲い(サンルーム)の選び方完全ガイド



後付けできるサンルーム・テラス囲いの設置例

「サンルームが欲しい!」

漠然と思いついても、いざ設置するとなるとどれを選んだらいいのか分からないということが多いと思います。

そこで、後悔しないためのサンルームの選び方を9つのステップでプロが詳しくご紹介いたします。


この記事を読んでわかることは下記の通りです。


・失敗しないサンルームの選び方
・用途に合わせた納まりやサイズ選び
・快適さを左右する屋根材やオプションの知識



洗濯物干し場として活用されるサンルーム・サニージュ


まずは何のためにサンルームを付けたいのかという目的を決めましょう。ただし、キッチリ決める必要はありません。

  • 「洗濯物の物干し部屋にしたい」
  • 「ペットの飼育スペースをとりたい」
  • 「増えてしまった物の収納スペースにしたい」
  • 「庭を有効活用したい」

どんなことでも結構です。目的がいくつも重なることもあるでしょう。目的が無く、ただ漠然としているよりは、どんな仕様にするか決めるための大きな判断材料となります。


サンルームの納まり(床納まり・デッキ納まり・土間納まり)の違い


目的が決まればタイプを選びます。サンルーム(テラス囲い)は大きく分けて二つのタイプがあります。

室内から段差なく使える「床納まり」


床が付いていて部屋との出入りが簡単にできるタイプです。サンルームを設置したい方のほとんどが床納まりタイプをお選びになります。やはり部屋の延長としての使い勝手が良いからでしょう。

※一般的な納まりとして、住宅サッシの下に納めるため、サンルームの床天はサッシ分ほどは段差が生じます。


庭とつながる「土間納まり」


土間というのは地面にコンクリートを打ったものです。床が無く、庭との出入りが簡単なタイプです。水をたくさん使いたい場合は、土間納まりを選んでください。サンルーム内で植物を育てたり愛犬の水浴びなどをさせるには、濡れても何の心配もなく、庭との出入りが楽な土間納まりがとても便利です。


サンルームに使用される床材(塩化ビニル・人工木デッキ)


床納まりタイプを選んだら床の種類を決めましょう。こちらも大きく分けて2種類あります。

1. 塩化ビニル床

最近は対候性の高い硬質塩化ビニルが採用されていますので、変色や割れの心配はほぼありません。価格も安く、気密性を重視する場合におすすめです。

2. 人工木デッキ

ウッドデッキに使われる素材で、天然木に近い手触りが特徴です。対候性が非常に高いですが、構造上わずかな隙間ができるため、気密性は塩化ビニルに劣ります。

※既存のウッドデッキの上にサンルームを乗せることは強度上できません。同時に新設する必要があります。


サンルームの屋根形状(アール型とフラット型)の比較


サンルーム(テラス囲い)の屋根形状は、アール型(R型)フラット型(F型)の2種類です。

基本はお好みで選んでいただけますが、設置条件(住宅の壁の形状や高さ)によっては、どちらかしか取り付けられない場合もあります。現地調査の結果で最適な形状をご提案します。


屋根材には衝撃に強く、紫外線をほぼ100%カットするポリカーボネートが使われます。以下の2タイプから選択可能です。

  • 一般ポリカーボネート:標準的なタイプ。明るさをしっかり取り入れたい場合に。
  • 熱線遮断ポリカーボネート:赤外線をカットし、室温上昇を抑えます。「夏を涼しく過ごしたい」「冷房効率を上げたい」方におすすめです。

※熱線遮断タイプは冬場に少し寒く感じる可能性がある点に注意しましょう。


サンルームのサイズ選び。間口と奥行のバランス


サイズ選びは非常に重要です。サンルームはガラスに囲まれるため、実際に設置すると「思ったより狭い」と感じることが多いためです。

間口(横幅)の目安


建物の窓の幅に合わせて選びます。1.5間(約2.7m)や2間(約3.6m)が一般的です。

出幅(奥行)の目安


4尺(約1.2m)〜9尺(約2.7m)まで選べます。洗濯物を干すだけでなく、椅子を置いてくつろぐなら6尺(約1.8m)以上あると余裕が持てます。


テラス囲いの窓バリエーション。掃き出し窓や折りたたみ戸


窓の種類によって使い勝手と開放感が大きく変わります。

  • 掃出し窓(テラス窓):一番人気。お庭への出入りがしやすく、換気性能も高いです。
  • 折りたたみ戸:全開にできるため、圧倒的な開放感があります。予算に余裕があれば非常におすすめです。
  • 高窓・ルーバー窓:換気や目隠しを優先したい側面に採用されます。

LIXILサニージュのカラーバリエーション比較(シルバーとブラック)


サンルームのカラー選びのコツは、「お家のアルミサッシの色に合わせること」です。

建物全体のデザインと統一感が出るため、後付け感のない自然な仕上がりになります。シルバー系は明るく、ブラック系は重厚な印象を与えます。


サンルームに必須のオプション(物干し・網戸・カーテン)


最後に、快適性を高めるオプションを選びましょう。目的が明確であれば、必要なものが見えてきます。

  • 物干しセット:洗濯物干しが目的なら必須です。
  • 網戸:夏場の換気には絶対に欠かせません。
  • 天井カーテン:日差しが強い日の温度上昇を抑え、プライバシーも守ります。
  • ステップ(階段):庭との出入りがある場合、特にお子様やお年寄りがいるご家庭には安全のために推奨します。

Q. サンルームとテラス囲いの違いは何ですか?


厳密には「サンルーム」は基礎工事を伴う増築に近い気密性の高いものを指し、「テラス囲い」はテラス屋根に囲いをつけた簡易的なものを指します。現在、一般的に検討される後付けの多くはコストパフォーマンスに優れた「テラス囲い」タイプです。

Q. 固定資産税は上がりますか?


サンルームは「屋根があり、三方が壁(ガラス)で囲まれ、床がある」ため、延べ床面積に含まれ、固定資産税の評価対象となるのが一般的です。詳細は自治体の判断によります。



サンルーム・テラス囲いの選び方について解説しました。目的を明確にし、適切なサイズと仕様を選ぶことで、お家の利便性は劇的に向上します。

「どこに頼めばいいのか分からない」という方は、ぜひエクステリア工事の専門店キロへご相談ください。プロの視点から、お客様のご自宅に最適なプランをご提案いたします。

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