狭小地におすすめの自転車置き場の屋根とは
大切な自転車を雨から守る最適な方法は、屋根があるところに置くことです。
ただ敷地に余裕がないと、サイクルポートを設置するスペースも確保できません。
そんな場合でも自転車用の屋根を諦める必要がありません。テラス屋根をという方法があります。
1.サイクルポートとテラス屋根の違い
サイクルポートは、簡単にいうと小さなカーポートです。柱を地面に埋め込み独立して設置します。敷地のどこにでも設置できるので、効率的な動線を考慮したゾーニングやプランニングが可能です。
それに対してテラス屋根とは、建物の壁面に取付する屋根の事です。
エクステリアのリフォームとして一般的で、洗濯物干し場を増築するために設置されます。
建物の壁に取付をするため、当然壁沿いのみの対応となります。
このテラス屋根を自転車置場の屋根に利用するというわけです。
2.テラス屋根が有効なお家とは
先ほどお伝えした通り、サイクルポートの方が自由に設置場所を決める事が出来て、便利だと思いますよね。でもテラス屋根が良い場合もあるのです。ではどういった場所・条件でテラス屋根を使うのが有効なのか。それは狭小地での活用です。
どんな建物でも建物と隣地教会との間にはスペースがあります。そのスペースを使うというわけです。
ただし狭いところだと600mmほどしかなく、テラス屋根の柱を立てると、とても自転車を停める場所を確保できません。
そこでおすすめしたいテラス屋根が柱なしタイプです。
3.柱なしタイプのテラス屋根とは
こちらは文字通り柱を建てないテラス屋根です。簡単にいうと後付の庇(ひさし)です。柱なしテラス屋根の特徴は、柱が無い分屋根下のスペースを最大限活用できることです。
デメリットとしては強度上の問題で壁からの出っ張りの長さ(出幅サイズ)に制限があります。
2尺~4尺(だいたい600mm~1200mm)までが多いですね。
しかし今回のような狭小地の場合、1200mmを超えるような場所は考えにくく、このデメリットはあまり考えなくてもよいでしょう。
もし多少敷地に余裕があれば、柱付のテラス屋根に前面パネルを取付することで、吹き込みの雨を防ぐこともできるようになります。
4.さいごに
ここではテラス屋根という商品でありながら、サイクルポートとしての使い方をご紹介しましたが、同様にテラス屋根をカーポートとして使うことも出来ますし、目隠しや物置スペースとして使うこともできます。当店のようなエクステリア専門店にご相談頂ければ、お客様のご要望にピッタリの商品をご紹介することができるでしょう。
気になる方はぜひ一度ご連絡下さい。