プロが斬る!ウッドデッキのメーカー厳選比較!パート1 デッキ材編
みなさん、こんにちは。
ネットショップキロ ウッドデッキ専門店の山内です。
今回は、エクステリアのプロの私が独自の目線で、
【デッキ材】【幕板】【束柱】【ステップ】【デッキフェンス】のカテゴリ別にメーカーさんを斬っていきます。
比較する商品は下記のとおりです。
・「YKKAP リウッドデッキ200」
・「三協アルミ ひとと木2」
・「TOEX 樹ら楽ステージ」
・「TOSTEM レストステージ」
・「四国化成 ファンデッキHG」
・「タカショー エバーエッコウッドⅡデッキ」
以上の5メーカー6商品が対象です。
もし各メーカーの関係者の方がご覧になっていましたら、すみません。
先に謝っておきます。ご気分を害しましても苦情は受け付けません。もう一度、すみません。
デッキ材の違い
では行きましょう!まずは【デッキ材】の比較です。・「YKKAP リウッドデッキ200」
YKKAPリウッドデッキ200はウォームグレイ、ホワイトブラウン、レッドブラウン、ナチュラルブラウンの4色展開で見た目は平べったい印象ですが、これがなかなかの優れモノです。
まず、デッキ材の幅は197mmなのですが、デッキとデッキのすき間は何と3mm、合わせて200mmだからリウッドデッキ200というネーミングになったのでしょう。これは私の勝手な想像ですが。
人工木デッキでこのサイズの幅は大きめの部類に入ると思います。
デッキのすき間を限りなく小さくして、お子様などの指がひっかかりにくいように設計されているのですが、それだけではなくて高さはデッキ材の合わせ目がカギ状になっているので、なんとデッキ材のすき間からデッキの下が見えません。
隙間がないのです。名刺1枚落ちることはありません。
ビックリマンシールがデッキの下に落ちてなくなってしまうこともありません。ビックリマンシールの件で歳がバレますね。
でも本当にすごい技術なんです。
・「TOEX 樹ら楽ステージ」
LIXIL
TOEX樹ら楽ステージのデッキ材です。
独自のクリエカラーをベースに5色展開です。幅175mm高さ46mmのデッキ材は従来品と比べてデッキ表面の熱上昇を軽減しています。
木の風合いをしっかり残して本物に近い仕上がりです。LIXILの共通色で住まいをトータルコーディネートできるのが樹ら楽ステージの最大の特長ではないでしょうか。
・「TOSTEM レストステージ」
LIXIL
TOSTEMレストステージのデッキ材は3色展開です。
昨年まではクリエラスクAとクリエモカAの2色だったのですが、今年からクリエダークAが仲間入り。
同じLIXIL参加ですから樹ら楽ステージと同じクリエカラーで揃えています。
幅は195mm高さ46mmと樹ら楽ステージより平らな感じです。
YKKAPリウッドデッキ200と同じようにデッキピッチを200mmと設定していて。こちらはデッキ材のすき間が5mmとなっています。
・「三協アルミ ひとと木2」
三協アルミひとと木2のデッキは標準色のパイン、モカブラウン、ローズウッド、チャコールブラックの4色での展開です。
サイズは204mm×46mm。しかし最大の特長はモカブラウン、ローズウッドの2色に木目床板が用意されていること。
これは他のメーカーさんには無いひとと木2だけのラインナップです。人工木のデッキ材はムラのない仕上がりが普通なのですが、
そこをあえて天然の木の風合いに限りなく近づけるために表面に凹凸をつけてムラのある仕上がりにしてあるのです。初めてこのデッキ材を見たときは感動しましたのを覚えています
・「四国化成 ファンデッキHG」
四国化成ファンデッキHGのデッキ材はセピアブラウン、マロンブラウン、ライトブラウンの3色です。
幅144mm高さ50mmと他メーカーさんより少し細目の設定です。
幅が小さい分、施工する側としては工程が多いので幅広のものに慣れてしまうと少し大変です。
私見ですが、ライトブラウンの仕上がりは3色の中でも一番天然木に近い感じがしてかっこいいですよ。
・「タカショー エバーエッコウッドⅡデッキ」
タカショーエバーエコウッドⅡデッキは、ナチュラル、ダークブラウン、ウォームグレー、ホワイトの4色展開です。
エバーエコウッドⅡデッキのデッキ材の最大の特長は、このホワイトのデッキでしょう。お住まいの外壁が白い壁のお宅でしたら、
ホワイトのデッキ材で作ったウッドデッキは最高にマッチしてカッコイイ仕上がりになります。
デッキ材のサイズは幅195mm高さ50mmと標準的な大きさですね。
いかがでしょうか?
人工木ということで、素材はどの機種も木粉と樹脂の混合で出来ています。
樹脂についてはメーカーさんによって廃プラスチックや耐候樹脂など表記の仕方は違いものの、ほぼ同じようなものだと思います。
ただ、木粉と樹脂の配合の違いはあるので、表面温度の上昇や色の経年劣化など長く使うことによっての違いは少しずつ出てくるのかもしれませんが、人工木のウッドデッキが普及するようになって10年くらいが経とうとしています。その間に商品としてはかなり改良も重ねられ、成熟してきているので、発売当初のような反り・曲がりなどはほとんど見受けられませんし、今後も心配はないと思います。
デッキ材を中心にウッドデッキを選ばれるなら、色・見た目が中心になると思いますのでメーカーさんの展示場などでサンプル品をご覧になられたり実際に触れてみてくださるといいでしょう。
また、仕上がったあとの細かい配慮などもありますのでカタログなどでチェックしてみてください。
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