人工木ウッドデッキはお手入れ簡単！そのメリットとデメリット

ウッドデッキとは、木製でできたテラスのことです。

ソフトウッドやハードウッドなどさまざまな種類がありますが、大きく分けると「樹脂木」と「天然木」の2つに分類されます。

「人工木」は樹脂木に含まれ、非常にお手入れがしやすいと人気があります。

ここでは、人工木で作られたウッドデッキのメリット・デメリットについて紹介します。

人工木は耐久性が高い

人工木は再生木とも呼ばれており、木粉とプラスチックをあわせて作られているのが特徴です。

そのため、通常の木材とは異なり耐久性があります。

完全な木材ではないためナチュラル思考の方には好まれないかもしれませんが、安心・安全・長持ちを考えると非常にメリットが大きい木材になるでしょう。

天然木は香りの良さが特徴

一方で天然木は、その名のとおり純粋な木材を指します。

人工木が人工的に作られたものなら、天然木は一切加工を施していないのでしっかりしています。

木材そのままの状態ですから香りもよいですし、種類はスギやヒノキ、マツなど多種にわたります。

もっと分かりやすくいうと、自然に育った樹木です。

木の種類やカットした部分によって色合いが違うのも天然木の魅力のひとつでしょう。

人工木は腐敗しにくくカラーバリエーションが豊富

人工木の一番のメリットは、なんといっても耐久性です。

耐久性が高いということは経年劣化しにくくなるため、長い目で見るとこのメリットはとても大きいでしょう。

もちろん、人工木ウッドデッキのメリットはそれだけではありません。

天然木ではないので湿気を吸収せず腐敗しにくくなるうえに、シロアリの被害にも遭いにくい傾向にあります。

また、カラーバリエーションもとても豊富で、気軽に購入できる低価格という点もメリットになるでしょう。

熱を吸収しやすいというデメリットもある

しかし、その一方でデメリットもあります。それは、「熱を吸収しやすい」という点です。

一度熱が吸収されてしまうと、その熱を放出せず木材の中で保持してしまいます。

熱を吸収し保持するということは、当然ウッドデッキの上は熱い状態ですから、夏にウッドデッキで過ごしたい方には大きなデメリットになってしまいます。

人工木は劣化しにくいためメンテナンスが楽

人工木は耐久性、湿気に強い、シロアリ被害に遭いにくいといったメリットがあるため、天然木よりも手入れは簡単に行なえます。

土汚れをはじめとした、表面の汚れを水洗いするだけで素敵なウッドデッキを維持できます。

人工木ウッドデッキは耐久性に優れ低価格で手軽に設置できる

人工木ウッドデッキはお手入れが簡単で耐久性に優れていることが分かりました。

低価格なので後付けしたい方にもぴったりですし、カラーバリエーションも豊富なので建物のデザインに合わせやすいでしょう。

その一方で熱を吸収しやすく保持してしまいますから、日差しの強い季節は注意が必要です。

人工木にも天然木にもそれぞれメリットとデメリットがありますから、十分理解してから選びましょう。

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