ウッドデッキを補強する金具の間違いのない選び方
ウッドデッキの補強具合によって、その後のウッドデッキの機能性は変わります。
使う人に危険が及ぶことのないよう、ウッドデッキはベストな金具で補強しましょう。
ここでは、ウッドデッキを補強する金具の選び方をまとめました。
補強にベストな金具の特徴や、金具を劣化させない工夫などをぜひチェックしてみてください。
ウッドデッキを補強する金具は「強度」と「耐久性」に注目
ウッドデッキは、清潔・安全に、長く使っていきたい場所です。
耐久性、強度の面を考えると、ウッドデッキを補強する金具からこだわる必要があります。
以下に、ウッドデッキを補強する金具の最適な選び方を、まとめてみました。
・「強度」で壊れにくいウッドデッキを目指す
補強金具の強度が強ければ、その金具自体が長持ちします。逆に、強度が弱ければ、金具だけでなくウッドデッキの寿命も縮まります。
金具でウッドデッキを補強する場合、L字型金具のようにホームセンターで購入できる材料を活用できますが、金具が折れた・割れたといったトラブルを回避する場合には、専用の金具を選ぶようにしましょう。
・「耐久性」でサビを防止
ウッドデッキは、外で雨風にさらされることが多いため、金具の耐久性が求められます。
金具が錆びると、ウッドデッキの安全性も奪われてしまうので注意が必要です。耐久性を重視して、錆びにくい補強金具を使ってください。
真鍮製の金具の場合、サビに強く長い期間ウッドデッキを支えることが可能ですので適しています。
ウッドデッキを補強する金具の大敵「サビ」を抑えるには「再塗装」
真鍮製の金具のように、サビに強い金具を使用したとしても、経年劣化は防げません。そのような場合の対策として効果的なのが再塗装です。
ウッドデッキに最適な金具を使っていても、不安なのがサビですが、サビ止め塗料などで上から再塗装すれば、サビへの対策ができます。
再塗装で、何年経っても錆びずに強いウッドデッキをキープしましょう。
さまざまなサビ止め塗料が販売されていますが、ウッドデッキに使用する場合は、塩基性クロム酸鉛系、鉛丹系といった耐候性の高い塗料を選びましょう。
・サビ止め塗料はサビが出る前に塗る
サビ止め塗料の目的は、サビの進行を抑えることではなく、サビが出るのを防ぐことにあります。
そのため、サビ止め塗料は金具を取り付けた段階で塗るようにしましょう。
すでにサビが発生している箇所に塗ってもサビの進行は抑えられないので注意が必要です。
ウッドデッキを補強する金具は慎重に選ぶ
ウッドデッキを補強する金具は、ウッドデッキでの暮らしを根底から支えています。
耐久性はもちろん、強度などにも注意して、最適なものを選びましょう。
また、再塗装でコーティングをすれば、何年経っても皆が笑顔で過ごせるウッドデッキになりますよ。