LIXIL、YKKAP、三協アルミのテラス屋根を比べてみた<1階用>
みなさん、こんにちは。
ネットショップキロ テラス屋根専門店の山内です。
今回は、1階用テラス屋根に焦点を絞って、LIXIL(リクシル)・YKKAP・三協アルミの3メーカーのテラス屋根を比較してみますが、各メーカーさんから色々な機種のテラス屋根が発売されていますので、スタンダードな機種を中心にお話を進めていきます。
LIXIL(リクシル)・・・スピーネ
YKKAP・・・ソラリア
三協アルミ・・・レボリュー
屋根形状
屋根形状
一般的にテラス屋根の形状は、アール型とフラット型の2種類に分かれます。
スピーネ、ソラリア、メニーウェルも屋根の傾斜が若干違うものの上記の2種類に分かれています。ただ、機種が変わると別の形状が存在します。
例えば、LIXILのパワーアルファという耐風圧強度に優れたテラス屋根があるのですが、コチラの屋根形状は下記のようになります。
ストレートタイプ(フラット型)が完全なストレートのF型と少し曲線がかったL型に分かれます。L型は少し柔らかい印象があります。
カーブタイプ(アール型)はカーブ部分の深さが違うRB型とRA型の2つに分かれています。
一昔前はカーブが深めのRA型のような形状に人気がありましたが、最近はすっきりしたRB型のような形状に人気がある傾向にあります。
屋根形状に関しては、例外を除いて各メーカーさんがほとんど同じです。
サイズバリエーション
サイズバリエーション
テラス屋根のサイズは少々複雑です。
一番分かりにくいのが間口(まぐち)と呼ばれる横幅に関してです。
間口には約900mmごとに大きくなる関東間という単位と、約1000mmごとに大きくなるメーターモジュール(または関西間)という単位があります。
これは住宅の柱の間隔に合わせてテラス屋根を設置するので、どちらがいいとか悪いとかはありません。
間口の単位に関してはどの機種も同じように関東間とメーターモジュールが用意されていて、連結用の屋根を繋げればどこまでも長くすることができます。
機種によって違いがあるのが、奥行(出幅)です。奥行に関しては1尺(しゃく)ずつ大きくなる単位が使われます。1尺は約300mmとお考えください。
柱のタイプによっても違うので一概に言えませんので単純に標準的なタイプで比べてみます。
・LIXIL スピーネ・・・3尺、4尺、5尺、6尺、7尺、8尺、9尺、10尺、12尺、15尺(ただし、R型は10尺まで)
・YKKAP ソラリア・・・2尺、3尺、4尺、5尺、6尺、7尺、8尺、9尺、10尺、11尺、12尺、13尺、14尺、15尺(間口4間以上は出幅が小さくなります)
・三協アルミ メニーウェル・・・3尺、4尺、5尺、6尺、7尺、8尺、9尺、10尺、12尺、15尺、18尺、20尺
ソラリアの2尺というのも珍しいのですが、まず特筆すべきはメニーウェルの18尺と20尺でしょう。
18尺といえば約5.4m、20尺だと約6m!これだけ大きければ建物と垂直に車を停めることができるくらいです。
ソラリアが1尺刻みで15尺まで揃えているのも地味にすごいのですが、やはり最大サイズに関しては現地加工ではどうにもならない部分ですので、これは三協アルミに軍配が上がります。
本体カラー
本体カラー
本体カラーのバリエーションは下記のとおりです。
・LIXIL スピーネ・・ブラック・オータムブラウン・シャイングレー・ナチュラルシルバー・ブロンズ・ホワイト 計6色
・YKKAP ソラリア・・・ブラウン・カームブラック・プラチナステン・ピュアシルバー・ホワイト 計5色
・三協アルミ メニーウェル・・・ブロンズ・ホワイト・ダークブロンズ・アーバングレー・ブラック・サンシルバー 計6色
カラーは少ないよりは多い方がいいのですが、各機種がほとんど同じようなバリエーションになっています。
特筆すべきは各機種共にシルバー系に2色が用意されていることです。
最近の住宅事情はアルミサッシの色がシルバー系のものが主流になっています。
壁に接続して設置するテラス屋根のカラーはサッシの色に合わせると納まりがいいので、どの機種も流行のアルミサッシの色をしっかりおさえている印象です。
本体カラーはどのタイプもほぼ同列ですね。
屋根材
屋根材
上記はソラリアの屋根材一覧表です。屋根材に関してはどのメーカーのどの機種もほとんど変わりがありません。
ポリカーボネート、熱線遮断ポリカーボネート(LIXILは熱線吸収)の2種類に分かれていて色はブルー系・ブラウン系・クリア系(すりガラス調)の3系統の色が用意されています。
物干しセット
物干しセット
スピーネの吊り下げ式物干し
ソラリアの上下可動物干し
洗濯物を干す際に使う人や洗濯物によって高さを変えたくなることがあります。
そんなときに便利なのがこの商品です。
また、屋根の下でバーベキューをしたい時などは案外物干しが邪魔になったりしますが、上記は着脱機能付なのでワンタッチで外すことができます。
ソラリア以外にはメニーウェルにも同等品があります。
物干しについては使い勝手によりますが、最近は上下可動式のお問い合わせはかなり増えてきています。
物干しセットの比較については下記の別記事で詳しく説明していますので、そちらもご参照ください。
『LIXIL・YKKap・三協アルミ テラス屋根物干し徹底比較!』 ← クリックすると別ウィンドウが開きます。
さいごに
さいごに
テラス屋根というのはメーカーごとの違いというのがあまり多くないのですが、細かいところを見ていけば少しずつ違うものです。
しかし、どの機種もいちばんニーズの多い部分はしっかり押さえているので、メーカーに強いこだわりがない限り、価格の違いというのが購入の決め手になるかもしれませんね。
ネットショップキロ テラス屋根専門店では、どのタイプも40~55%引きでかなりお安くなっているのですが、YKKAPソラリアは驚異の55%引き! ※2015年1月現在
これにキャンペーン値引が足されるとすると、どこにも負けない価格だと自負しております。
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