おはようございます。テラス屋根工事専門店担当の近藤です。 2019年1月23日　ついにYKKAPよりニューリリースされました新型テラス・テラス囲いその名も「ソラリア」 今回の最大の変更点は従来テラスはヴェクター　テラス囲いはサンフィール３でしたが、ソラリアの一つのシリーズに統合されました。 これはまだどこのメーカーもおこなっていない点ですが実際は、どこのメーカーもテラスとテラス囲いの部材は共用で なのですが、わざわざ別名を使用していて非常にわかりづらい状況でした。そこでYKKAPは。2つのブランドをひとつにつることで 我々プロにとっても素人にとっても非常にわかりやすい商品体系を完成させました。これでテラスとテラス囲い両方に使える オプションもわかりやすく、取り付けやすくなりますね。これは非常に画期的でなぜメーカーさんがわざわざ別々のブランドを使用しているのか わかりませんが。 先代のYKKAPヴェクターは10年以上の施工性の良さや価格のバランス二よりロングランヒットのおかげで YKKAPのテラス屋根とテラス囲いのモデルは今までモデルチェンジがなされないままでしたので今回の改良点はなんと6つ！

今回のモデルチェンジの特徴のポイントは6つ

１　水密性の向上 ２　台風性の向上 ３　施工性のさらなる向上 ４　機能の向上 ５　デザインの向上 ６　バリエーションの絞り込み さすがYKKAPです。待ちに待っただけあります。一気に6項目の改良を加えました。 これで昨年改良されたLIXILスピーネ　三協レヴォーグに互角以上の戦いができます。 それでは今回の改良点をひとつづつ解説していきたいと思います。 １　水密性の向上　JIS基準W-3相当にバージョンアップ ２　台風性の向上　最大Vo42m/秒にバージョンアップ                   1と2は一緒に説明しますね。これはテラスではあまり関係ないのですが、テラス囲いにとっては死活問題の水密性です。今回は 独自の特許出願中のアルミ前枠を採用しJIS基準W-3相当の水密性を確保いたしました。さらにこれらの構造の変更により耐風圧を 最大Vo42ｍ/秒まで向上させました。昨今は台風、大雪など自然災害も関東や関西の大都市でもおきますそのため積雪も余裕の 100ｃｍまで対応できる積雪地用モデルまでご用意しました。   ３　施工性のさらなる向上 YKKAP製品の良さは、職人さんが一番知ってますのよ。精度の高さです。そのため以前より施工性のYKKAPと言われました。 そのYKKAPが今回本気で施工性をさらに高めました。熟練工の高齢化などで職人不足が危ぶまれることに配慮した為で ソラリア囲いモデルでは、ねじの種類を半分にねじの本数を25％削減させより施工性を上げましたさらに防水に必要なシーリング の使用量を45％まで削減しました。ソラリア屋根においてはなんとドレイン周りを乾式で施工できるようにしシーリング箇所 を削減し施工性を高めました。これは職人さんいとっても非常に作業が楽になることは間違いないのですが、エンドユーザー様に とっても施業工程が少ない、施工が早くなる。施工の間違いが少なくなりいいことばかりの性能向上です。   ４　機能の向上                   ５　デザインの向上 ソラリアはヴェクターと比べても、デザインが大きく変わっているようには見えないといわれます。実際劇的な変化はないのですが、仕様によって色々変わっています。 例えばフラットタイプの屋根は、よりモダンな印象になるようにしています。こちらの2019年5月のE＆G（名古屋で開催されたエクステリア新商品の展示会）をみて下さい。 樋部分が丸まったデザイン（左側）がヴェクター、右のカクカクしている方がソラリアです。実際に商品をみると、スッキリとデザインが収まっていました。 細かい部分ですが、テラス屋根は発売されてから長い年月が経ち、デザインも洗練されてきました。そうすると、よりディテールにこだわる事になっていきます。テラス屋根の正統な進化と言えるでしょう。   ６　バリエーションの絞込み ヴェクターからソラリアに代わるにあたって、仕様を絞込みを行っています。これにより商品がより選びやすくなりました。 具体的には張り出し仕様の終了、2階用ソラリアにバルコニー取付金具（中間用）をセットにして販売、一部大型サイズの終了などが上げられます。今回のソラリアは、強度表記から安心・安全にこだわっています。ブランドイメージに則した絞込みと言えるでしょう。   このように、ソラリアはより魅力的なテラス屋根に生まれ変わりました。 これから洗濯物干しスペースとして、テラス屋根ソラリアをご検討してみてはいかがでしょうか。   ※本ブログ内の価格は2019年9月30日まで有効です。