LIXILカーポートSCシリーズが大人気!プロが語るその魅力と価格を徹底解説!
カーポートは駐車場に設置する屋根として、車の雨よけに便利な商品です。雨の日の車からの乗り降りはもちろん、車を長く美しく使い続けるためにも役立ちます。
一方で「カーポートはただの駐車場の屋根で、デザインとかは後回し・・・。」そんな時代が長く続きました。
その中で住宅のデザインはどんどん洗練され、「カーポートは住宅の美観を損ねるから・・・」といった理由で、設置したくないというお声もよく聞きました。
ですが、とうとうカーポートにもおしゃれを求めていい時代が来ました!
カーポート界の常識を大きく覆したのが、エクステリア大手アルミメーカーである、LIXIL
から2017年に発売された「カーポートSC」です。
今回は、そのシンプルな美しさが高く評価され《デザインアワードを4冠達成》した商品!
カーポート至上、最高にかっこよく、シンプルなカーポートSCシリーズをプロの目線からご紹介いたします。
この記事を読んでわかることは下記の通りです。
・カーポートSCの魅力とは?
・カーポートSCの価格はいくらぐらい?
カーポートSCってどんなカーポート?
カーポートSCってどんなカーポート?
■ カーポートSCはデザイン性抜群!
「カーポートSC」はただの駐車場の屋根としての使用用途だけではなく、カーポートの機能性はそのままに、住宅に馴染むシンプルかつおしゃれなデザイン性を追求したカーポートです。
近年、住宅のデザインも直線が多く使われるすっきりとした形状と、モノトーンを配した、ゴテゴテしないシンプルなデザインが人気です。
この「カーポートSC」はそんな住宅事情にあったシンプルな「屋根」と「柱」で構成されたデザインが一番の自慢です。
デザインに関する評価は「2017 グッドデザイン賞BEST100」、「German Design Award(ドイツデザイン賞)2018年度」、「 iFデザイン賞受賞」、「JIDAデザインミュージアムセレクションvol.19選定商品」と4つのデザインアワードを獲得していることが証明しています。
どんな賞? | 対象商品 | |
---|---|---|
グッドデザイン賞 | グッドデザイン賞は、日本産業デザイン振興会が主催する、優れたデザインに対して与えられる賞です。 審査基準は、デザインによる機能性、安全性、環境性能、美的性質などがあり、審査員によって厳正に審査されます。 |
1台用・2台用・3台用・梁延長・後方支持2台用・サイクルポート |
German Design Award | German Design Awardは、さまざまなカテゴリーで革新的で優れたデザインを認める国際的なデザイン賞です。 審査員は、国際的なデザインの専門家から構成され、デザインの品質、機能性、ユーザー体験などの基準に基づいて提出作品を評価します。 |
1台用・サイクルポート |
iFデザイン賞 | iFデザイン賞は、ドイツのiF国際デザインフォーラムが主催する、世界的に著名なデザイン賞のひとつです。 審査員は、国際的なデザインの専門家から構成されます。 |
1台用・サイクルポート |
JIDAデザインミュージアムセレクション | JIDAデザインミュージアムセレクションは、日本産業デザイン協会(JIDA)が主催する、優れたデザイン製品を選定して表彰する賞です。 審査基準は、デザインの美しさ、機能性、使いやすさ、環境への配慮などが含まれます。 |
1台用・サイクルポート |
またカーポートSCは住宅との調和を目指した商品です。
そのため、屋根自体を構造材とする発想から「中骨レス」のカーポートとして特異な商品となりました。
屋根の厚みはわずか40mm!
一般的なカーポートだと梁があるため、圧迫感が出ますが、カーポートSCは梁がないためすっきりとした印象になります。
もちろん強度も通常のカーポートと同等となっているので安心です。
一般的なカーポートと違い、雨樋は柱や屋根の中に入っています。
そのため外から雨樋が見えません!
横の樋は屋根フレームと一体になっており、縦の樋は柱の中に入っています。
柱や屋根を固定するためのネジやボルトもほとんど見えない構造となっていることもカーポートSCの特徴です。
■ カーポートSCはサイズバリエーションが豊富!
カーポートSCは新しいサイズ展開が続々登場しています!
基本的にはカーポートは駐車台数によってサイズ展開が分かれますので、駐車場の大きさや駐車する予定の車の台数を前提に商品を選ぶとよいでしょう。
駐車台数 | バリエーション |
---|---|
1台用 | カーポートSC:1台用、カーポートSC1500:1台用 |
2台用 | カーポートSC:2台用、カーポートSC:後方支持2台用、カーポートSC1500:2台用 |
3台用 | カーポートSC3台用 |
自転車用 | カーポートSC:ミニ(駐輪場) |
カーポートSCといえばこのデザイン!柱と屋根だけのシンプルな構造が、現代の住宅とマッチし、住宅自体をワンランクアップさせてくれます。
積雪50㎝にも対応ができるカーポートSC。両側に柱が来るので、実際に乗り降りするスペースも想定したサイズ設定が必要です。
カーポートSC:2台用
2台用でもスタイリッシュな印象は変わりません。おしゃれなカーポートが欲しい!という方にはおすすめの商品です。
カーポートSC:後方支持2台用
ついに登場した後方支持タイプのカーポートSC。柱が後ろにあるので車の出し入れがしやすい!
カーポートSC:3台用
こちらも発売間もない3台用のカーポートSC。重厚感はあるものの少しすっきり感は失われてしまっているように見えます。柱が6本もあるから・・・?
カーポートSCミニ
カーポートのデザインを自転車置き場にも採用しました。めちゃくちゃおしゃれなサイクルポートです。
■ カーポートSCはアルミ屋根を採用!
カーポートSCは屋根にもこだわりが詰まっています。
屋根部分はポリカーボネートや鋼板材ではなく、アルミが採用されており、丈夫さとおしゃれさを兼ね備えたカーポートとなっています。
アルミ屋根の効果はおしゃれさだけではありません!
一般的なポリカーボネート屋根のカーポートの場合はどうしても日光を通してしまいます。
そのため紫外線や高温に注意が必要ですが、アルミ屋根だとその心配もいりません。
折板屋根のカーポートであれば同様の効果がありますが、少し武骨な印象になってしまいます。
アルミ屋根のカーポートはスタイリッシュさを保ちながら同様の効果が出せるのが機能面でも魅力的です。
カーポートなしと比べるとなんと40度以上!
ポリカーボネート屋根のカーポートありと比較しても20度以上の差が出ます。
アルミ屋根は当たり前ですが、屋根が透明ではないので屋根の上が見えません。
そのおかげで屋根の汚れや落ち葉、鳥の糞なども見えないようになっています。
気になる汚れが見えないことは「おしゃれ」に欠かせない要素ですね。
■ カーポートSCはカラー展開もひと味違う!
カーポートSCのカラー展開は通常のカーポートとはひと味もふた味も違います。
屋根も柱もアルミなので統一感のあるカラーが魅力です。
光沢が抑えられているためギラギラした感じもなく、落ち着いたカラーになっています。
普通であればこのカラー展開のみなのですが、それだけでは「ひと味違う」とは言えません。
なんと屋根と柱のカラーを別々に組み合わせすることができるんです!
こんなカーポートこれまでありませんでした!!
柱を黒く、屋根を白っぽくというツートンコーディネート。
まさかカーポートの世界にまでモノトーンコーデが採用されるとは思っていませんでした。
正直なところ、カーポートSCの魅力を一番引き出してくれるのはツートンコーデでしょう。
住宅の外壁カラーにあわせて、明るいカラーであればナチュラルシルバーFとブラックの組み合わせ、落ち着いたカラーであればシャイングレーFとブラックの組み合わせがおすすめです。
カーポートSCにも木調カラーが登場しています。
外壁が木目調の住宅にも合うようにと開発されたカラーです。
個人的には、おしゃれではないということはないのですが、木調カラーにすると価格も上がりますし、洗練されたデザインから温かみのある木調が入ることで、本来のカーポートSCの魅力が少なくなってしまうように感じます。
カーポートSCはオプションまでおしゃれ!
カーポートSCはオプションまでおしゃれ!
カーポートSCの本体と同様にオプションもおしゃれなアイテムが揃っています。
スタイリッシュさをワンランクアップさせてくれる商品や、いいカーポートを長く使用いただくためのオプションが豊富です。
ここでは一部の人気オプションをご紹介いたします。
■ サイドスクリーン
本体の意匠性を損なわず、プライバシー効果と通風効果を両立させました。
■ サポート柱
カーポートのオプションといえば定番のサポート柱もあります。
ただし見栄えがいいとは言えないので、風が強い日や台風の日などにのみ使用することをおすすめします。
■ 照明・ライト
スタイリッシュなカーポートを彩るライトです。
カーポートSCは様々なライティングアイテムと組み合わせが可能!
日中だけではなく、夜まで特別な空間演出ができる商品です!
まとめ
まとめ
いかがでしたでしょうか?
カーポートSCはこれまでのカーポート業界に一石を投じる、新たな視点を持ったカーポートです。
それは「カーポートは機能性だけではなく、デザイン性も同じくらい重要」ということです。
これまでは「カーポートっておしゃれじゃないし・・・」と買い控えていたお客様が、今ではこのカーポートを目当てに指名買いをする時代となりました。
今後は各メーカーも同様のアルミ屋根のおしゃれなカーポートを発売していくでしょう。
これからお家を建てられる方やカーポートを建てられる方は、
一生に一度や二度といったカーポートを設置するせっかくの機会なので、
「安さ」や「機能性」だけではなく、帰宅したときに「あがる」カーポートを選んでみてはいかがでしょうか?