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投稿日:2015/05/25    更新日:2023/06/28


人気のアルミ屋根?定番ポリカーボネート?
【YKKAP・LIXIL・三協アルミ】
カーポート屋根材を比較



カーポートやテラス屋根を選ぶ際に迷ってしまいがちな屋根材。

カーポートの屋根材はメーカーによっても大きく異なります。

カラー展開なども異なるため、一概にどれを選んでいいかとなるとわからなくなってしまいますよね。


今回は特に迷いやすいカーポートの屋根材について、屋根材の種類とYKKap、LIXIL、三協アルミの大手アルミメーカーの特徴を交えてご説明いたします。



現在カーポートの屋根材はポリカーボネート板屋根材、アルミ屋根材、スチール折板屋根材の大きく分けて3種類あります。


ポリカーボネート


多くの駐車場で見慣れた屋根材のカーポートです。カーポートと言えば思い浮かべるのはこのポリカーボネート板のものですね。

安価なものも多く、ホームセンターなどの量販店などでもよく見かけるカーポートになります。

このカーポートに使用されるポリカーボネート屋根は一般的なものと、夏の暑い日差しを防いでくれるような熱線をカットするタイプのものがあります。
屋根材

一般ポリカーボネート

ガラスの200倍の強度で、アクリル板の20倍の強度といわれています。

非常に粘りのある屋根材です。


以前はアクリル板といわれる商品で2005年ごろから段々とこちらのポリカーボネートに変わってきました。

現在では割れやすいアクリル板は、カーポートとしては使用されていません。


よく台風や強風など風の影響で割れてしまっているのはアクリル板の屋根材を用いたカーポートですね。

ポリカーボネートの場合には屋根が外れて落下することで傷がつくことはありますが、割れてしまうという事例はあまりありません。



熱線吸収ポリカーボネート

メーカーによって仕様が異なるのが熱線系のポリカーボネートです。


「吸収」と名前がつく熱線系ポリカーボネートは以前はLIXILからの販売が主流でした。


近年では三協アルミや四国化成からも販売されています。

真夏の熱線を吸収してくれるという優れもので、通常のポリカーボネートよりも10%ほど熱線をカットしてくれます。



熱線遮断ポリカーボネート

こちらの熱線系はYKKap、三協アルミが採用している「遮断」と名前が付くポリカーボネートです。


効果としてはどちらも熱線を遮断してくれますが、「吸収」にくらべて「遮断」のほうが一般的にカーポートの下が暗くなりがちです。


暗くなる分涼しくなるため、夏場などは「遮断」のほうが良いと感じることも多いのですが、窓付近にカーポートを建てる場合には遮光効果が強すぎて、室内に光が入ってこないといった事例もあります。


場所や目的に応じてお選びいただくとよいでしょう。


アルミ屋根


最近話題となっているアルミ屋根のカーポートです。
すい星のごとくカーポート界に現れた、LIXILの「カーポートSC」。

その爆発的な売れ行きにより各社が追随した結果、最新のトレンドカーポートとなっています。


柱やフレームだけでなく、屋根材もアルミ製となっており、スタイリッシュでおしゃれなデザインは、住宅の外観を損なわず、むしろ一体となって、お家の外観を作り上げるためのうってつけの商品です。

おしゃれなカーポートが欲しい!という方はこちらの屋根材を使用したカーポートがおすすめです。

スチール折板


積雪地域や風の強い地域、または頑丈なカーポートが欲しいという方向けの、スチール製の屋根です。折板は「おりいた」ではなく「セッパン」と呼ばれ、エクステリア業界では「セッパンカーポート」といった名称で知られています。
スチールだけあってポリカーボネート屋根と比較すると、やはり強度が特徴的で、雪や台風に強いカーポートをお探しの方はこちらの屋根材を使用した商品を選ぶとよいでしょう。

スチール折板(通常品)

メーカーによってスチール折板の差はありません。基本的にはカーポートはアルミメーカーが製造しており、屋根材はスチールを扱う会社が作ったものを、カーポートと抱き合わせてメーカーが販売しているのが実情です。
積雪や柱の本数などによって使用されるスチール折板の厚みが異なる点が違いとなります。



スチール折板(彩光)

スチール部分は変わらず、折板屋根材の間にポリカーボネートの屋根材を入れることで、頑丈さと採光性を確保した屋根材になります。
こちらもYKKap、三協アルミ、LIXILなどどのメーカーでも採用されており、スチール折板カーポートの屋根材の選択肢の一つとして選ばれています。名称は各社異なっており、「明り取り屋根」や「採光折板」と言われています。
ポリカーボネートをどれくらいの間隔で入れるか?も選ぶことができ、1山タイプ(1本分のポリカーボネート屋根を入れる)と3山タイプ(3本分のポリカーボネート屋根を入れる)が発売されています。また入れる本数や位置についても比較的自由度が高く、「玄関の部分だけは明るく」や「リビングの窓があるところだけは明るく」といった設置方法も可能です。



では実際のメーカーでは具体的にカラー・素材などどのようなものになっているのでしょう?

YKKAP、LIXIL、三協アルミ、四国化成の順番にそれぞれご説明いたします。

YKKAPの屋根材(ポリカーボネート屋根・アルミ屋根・折板屋根)


YKKAPは言わずとしれた、アルミカーポートの大手メーカーです。

ポリカーボネートはアースブルー、スモークブラウン、トーメイマットの3色展開となっており、熱線遮断ポリカーボネート板はアースブルーマットとクリアマットの2色展開あります。

これだけあれば十分に選択できるのではないでしょうか?


ちなみにアッシュグレイという熱線遮断FRP板タイプは防火地域のための屋根材となっており、ポリカーボネートとは少し異なります。

価格についても大きく上がってしまうため注意が必要です。
アルミ屋根材はプラチナステンとカームブラックのアルミ色に加え、ハニーチェリー、キャラメルチーク、桑炭、バニラウォールナットと組み合わせる木調複合カラーも発売されています。
折板屋根材はシルバーの一色のため、選択肢はありませんが、ポリカーボネートを間に挟んだ明り取り屋根仕様も選べます。



YKKAP屋根材カラー
YKKAP屋根材カラー写真





LIXILの屋根材(ポリカーボネート屋根・アルミ屋根・折板屋根)


LIXILはエクステリアだけではなく、キッチンやお風呂なども含めた住宅商品メーカーの最大手の会社となります。


ポリカーボネート板にはクリアブラウンとクリアブルーとクリアマット、

熱線吸収ポリカーボネート板は、ブルーマットS クリアマットSの2タイプが発売されています。


LIXILでもYKKapと同じくFRP板タイプもあります。



LIXIL屋根材



以前はガリレポリカというタイプもありましたが、採用されているカーポートは少なくなってきています。

ガリレポリカとはパソコンやテレビなどに使われる樹脂を再度加工し直し、カーポートの屋根材に使うというリサイクルタイプの屋根材です。


またアクアタイプというものもありましたが、こちらも最近では少なくなっています。

アクアタイプとは光触媒コートを利用し、鳥のふんや工場の排煙や車の排ガスなどを雨で流れ落としてくれるというものです。

カーポートSCシリーズに使用されるアルミ屋根のカラー展開はシャイングレーとブラック、ナチュラルシルバーのアルミ色と、ブラックカラーと組み合わせができるオーク、チェリーウッド、クリエモカとなっています。
折板屋根については基本的にはシルバー系の色味になります。








三協アルミは最近熱線吸収防汚ポリカーボネートを搭載したモデルを発売しています。

遮断等の性能はLIXILと同等ですが、傷がつきにくいということをうたっています。

通常のポリカーボネート屋根より10%以上傷がつきにくいとのことです。


ただしカーポートの屋根に傷がついて困っているということはあまりお聞きしたことがないため、実際の違いについては私たちもあまり認識できていません。

アルミ屋根のカーポートはカーポートFⅡに使用されているサンシルバー、アーバングレー、ブラックから選べます。
スチール折板屋根は他社と変わらず1色展開となります。


三協アルミ屋根材




多くの種類をご紹介いたしましたが、メーカーに限らずカーポートの屋根材は、ポリカーボネートであれば熱線を「吸収」もしくは「遮断」してくれるタイプがマストだといえます。


1台用のカーポートの場合、単純な価格の差としては数千円ほどとなりますが、車の室内温度が上がりにくいのは大きなメリットだといえます。

どのメーカーのものがいいのかといわれれば、正直なところ大差がありません。


カーポートのデザインや価格からお選びいただいたのちに、屋根材に目を向けてみてはいかがでしょうか?


またカラーについては現在遮光性を考慮してもすりガラス調のカラーをお選びいただくことが多くなっております。

暗くなるのはいやだけど熱線はカットしたいという思いの方が数多くいらっしゃるということですね。


これからカーポートを検討される方は、カーポートのデザインや価格とあわせて「屋根材」についてもお考えいただくことをおすすめいたします!








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