2台用カーポートに隠された秘密!ワイドタイプと合掌タイプの違いとは?
2台用の駐車場といえば一番多いのが並列式の駐車場! そしてそのような場所にカーポートを設置するならやはりこのような2台用カーポートが一般的です。
では問題です。 上の2つの写真の2台用カーポートの違いはどこでしょうか?
間違い探しのようになっていますが結構簡単です。 カーポートの屋根の一番高いところに注目してください。(赤い丸枠内にご注目ください。)
左の写真では継ぎ目がなく一本梁になっていますが、右の写真では継ぎ目があり連結してあります。
左の写真のカーポートは一般的に「ワイドタイプ」と呼ばれるカーポートとなっており、2台用車庫専用に作られたカーポートとなっています。
右の写真のカーポートは「合掌タイプ」と呼ばれ1台用のカーポートの屋根の先同士を連結して2台用としているカーポートとなります。
「ワイドタイプ」の方が「合掌タイプ」より多く販売されているのが実情なのですが、なぜこのように2種類あるのでしょうか?
大きな要因は現場の納まりにあります。
というのも現場によっては幅に制限がある敷地があったりします。
つまりはこんな場所やこんな場所などカーポートが設置できる寸法が完全に決まってしまっている現場です。
幅をカットしてしまえばいいじゃないか!というお声も聞こえてきますが、確かにその通り。
1台用の場合などは横幅をカットして設置することが多いです。 ですが「ワイドタイプ」の場合横幅をカットするのは非常に難しいんです。
例えば1台用の横幅をカットする場合ならこの部分をカットしていくんですが・・・
「ワイドタイプ」の場合は梁が一本になっており、両側の柱につながっているため切るとしたら柱との連結部分なんです。
ですが、ここは本来柱と連結するため加工がされているので切ってはいけません。 でも2台用カーポートが欲しい・・・
そんな時に活躍するのが「合掌タイプ」なんです!
「合掌タイプ」でしたら敷地条件に対してある程度自由が利きますが、「ワイドタイプ」のデザインがいい場合は駐車場を計画する段階からしっかりと寸法確認をしておかないといけません。
これから家を建てたり、購入されたり、はたまた外構リフォームをされる方はお気を付け下さい。 カーポート専門店の富田でした。
キロではカーポートのプロが現地調査を行ってしっかりとお調べ致します。
カーポートの設置をご検討頂いている方は、ぜひ無料の現地調査に申し込んでみてはいかがでしょうか。