ウッドデッキ 投稿日:2015/04/13 更新日:2023/07/21 みなさん、こんにちは。 ネットショップキロ ウッドデッキ専門店の山内です。 天然木と人工木の違いって? 「木材」といえば、杉や檜、DIYようのものとなるとパイン材やレッドシダー、ホワイトアッシュなどが思い浮かぶ方が多いのではないでしょうか。これらはすべて森から切り出した「天然木」です。 木造の住宅や家具、小物など天然木が使われているものはたくさんありますが、最近「人工木」が多く流通しているのをご存知でしょうか?特にエクステリア(建物の外構)に使われることが多くなっています。 中でも使用頻度が高いのがウッドデッキです。人工木のウッドデッキは公共施設以外に一般住宅でも90%以上のシェアを占めています。それだけシェアが増えてきたということはそれなりに便利で使い勝手がいいということだと想像はつくのですが、実際何がどう違うのかを理解している方はそんなにおおくいらっしゃらないのではないでしょうか。 そこで今回は、「天然木と人工木」の違いについて解説いたします。特にウッドデッキが欲しいなぁと思っていらっしゃる方は必見です。 天然木とは。 まず「ウッドデッキ」と聞いて頭に浮かぶのが天然木のものだと思います。その後、何年かしたら木が腐ってきてボロボロになってしまうとかメンテナンスが面倒くさそうというのはなんとなく想像できると思います。 でも、天然木の中にも耐久性の強いもの・弱いものなどいろいろありますので、まずは天然木の種類からご紹介します。 天然木は大きく分けてハードタイプとソフトタイプの2種類があります。ソフトタイプというのは、ホームセンターなどで売られているSPF材やパイン材、ウエスタンレッドシダーなどがそうです。ホームセンターで木材を買ってきて日曜大工で縁台や柵などを作った後、2~3年すると腐ってしまったという経験をされたことはありませんか?そうです。ソフトタイプの木材は腐りやすいのです。 なぜそんなに腐りやすいものを売っているのかといいますと、ソフトタイプの木材はとてもその柔らかさから「加工しやすい」のです。柔らかく加工しやすいということはそれだけ虫に食われてしまったり、腐りやすかったりするのです。その分、価格もお値打ちなものが多いです。 ではハードタイプとはどんな種類のものかといいますと、イペ、ウリン、セランガンバツなどがそれにあたります。ウリンなどのハードタイプの材木はなぜホームセンターなどに売られていないかといいますと、単純に「加工しにくい」からでしょう。普通にビスを打つだけでもかなりシビアなので、しっかりドリルで下穴を開けてからでないとできません。切断するにも専用の道具を使っても一般の方ではかなり難しい作業になります。しかも、硬い材質ということは中身がしっかり詰まっているということ。 ということはかなり「重い」ということです。一つ一つの部材が重いので、レッドシダーなら一人でできる作業もウリンでは二人で行わなければいけないかもしれません。日曜大工商品が多く売られているホームセンターで、そんなに加工のしにくいものはあまり売れないのかもしれませんね。 ハードタイプの木材の特徴は単に固いだけではありません。それだけではメリットがありませんよね。セランガンバツなどハードタイプの木材の多くは東南アジアなどの熱帯雨林が原産です。熱帯雨林ということは雨が多く降り、湿度も高い場所です。そんな場所ですくすく育った木材たちは「雨に強い」のです。 木というと雨や湿度に弱い印象がありますが、ハードタイプのものは雨に強いのです。港町やヨットハーバーなどで天然木の大きなデッキを見たことはありませんか?海の上にあるデッキなのに腐らないのか不思議に思われたこともあると思います。あれは毎月のように防腐剤を塗ってメンテナンスをしているのではありません。湿気に強いハードタイプの木材を使っているのです。 ではなぜ世の中のウッドデッキがハードタイプのものだけでなく、くさりやすいソフトタイプのものが多く出回っているのかといいますと、それはハードタイプの木材が大変高価だからです。当然、希少価値が高いからお値段も高くなるのですが、ウエスタンレッドシダーとセランガンバツではおよそ倍以上の価格の違いがあります。 だったらホームセンターで買ってきたレッドシダーやSPFでウッドデッキを作って、毎年メンテナンスすればいいとお考えかも知れませんが、ウッドデッキのメンテナンスってとても大変で結構お金がかかるんです。 ウッドデッキが腐食し始めるのはどこからかといいますと、それは「束柱」からです。束柱は地面にいちばん近い場所にありますので、湿気にいちばん近いということになります。湿気にいちばん近いということは一番腐りやすいのです。 ウッドデッキを使用しているとデッキフェンスやデッキ材に目が行きがちですが、見えないところが一番大切なのです。その見えないところに防腐剤を塗るのが大変な作業ということは説明しなくてもお分かりだと思います。しかも、デッキの高さがあまり高くない場合だと防腐剤を塗ること自体が不可能だということもあるでしょう。 さらに、防腐剤も一缶で数千円~1万円くらいします。毎年のように防腐剤を買ってメンテナンスをしてもやはり数年で腐ってきてしまうのがソフトタイプのウッドデッキです。 セランガンバツなどハードタイプの場合は防腐剤を塗ったりする必要はありませんが、やはり木材自体の価格の高さや加工しにくいことからの工事代の高さも相まって、見積りだけ取ってあきらめる方も多くいらっしゃいます。 人工木とは。 そこで、人工木の登場です。 人工木は樹脂木ともいわれ、木粉と樹脂を混ぜ合わせて作られたものです。樹脂というと太陽に当たっているとパリパリと割れてしまう印象があるかもしれませんが、そんなことは全くありません。それどころか天然木のような本物の木の風合いを残しながらメンテナンスをする必要もなく、加工もしやすいので工事代もそんなに高くならないのです。 人工木のウッドデッキは、土台となる束柱や根太の部分はアルミでできているものが多いので、変形や腐食の心配はまったくないどころかかなり長持ちします。 こんないい資材をウッドデッキに使わない手はないですよね。まさにウッドデッキの為にできたのではないかと思えてしまうほどのものです。 そしてなんといっても価格も安く抑えられます。SPF材と同じくらいの価格にはなりませんが、ハードタイプの木材と比べるとかなりお値打ちです。 だからこそ人工木はウッドデッキに最適な資材になり、多くのシェアを占めてきているのだと思います。 そんな人工木は各アルミメーカーが材質も含めて競争していますので、その人気と価値は毎年のように上がってきています。 ちなみに当店では、YKKAP リウッドデッキ200 TOEX 樹ら楽ステージ TOSTEM レストステージ 三協アルミ ひとと木Ⅱ 四国化成 ファンデッキHG タカショーエバーエコウッドⅡデッキの6機種を工事付でお値打ちに販売しております。 【おすすめ人工木ウッドデッキ】 YKK AP リウッドデッキ200(ステップ、デッキフェンスはオプションです) [caption id="attachment_6210" align="alignleft" width="248"] YKKAP リウッドデッキ200[/caption] 人気No.1の樹脂木デッキです。ポリプロピレンという赤ちゃんの食器などにも使われている安全で特殊な樹脂と、木粉を1:1で混ぜあわせて作られているので環境にも優しく、木の風合いを感じ取ることができるモデルです。 デッキ表面にねじやビスを打たない、ささくれ立たない、デッキとデッキの隙間を極力狭くしているなど、安全面も考慮されているので小さなお子様が裸足で歩いても安心です。 標準工事費コミコミ価格 65,737円~(税込) ※本ブログ内の価格は2019年9月30日まで有効です。 人工木ウッドデッキの施工事例がたくさん掲載されています。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
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