宅配ボックスはマンションや賃貸住宅だけでなく、一戸建て住宅でも設置の検討が増えてきています。 本記事では、宅配ボックスの基本的な使い方やメリット、利用する際の注意点について解説します。
宅配ボックスの基本的な使い方
玄関先や郵便ポストの近くに宅配ボックスを設置しておくと、宅配業者が荷物を投函します。メールや不在票などで荷物の到着を確認したら、ボックスから荷物を出して受け取り完了です。 防犯対策として、内鍵や専用ロックが備わっています。暗証番号や磁気カードなどで認証してからロックを解除するタイプもあります。
宅配ボックスの利便性とは
宅配ボックスのメリットについて解説します。1. 不在でも荷物を受け取れる
宅配ボックスの最大のメリットは、不在時でも荷物を受け取れる点です。 日中不在にしていることが多い、シフト制の仕事で自宅にいる時間が毎日バラバラ、どうしても手が離せない家事などをしている時などは荷物が受け取れないですよね。 しかし、宅配ボックスに荷物を入れてもらえば配達日の当日に荷物を受け取ることが可能です。
2. 防犯面で優れている
宅配ボックスの利用は、不審者による宅配業者を装った家屋侵入や、在宅時間帯の特定を防ぐことにつながります。 宅配業者と顔を合わせたくない、子どもに宅配業者の対応をさせたくないなどの場合にも役立ちます。
3. 再配達の手間を省ける
宅配ボックスで荷物を受け取ることができれば、再配達の手間が省けます。受け取る側だけでなく宅配業者にとっても大きなメリットです。 お互いの手間を省き、最速で荷物を受け取ることができるため、トラブルも起きにくくなります。
宅配ボックス活用での注意点
宅配ボックスはどんな荷物でも受け取れるわけではありません。食品や重要な書類などは直接受け取る必要があり、不在時の扱いは宅配ボックスを利用しない場合の配達と同様です。 大きな荷物も宅配ボックスに入れられません。また、宅配ボックスを利用することによる荷物の取り違えや盗難のトラブルを考慮し、宅配ボックスへの投函を禁じる宅配業者もあります。 暗証番号の失念や、カードなどの紛失によって、宅配ボックスを開けられなくなってしまう可能性もあります。