柱なしのテラス屋根よりオシャレ感ハンパない!クリアルーフを徹底解明!
みなさん、こんにちは。
ネットショップキロ テラス屋根専門店の山内です。
今回は、LIXILのクリアルーフという商品についてお話ししていきます。
突然ですが、玄関や勝手口などに庇(ひさし)のような雨よけが欲しいなと思うことないですか?
初めから付いているお宅の場合はいいんです。でも意外と庇のないお家って多いんです。
そんな時、私たちは職業柄どうしてもテラス屋根の柱なしタイプのものをお勧めしがちです。
例えば、YKKAP持ち出し屋根ソラリアとか、
LIXIL スピーネ ルーフタイプ とか。
これらの商品が悪いわけではありません。サイズも多いし、屋根のバリエーション、本体色、雨樋の仕様など至れり尽くせりの商品です。お値段も激安なので人気もすごいです。
ところが、「デザインが気に入らない」とお客様に先日言われてしまいました。
自信を持ってお勧めしただけに少しショックなお言葉でしたが、冷静に考えると確かにどのメーカーのどの機種もそんなに大きな違いはなく、デザイン的にはオシャレとは言い難いものが多いのも事実です。
デザインがかっこいい柱のない屋根。
カッコイイかどうかの基準は主観が働きますのでお客様によって違うとは思うのですが、とりあえずカタログを引っ張り出して探してみました。
そうしたら、ありました。
カタログをめくって2秒後に見つかりました。そして思い出しました!
その名はLIXILクリアルーフ。
普段あまり見慣れないページでしたので、どんな商品なのかこの際じっくり調べてみました。
クリアルーフ
クリアルーフ
クリアルーフはアルミの骨組みとポリカーボネートの屋根材で構成されています。
アルミ部分の色は、シャイングレー・ブラック・ナチュラルシルバーの3色から選んでいただけます。モダンでスタイリッシュなフォルムなので本体カラーもこの3色が選ばれたのでしょう。
屋根材はポリカーボネート板で、色はガラスクリア色とガラスクリアマット色の2色です。どちらもガラスのような何とも言えないきれいな色をしていて、他のテラス屋根には採用されていない特別な色です。
屋根材にはポリカーボネート板以外にオプションになりますが、パンチング板を選ぶことができます。
私は実物を見たことはありませんが、パンチングの屋根にしたら全く別商品のように見えるでしょう。これが似合うのはバルコニーの手すり部分がパンチング素材になっているお家にはかなりマッチするのではないかと思います。
例えば、上はYKKAPバルコニー アネーロtypeSです。パンチングの手すりに囲まれたかなりオシャレなバルコニーです。こういったバルコニーなどと統一するとコーディネートがバッチリ決まります。
サイズ
サイズ
クリアルーフのサイズは奥行が600mm、900mm、1200mm の3種類あります。これ以上大きいサイズは強度的に難しいのでしょう。
これは柱なしタイプのテラス屋根にも共通することで、どうしても壁だけで支えなければいけないので奥行の大きなものは取り付けることができません。これ以上大きなサイズをご希望の場合は通常の柱のついたタイプのテラス屋根をお勧めします。
間口(横幅)に関してですが、単体用として1010mm、1465mm、1920mmの3種類があります。これをそれぞれ組み合わせて連棟としてサイズが設定されています。最大のものは1920+1920で、連結部材の幅も併せると3890mmの間口になります。
奥行や間口に関しては必要なものを選択して頂ければいいのですが、一つだけ注意しなければいけない寸法があります。
それは、高さです。
上の図は、クリアルーフの側面図です。
高さというのは屋根を取り付ける高さではなくて屋根から接続する金具までの高さです。
この高さによっては壁に障害物があったり、建物の屋根にぶつかったりして取り付け不可となってしまう場合があるので気を付けてください。
高さは奥行によって違います。奥行600mmで185mm、900mmで285mm、1200mmで360mmという設定です。
これは柱なしタイプのテラス屋根よりもかなり小さいので見た目にもスッキリしてシャープな印象を与えてくれるのでしょうか。
ちなみに、スピーネ ルーフタイプ F型の場合、奥行585mmで377mm、奥行885mmで440mm、1185mmで504mmなのでかなりの違いがありますね。
施工例
施工例
上の写真のように玄関ドアの上につけて庇にすることが多くあります。モダン住宅だと壁が平面であまり凹凸をつけないデザインが特徴なので、初めの段階で庇が付いていないことがあります。その場合に、クリアルーフを取り付けるのもっともポピュラーな設置方法です。
次は店舗用の屋根としての使用例です。
店舗の窓にはオーニングやテントなどを取り付けることも多いと思うのですが、取り扱う商品や業務によって店舗のイメージというのも重要となります。クリアルーフを取り付けるとシャープな印象がありますので、スタイリッシュな店舗にはお似合いです。
こちらも玄関先に取り付けた例です。
玄関ドアは壁面より凹んだところにあるので雨にぬれずに済むのですが、その先にクリアルーフを取り付けることによって雨の吹込みを軽減させています。屋根材をポリカーボネートのガラスクリアにしているのであまり目立たず建物全体の景観をさらにUPさせています。
いかがでしたか?
ネットショップキロ テラス屋根専門店では、クリアルーフの設置に関して無料現地調査を承っております。現地調査から御見積りの提出後にキャンセルをされても一切お金はかかりませんので、お気軽にお問い合わせください。
テラス屋根専門店のキロでは日本全国でたくさんの施工実績がございます。
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