投稿日:2019/04/18 更新日:2023/06/27
ウッドデッキの階段をDIYで作るための基本的な3つのステップ
ウッドデッキは、家の床と同じくらいの高さに合わせて設置されるものなので、ウッドデッキから庭に行くには「段差」が生じてしまいます。
そこで、ウッドデッキに「階段」を取り付ければ、ラクに昇り降りがすることが可能です。
こちらでは、ウッドデッキに階段をつけるメリットや、DIYでウッドデッキの階段を作る3つのステップなどをご紹介します。
ウッドデッキに階段があれば子どもや高齢者にとっても使い勝手が良くなる
ウッドデッキは、家のリビングから外に出られる場所に設置することが多いです。ウッドデッキに階段があれば子どもや高齢者にとっても使い勝手が良くなる
つまり、リビングからスムーズにウッドデッキに出られるように、高さを家の床と均一にするのが、ウッドデッキの基本です。
しかし、そうなるとウッドデッキは庭の地面から50㎝以上も高い場所にあることになります。それでは、ウッドデッキから庭に降りるのが大変です。
そこで必要なのが「階段」です。
高齢者や子どもなどは50㎝の段差をぴょんと飛び降りるのが大変であったり、ケガをしてしまったりする可能性もあります。
ですから、ウッドデッキには、階段があった方がいいのです。
ウッドデッキをDIY!簡単な3つのステップで階段を完成させる
実際にウッドデッキに階段を取り付けたいと考えた時、DIYで作ってしまおうと思う人もいるでしょう。ウッドデッキをDIY!簡単な3つのステップで階段を完成させる
そこで、DIYで階段を作る3つのステップをご紹介します。
1.階段のパーツの寸法を決めておく
まずは、ウッドデッキの階段の「高さ」を計測しましょう。
*地面からウッドデッキの床の部分までを測ってください。
*その次に「階高」という階段1段分の高さを決めましょう。一般的には「20㎝前後」の高さが理想的となっています。
*次に「踏み面」の幅を決めましょう。一般的には「23~30㎝前後」が理想的です。
2.角度を決めて木材に線を写して分かりやすくする
階段のパーツの寸法が決まったら、次は寸法を基にして「側板」を作ります。
*階段の角度を出すために、「階高」と「踏み面」の数字を使っていきます。
*側板の上に「指し金」を置き、「階高」と「踏み面」の数字に合わせてください。
*そのまま側板に線を引けば角度がでて、地面と水平になります。
*次は側板に「墨付け」をしていき、必要な段数分だけ角度の線をつけていきます。
*次に側板の上下の「おさまり」を決めて線を引きます。
3.パーツをカットして階段の組み立てをする
ここまできたら、あとは各パーツをカットして階段を組み立てて完成です。
*最初に側板からカットをして、角度をしっかり確認します。
*次に階段の「内側寸法」を決めてから、残りのパーツをカットします。
*パーツはカットしたら、先に塗装をしておくといいでしょう。
*組み立ての前に、側板に踏み板を乗せる「横さん」を取り付けておきます。
*側板をウッドデッキに設置して、下から順番に組み立てます。
*踏み板は側板から留め付けると耐久性アップになります。
さて、とても簡単に3つのステップを説明してきました。
DIYが初めてという人には少し難しいと感じられたかもしれません。
そんな方は、次にご紹介する購入という方法も選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。
ウッドデッキの階段は購入すればとてもラクに設置できる
ウッドデッキの階段は階段だけで販売されているので、購入することが可能です。ウッドデッキの階段は購入すればとてもラクに設置できる
DIYをすると材料費と作業時間がかかりますので、割と時間とお金を使うことになります。
しかし、階段を購入してしまえば、面倒な手間はかからないので、時間を有効に使うことができます。
では、一例としてウッドデッキの階段として販売されているアイテムをご紹介しましょう。
人工木で頑丈な階段「リクシル TOEX 樹ら楽ステージ ステップ」
こちらは、ウッドデッキに設置するための「人工木」で作られた階段です。
ウッドデッキ本体の高さによって必要なステップ高さも異なってまいりますので、適したサイズのものをお選びください。
一般的なお庭に設置されているウッドデッキであれば、2~3段程度で十分だと思います。
高い場所に設置されているウッドデッキもあるので、そうなると4段ほど必要になるケースもあります。
ウッドデッキの階段はDIYでも購入でもOK
ウッドデッキには階段がなければ、割と不便なものです。ウッドデッキの階段はDIYでも購入でもOK
段差があると、それだけで大変な思いをすることもあります。
階段はDIYで作ることもできますし、DIYができない人であれば、ウッドデッキ専用の階段を購入することも可能です。
昇り降りのしづらい高齢者や子どもがいる家庭であれば、ウッドデッキの階段は必須です。
ご家庭の生活スタイルや環境などに合った方法で、ウッドデッキに階段を取り付けてみましょう。