ウッドデッキに雪が積もったらどうしたらいい?
積雪量の目安とは
積雪量の目安とは
ウッドデッキに積もった雪をそのままにしておいてはいけません。
ウッドデッキも、カーポートやバルコニーなどと同様に積雪対策が必要であるということを覚えておきましょう。
積雪をそのままにしておくと、ウッドデッキが破損してしまったり
ウッドデッキと地面の境目が不明瞭になり、転落してしまったりする恐れがあります。
また、雪が凍ったら滑って転んでしまい、ケガをする恐れもあるのです。
積雪量の目安としては、新雪で60センチまで。
ただし、雪の質や積もり具合により変わるので、あくまで目安として考えましょう。
約60センチの雪が積もったら、雪下ろしを始めましょう。
適した道具で雪かきしよう
適した道具で雪かきしよう
積雪量が20~30センチ程度であれば、デッキブラシなどで雪を押し出していけばウッドデッキが傷つくことはありません。
おすすめのデッキとして、「YKK apのリウッドデッキ200」「リクシルの機ら楽ステージ」「三協アルミのひとと木2」「ラステラ」などの、アルミメーカーの樹脂デッキがあります。
金属製の角スコップなどは、ウッドデッキを傷つけてしまう恐れがあるため、プラスチック製のスコップや雪下ろしの道具を使うようにしましょう。
雪かきのポイント
雪かきのポイント
注意点として、「水・お湯を使わない」こと。雪は、水分を吸うことで固まり、重たくなります。
また、滑ってケガをする恐れもあります。
特に、人工木ウッドデッキ・樹脂製デッキの場合には、熱による変形の可能性を視野に入れておかなくてはなりません。
良かれと思ってお湯を雪に注いだ結果、ウッドデッキが変形したとなっては大変です。
雪を下ろしたうえで、太陽の力でゆっくりと雪を溶かしていきましょう。
雪かきのポイントとしては、手遅れにならないうちにやってしまうことです。
豪雪地帯では、数分・数時間で雪が何十センチも積もってしまうこともあるかもしれませんが、
積雪が多いほど雪を端に寄せるだけでも大変になる場合が多々あるため
少量の積雪のうちから面倒くさがらずに雪下ろしをすることをおすすめします。
これから家を建て、ウッドデッキを設置する予定のある方は
デッキの手すりと床の間に、雪を落とすことのできる隙間を事前に作っておくととても便利です。
ウッドデッキの積雪対策についてご紹介いたしました。
カーポートなどは破損の恐れもあるため、すぐの対応が大切です。
しかし、ウッドデッキの場合は、カーポートなどとは違い、すぐに対応することは少なそうですね(豪雪を除く)。
雪がやんだ後に洗濯物を干すなど、ウッドデッキに出る必要がある場合に備えて、しっかり積雪対策を行いましょう。