ウッドデッキ各パーツの役割について詳しく紹介
ウッドデッキをDIYで作成するには、まず主要のパーツの名称と特徴を把握しておきましょう。ウッドデッキは表面に見えていない内部にもさまざまなパーツがあります。
今回はウッドデッキの各パーツの役割とおすすめのパーツ購入方法を紹介します。
ウッドデッキ各パーツの名称と特徴
ウッドデッキは主に、次の5つのパーツで構成されています。
*基礎石
*束柱
*床部分デッキ材
*根太
*大引き
それぞれに役割があるので、ウッドデッキをDIYで作る際には、事前に把握しておきましょう。
・ウッドデッキを支えている基礎石
基礎石とはウッドデッキの土台となる部分で、束石とも呼ばれています。ウッドデッキの足元に設置されており、基本的にはコンクリートでできています。
基礎石はウッドデッキの土台の役割だけでなく、木材を湿度から守り、腐食を防いでくれます。
・基礎石の上に立つ束柱で安定感を強化
基礎石の上に立っている短い木材のことを束柱といいます。
この束柱を置く位置や本数によって、ウッドデッキの安定感が変わるので、非常に重要です。また、ウッドデッキの高さも束柱によって調整できます。
・ウッドデッキの床部分デッキ材は耐久性を優先する
デッキ材とは、ウッドデッキの床部分の板のことです。デッキ材には、数多く種類があり、どのデッキ材を選べばよいか悩むことも多いでしょう。
選ぶ際に重視するポイントは、耐久性です。どれだけ自分の好んだものであっても、すぐに壊れてしまっては意味がありません。
また、メンテナンスの必要性や手入れの方法をチェックして選ぶようにしましょう。
・デッキ材を支える根太
デッキ材を支えるためのパーツが根太(ねだ)です。
ウッドデッキの床面を作っていくために、決まった幅でデッキ材を何枚も繋げて構成します。その際に、根太を使用してデッキ材をビスで固定していきます。
・束柱と根太の間で支える大引き
大引きは束柱と根太の間にある木材で、根太を支えてくれます。
大引きと根太を垂直に交差することで、格子状の土台ができその上にのるデッキ材をしっかりと支えてくれます。
ウッドデッキのパーツはインターネットでも購入できる
ウッドデッキのパーツを購入する場所として、ホームセンターが一般的です。
しかし、ホームセンターが遠方にある場合は、店舗に足を運ぶのに時間がかかりますし、家に持ち帰るのにも手間がかかります。
ウッドデッキのパーツは、オンラインショップで購入するのがおすすめです。
オンラインショップであれば、わざわざ足を運ぶ必要もありませんし、玄関先まで材料を運んでくれるので非常に便利です。
ウッドデッキのDIYはサイズ選びとパーツの個数に注意
ウッドデッキのDIYを行う際には、「サイズ選び」「パーツの個数」に注意しましょう。
それらを間違えてしまうと、いざウッドデッキをDIYしようというときに、幅が合わなかったり、パーツが足りなかったりするという問題が発生してしまいます。
・デッキ材は素材によって特徴が異なる
床全面に敷くデッキ材は素材によって耐久性が異なります。
たとえば、ソフトウッドは加工しやすく安価なため、初めてのDIYにおすすめですが、腐食しやすいというデメリットがあります。
一方、ハードウッドは耐久性に優れる反面、加工しづらいという点が挙げられます。
ウッドデッキに必要なパーツを把握してDIYをスムーズに進めよう
ウッドデッキをDIYで作成しようとした場合、どのようなパーツで成り立っているかを知っておくことが大切です。
最初からウッドデッキをDIYで設置するのは難しいと感じた方は、ウッドデッキ設置を業者に依頼してメンテナンスはDIYでという方法もあります。
その際にも各パーツの名称・用途を知っておくことでDIYできる幅を広げることができるでしょう。