雪に強いウッドデッキの素材とは
積雪地域のウッドデッキ設置
庭先にウッドデッキがあるとBBQや日向ぼっこなど、いろいろなシーンで利用できますね。積雪地域のウッドデッキ設置
しかし、雪の多く降るところにお住まいの方は設置が難しいとあきらめていませんか?
お手入れや対策次第で積雪地域でもウッドデッキを楽しめます。
冬の間は最低限、ウッドデッキに雪が溜まらないようにブルーシートで覆う、または樹脂木と呼ばれる人工木素材や石材などの丈夫な素材でつくるのもひとつの手です。
また、自分で簡単に組み立てられるウッドデッキのキットもおすすめ。冬の間はパーツをばらして、車庫などに片づけておけるので、面倒な雪下ろしが必要ありません。
雪に強い素材は?
雪に強い素材は?
冬は雪や寒さによって、ウッドデッキに負担がかかってしまいがちです。
ウッドデッキの素材は大きく分けると天然木と樹脂木の2つがあり、さらに天然木はソフトウッド、ハードウッドに分かれます。
ソフトウッドよりもハードウッドの方が耐久性に優れていますが、やはり天然の木材なので、雪や雨水などに浸食されて経年劣化してしまいます。
中には新築でウッドデッキを取り付けたのに雪が解けたら変形していたというケースも。
対して、樹脂木素材はプラスチックの耐候性を持っているので腐りづらく、メンテナンスも比較的簡単。
雪対策を考えるなら、樹脂木素材でウッドデッキを設置した方が無難でしょう。
冬のメンテナンスについて
ウッドデッキに積もった雪をそのままにしておくとウッドデッキが破損したり、地面との境目が分からなくなって転落したりする恐れがあります。雪が積もったら、できるだけ雪下ろしするように心がけましょう。
その時、水やお湯で雪を解かすのは厳禁です。かえって雪が重たくなったり、凍りついて滑りやすくなったりしてしまうので、ウッドデッキの雪は必ず下ろしてください。
ウッドデッキの雪下ろしをする際はシャベルやスコップで表面を傷付けないよう、気をつけて作業します。
20㎝から30㎝程の積雪量ならば、さほど多くないので、デッキブラシなどで押し出すのもおすすめです。
耐久性の強い樹脂木もやはり数年がたつと劣化してきます。
特に積雪が多い地域は冬の間の負担が大きくなるので、ある程度のメンテナンスが必要です。
雪が解けたら、チェックしてみましょう。
補修の必要な部分は交換するか、業者に修理してもらってください。自分でDIYしてみるのもよいかもしれません。
せっかくウッドデッキを設置するのだから、雪が降る冬の間も出来るだけ負担を少なくさせたいものですよね。
素材選びとこまめなメンテナンスで、長く楽しんでください。