ウッドデッキに蜂の巣を作らせないための対策3選
子どもの遊び場からガーデニング、洗濯物干しなど、さまざまな用途に使えるウッドデッキですが、屋外に設置するということもあり、知らないうちに蜂の巣が作られていることがあります。ウッドデッキの裏など見えないところに巣を作られた場合、気づかずに外に出ていたら蜂に刺されてしまうといった可能性もゼロではありません。 そこで今回は、ウッドデッキに蜂の巣を作られないための3つの対策法と、蜂の巣を作られる原因、作られてしまった場合の対処法をまとめました。
ウッドデッキに蜂の巣を作られないための3つの対策法
ウッドデッキに蜂の巣を作られないための3つの対策法
1. 食べ残し・飲み残しなど蜂が好む匂いのもとを取り除く
蜂は非常に嗅覚が発達している昆虫で、甘い香りを嗅ぎつけると遠くからでもやってきて巣作りを始めるおそれがあります。
ウッドデッキをバーベキューやガーデンパーティに使っている方も多いと思いますが、食べ残しや飲み残しを放置していると蜂が寄りつきやすくなるので、生ゴミやジュースはきちんと片付けるようにしましょう。
2. 木酢液やクレオソートなど蜂が嫌がる匂いをつけて撃退する
蜂の嗅覚の良さを逆手に取って、蜂が嫌がる匂いをわざとつけておくというのも有効な手段のひとつです。
具体的には、植物の活性剤として使われることもある木酢液や、木の防腐剤として使用されるクレオソートなどをウッドデッキにつけておくと効果的です。
どちらも燻製のような匂いがするため、嗅覚の優れた蜂は山火事の匂いだと勘違いし、寄りつかなくなるといわれています。
なお、木酢液は水と1:1の割合で混ぜて噴霧し、クレオソートは原液のままウッドデッキに塗布して使用します。
3. 蜂の巣対策専用のスプレーを噴霧する
ホームセンターの害虫駆除コーナーには、蜂の巣対策用のスプレーなども置いてあります。
蜂の巣ができそうな場所に吹き付けておくだけでよいので手軽ですが、雨が降ると効果が低下してしまうので、定期的にスプレーする必要があります。
ガーデニングやデッキ下に注意!蜂の巣を作らせてしまう3つの原因
ガーデニングやデッキ下に注意!蜂の巣を作らせてしまう3つの原因
蜂は自分たちが棲みやすい場所に巣を作る傾向にあります。
具体的にどんな要素があると蜂の巣を作られやすいのか、主な原因をみていきましょう。
1. 雨の影響を受けにくいところにある
蜂は雨に弱く、体が濡れるとうまく飛べなくなってしまいます。
蜂の巣そのものも湿気に弱いので、蜂は雨の影響を受けにくい軒下や床下などに巣を作る傾向があります。
ウッドデッキの場合、デッキ下は雨の影響を受けにくいので、屋根をかけている場合はその下に巣を作られてしまうことがあります。
2. 外敵に襲われにくい閉鎖的な空間がある
蜂は一部の鳥や動物を天敵としているため、なるべく外敵に襲われにくい閉鎖的な空間を好みます。
ウッドデッキの高さは家庭によってまちまちですが、ほかの外敵が入り込めないような狭い空間がある場合は要注意です。
3. 周囲に蜜を吸える花がたくさんある
蜂は巣にエサを運ぶために、蜜や花粉が豊富にあるところを求めます。
ウッドデッキは庭に設置するパターンが多いですが、その周囲でたくさんの花や木を育てている場合は警戒が必要です。
蜂の巣が作られてしまったらプロの業者に駆除を頼むのがベスト
蜂の巣が作られてしまったらプロの業者に駆除を頼むのがベスト
もしウッドデッキに蜂の巣が作られてしまったら、人的被害が発生する前にすみやかに駆除しなければなりません。
蜂は4~6月頃にかけて巣作りを開始しますが、最初のうちは女王蜂一匹のみで巣作りを行っているのでペースも遅く、巣もそれほど大きなサイズになることはありません。
この時期に発見できれば、防護服を着用したうえで、蜂に効く殺虫剤を使えば駆除できます。
なお、女王蜂が逃げてしまった場合は、たとえ巣を壊したとしても安心はできません。
女王蜂がいる限り、また場所を変えて新たな巣を作られる可能性があるからです。
夏になって働き蜂が増えると、巣は急速に大きくなり、もはや素人の手には負えなくなります。
初期の段階で女王蜂を逃がしてしまっては意味がありませんので、蜂の巣を見つけたらプロの業者に相談し、早めに駆除を依頼するとよいでしょう。
特に大きくなった巣は、素人が無理に駆除しようとすると蜂に襲われて大けがを負ってしまうおそれがあるので、手を出さないことが無難です。
ウッドデッキを作ったら定期的に蜂の巣対策を行おう
ウッドデッキを作ったら定期的に蜂の巣対策を行おう
ウッドデッキは蜂が好む条件がそろいやすい場所なので、すでに蜂の巣を作られた経験がある人もそうでない人も、定期的に対策を取ることが大切です。
蜂対策専用のグッズを購入するのも手軽で便利な方法ですが、ウッドデッキ周辺をきれいにし、かつ定期的に見回りをするだけでも立派な蜂の巣対策となります。
もし蜂の巣を見つけてしまったら、無防備な状態で手を出さず、プロの業者に駆除を任せましょう。
小さな巣なら簡単に取り除けますが、女王蜂を逃がしてしまっては意味がありません。
正しい方法で駆除を行い、蜂の巣の再発を予防することが大切です。
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