ウッドデッキでのBBQを楽しむために抑えておきたい注意点~近隣住民への気配り・火の扱い・掃除に注意~
せっかくウッドデッキがあるなら、一度はウッドデッキでバーベキューをやってみたいものです。しかし、いざバーベキューをするとなると、何に注意をしたらいいのか分からないという人も多いでしょう。そこでこちらでは、ウッドデッキでバーベキューを楽しむために、注意すべき3つのポイント、そして最適な広さや木材の種類をご紹介します。
ウッドデッキでBBQをすればキャンプ場に行かなくていい
ウッドデッキでBBQをすればキャンプ場に行かなくていい
バーベキューをしたいと思ったとき、「キャンプ場」などに行かないとダメだと思うと、腰が重たくなってしまいます。特に小さな子どもや高齢者がいる家族は、遠出をするのが大変という問題点もあります。
そんな時、自宅でBBQができたらとても簡単ですし、移動がないので負担もありません。重たい荷物を持って移動をする必要もなく、リビングからそのまま外にでて、すぐBBQができるのです。
そう考えると、ウッドデッキでBBQができる環境というのは、とても快適です。せっかくウッドデッキを持っているのなら、BBQは楽しみたいところです。
ウッドデッキでバーベキューを楽しむための3つの注意点
ウッドデッキでバーベキューを楽しむための3つの注意点
ウッドデッキでBBQをするときには、自分たちだけが楽しめればそれでいいというわけではありません。周りの家への配慮やウッドデッキへの影響なども考える必要があります。それらを踏まえ、安全にウッドデッキでBBQを楽しんでください。
近隣住宅に煙などの迷惑がかからないように配慮する
自宅の庭にあるウッドデッキでバーベキューをすると、近隣住宅に迷惑をかける可能性があります。例えば、大人数でBBQをすればそれだけ人の声や物音が大きくなりますし、食材を焼く臭い、煙などが風に乗って広がっていきます。
もしも隣の家の人が対面している庭に「洗濯物」を干していたら、BBQの臭いがついてしまいトラブルになる可能性もあります。ですからウッドデッキでBBQをする際には、近隣の方に「BBQをする予定がある」ことを伝えるのがマナーです。
火事にならないように火の扱いには細心の注意を払う
ウッドデッキでBBQをするときは、火の扱いに1番注意をしなければなりません。もし少しでもボヤ騒ぎがあれば、二度とウッドデッキでBBQを楽しめなくなるでしょう。
ウッドデッキの上に直接「コンロ」を置いて食材を焼くことがありますが、炭を使うとウッドデッキに炭が落ちて、板の間から下に落ちて雑草に火が付いてしまうなんてこともあります。そうならないためには、「炭」ではなく、「ガス式」のコンロを使ったり、レンガを積み上げて調理する場所を作ったりして工夫をしましょう。
BBQが終わり、片付けをしている時にも火の扱いに注意をしてください。消火したものと思い込んでしまい、そのまま火を放置するケースもあります。火の始末は家主がしっかりと行うように徹底して決めておくといいでしょう。
使った後のメンテンス方法は?ウッドデッキを掃除してBBQの油による劣化を防ぐ
ウッドデッキというのは、天然木と人工木の2種類があります。中でも「人工木」は油汚れにとても弱いという特徴があります。一度でも油汚れを吸収すると、シミ・汚れの原因になってしまいます。そのまま放置すると、木材が腐って劣化が促進されてしまいますので、油汚れには十分に注意をしてください。
もし汚れがついてしまった場合には、人工木であれば中性洗剤を使ってその部分を水洗いして、しっかりと水分を拭き取ってください。天然木であれば、デッキブラシで擦って汚れを落としてください。
ウッドデッキでBBQをするときの最適な広さや木材の種類
ウッドデッキでBBQをするときの最適な広さや木材の種類
ウッドデッキでBBQをするときに、どのくらいの広さが必要なのか、木材はどんな種類がお勧めなのかをご紹介します。
最適なウッドデッキのサイズは4人家族で「5~6畳」
例えば4人がけのテーブルセットをウッドデッキに置くときは、幅と奥行きが「3.2m」くらいは、必要です。そう考えると、4人家族でBBQをするならば、ウッドデッキの広さはおよそ「5~6畳」あれば十分だと考えられます。
少し人数が増えて6人以上になる場合には、全員がウッドデッキに乗れることを考えると最低でも「8畳ほど」のスペースが必要です。全員がウッドデッキに乗れなくても、リビングなども活用するのであれば、さほどスペースを広げなくても対応できます。
BBQの油汚れに強いのは「天然木」のウッドデッキ
ウッドデッキには天然木と人工木がありますが、BBQをしたときに飛び跳ねる油汚れに強いのは、天然木です。ですから、BBQを考えているのであれば、天然木の方が汚れを気にせずに楽しむことができます。とはいっても、BBQをした後は天然木であっても、デッキブラシなどでしっかり油汚れを落とさなければなりません。放置しておくと、劣化につながります。
近隣に配慮をしながらウッドデッキでBBQを楽しもう!
近隣への配慮や火の扱いなどに注意をすれば、ウッドデッキでのBBQは最高の時間となります。注意点を理解した上で、楽しい時間を過ごせるようにウッドデッキでのBBQを取り入れてみてください。