ウッドデッキはシロアリに注意!
シロアリによる被害とは
お庭にウッドデッキがあるとオシャレで素敵ですよね。
そんなウッドデッキをこれから設置しようとお考えの方や、すでに設置している方に今回はシロアリによる被害についてご紹介します。
まずはウッドデッキの主な素材と特徴ですが
・ハードウッド(天然木):木の密度が高いのでとても硬くて重い木材です。湿度にも強いので腐食が起こりづらく高耐久性木材と言われています。ただ、加工しにくく値段も他の素材に比べると高めです。
・ソフトウッド(天然木):柔らかいので加工しやすく低価格で人気です。しかし、耐久性が低いので防腐処理とメンテナンスが定期的に必要です。
・樹脂木(人工木)、木粉とプラスチックを混ぜた材料で、耐久性に優れており腐食の心配がないです。加工しやすくメンテナンスも楽で防腐処理などがいりません。そのため安全性も高く長持ちするので、非常に人気を集めています。
ウッドデッキはこのような素材からできています。そして、最もシロアリの被害を受けるのはソフトウッドが多いです。ウッドデッキは屋外で雨風にさらされているので、防腐剤などの効果が切れてしまうと内部に雨水が染みてしまい、土の中から湿った木材の隙間にシロアリが侵入して浸食していきます。すると木材の中が徐々に空洞になり、ウッドデッキは弱ってしまうため、グラついたり穴が開いてしまったりと大変危険です。
対策方法について
シロアリの被害に合いやすいウッドデッキを守るためには、腐食を防ぎ害虫を寄せ付けないことが重要です。そのために防虫効果や防腐効果がある塗料などを塗ってしみこませる処理が定期的に必要になってきます。
業者の方に依頼することもできますし、DIYとして自分ですることも可能です。
しかし、こういった薬品は小さな子どもやペットには危険ですので、ウッドデッキをなめてしまわないよう注意が必要です。
もしくは、腐食が起こりにくく耐久性に優れているハードウッドか、腐食やシロアリ被害がない人工木のウッドデッキを設置することで、シロアリ被害の心配は少なくなるでしょう。
シロアリ被害にあったらどうすればいいの?
万が一ウッドデッキがシロアリの被害に合ってしまったら、ウッドデッキはダメになってしまうので撤去しなければいけません。
ウッドデッキに被害が出ていたら家の中などもシロアリが発生している可能性がありますし、近隣の住宅まで被害が広まっていく可能性が高いです。
ウッドデッキの撤去だけならば自分で出来るかもしれませんが、専門の業者に相談した方が安心だと思います。
シロアリによる被害は素材によって受けやすいので、対策としてメンテナンスはきちんと行いましょう。
もしも被害に合ってしまったら放置して使い続けることは危険ですし、
被害が拡大してしまうので、シロアリを見つけたらすぐに専門業者へ相談して調査してもらうようにしてくださいね
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