ベランダにウッドデッキをDIYで設置する際の注意点をチェックしていきましょう。
ウッドデッキは家族や友人でパーティーをする、子どもやペットを遊ばせる、一人でゆったり過ごすなど、さまざまな楽しみ方ができる空間です。
本記事では、ウッドデッキをDIYで設置する際の注意点や必要な物、成功ポイントなどを紹介します。
ウッドデッキをDIYで設置する際の注意点3つ
満足できるウッドデッキに仕上げるため、ウッドデッキをDIYで設置する際の注意点を3つ紹介します。
・1. 木材によるケガ
とくに木材を使う場合、棘などに注意が必要です。怪我をしないよう必ず軍手を着用し、なるべく露出の少ない服装で作業しましょう。
・2. 防腐対策
木製のウッドデッキは経年劣化によって腐ってしまう恐れがあります。風通しがよい場所を選んで設置すべきです。また、木材はジャラなどの腐りづらいものや樹脂素材をおすすめします。
・3. 庇の設置はマスト
ウッドデッキの上部に庇があれば、洗濯物を干すときに便利です。ウッドデッキを実用重視で使いたいなら、ぜひ庇を設置しましょう。
ベランダにウッドデッキを設置するのに必要な物
ウッドデッキをDIYで設置する際は、ノコギリやゴムハンマー、電動ドライバー、ヤスリといった工具のほか、メジャーや差し金のほかチョークラインや水平器、シャベルなどのさまざまな道具が必要です。
道具を用意するのが大変な方、あるいは初心者の方であれば、ウッドデッキのキットをおすすめします。
商品によってはドライバーだけあれば、組み立てが可能で非常に手軽です。
ベランダにウッドデッキをDIYで設置する際の成功ポイント
・1. 目的に応じた材料を選ぶ
本格的なウッドデッキにしたい方は天然木、気軽にウッドデッキを楽しみたい方は人工木がおすすめです。
天然木は温かみのある見た目のほか、断熱性の高さが特徴といえます。一方で雨風に弱く腐敗しやすいため、数年で取り替えなければなりません。
人工木は腐敗しにくくメンテナンスが簡単な点がメリットです。
安価でありながらも、見た目も天然木と遜色ないものが多いので取り入れやすいでしょう。
・2. 外からの視線もチェックする
とくに設置場所が道路に面しているときは、外からの視線を意識して設置しましょう。必要であれば、ウッドデッキと一緒に目隠しフェンスも設置するのがおすすめです。
目隠しフェンスはウッドデッキと一緒に設置できるものや、あとから取り付けられるものがあります。
・3. メンテナンスのしやすさを意識する
天然木の場合、腐敗や害虫発生のリスクがあります。
定期的に防虫剤を撒くなどのメンテナンスが必要です。また、ウッドデッキの下にはゴミがたまりやすく、定期的に掃除しなければなりません。
あらかじめパーツを取り外ししやすくしておく、防虫加工がされている素材を選ぶなど、日常的なメンテナンスがしやすいよう工夫しましょう。
ウッドデッキを設置する前に素材などをしっかり確認しよう!
ウッドデッキをDIYで設置する際は用途や好みだけでなく、メンテナンスのしやすさや利便性なども考慮しましょう。
DIY初心者ならウッドデッキキットの使用もおすすめです。
設置場所や素材を吟味して、長く使いやすいウッドデッキを目指してください。