ベランダ用ウッドデッキのDIYに必要な道具13点の使い方を徹底解説
ベランダのウッドデッキをDIYするには、インパクトドライバー、マルノコなどの電動工具、水平器やチョークラインといった測定道具、手ノコやクランプなどの手工具ほか、さまざまな道具が必要です。
ベランダのウッドデッキのDIYに必要な道具13点と、DIYを成功させるコツについてご紹介いたします。
ベランダのウッドデッキDIYに必要な道具
ベランダのウッドデッキをDIYするには、電動工具・測定道具・手工具など、さまざまな道具が必要です。
・電動工具3点
ウッドデッキの施工に不可欠な電動工具は次の3つです。
- インパクトドライバー:穴あけやビス止めに使用します。
- マルノコ:ウッドデッキの部材をカットする工具です。さまざまな切断加工ができます。
- 電動サンダー:ウッドデッキの表面や切断部の角を面取りするために使用します。再塗装の際の素調整など、メンテナンスのときにも必要な工具です。
このほかより正確なカットができるスライドマルノコや、細かい作業に便利なカットソーなどがあると、作業効率がグンとアップするでしょう。
・測定に必要な道具4点
ウッドデッキを施工する際の測定や墨付けに必要な道具です。
- 水平器:ウッドデッキの部材を組み立てる際、水平に取り付けられているかを測る道具です。50cm〜1mのものを使用します。
- 墨壺またはチョークライン:部材に直線や基準線を引くための道具です。ビスを打つ位置などを揃えるのに必要です。
- メジャー:ウッドデッキ材の長さを測るときに使用します。5.5mサイズがおすすめです。
- 差し金:L字型をした金属製の物差しです。長さや角度を確認する際に使用します。
・手工具など6点
次に上げる手工具なども用意しておきましょう。
- 手ノコ:マルノコが使用できない部位など、ちょっとしたものを切断する際に使用します。
- クランプ:部材同士を固定するために使用します。片手で締め付けられるため、1人DIYになくてはならないアイテムです。
- 叩き鑿:ウッドデッキに溝加工を施す際の仕上げに使用します。
- ゴムハンマー:束石やウッドデッキ材の位置調整に使用します。
- シャベル:束石を設置する際の穴掘りに使用します。先が尖っているタイプがおすすめです。
- 堅木用ステンレスビス:イペやウリンなど堅い木材でも折れにくく、サビにくいビスです。
ベランダのウッドデッキDIYの道具の使い方
ウッドデッキDIYに必要な道具のなかで、とくに扱いに気をつけなければならない工具がマルノコです。使い方を間違えると大きな事故につながる可能性があるため、使用する前に正しい使い方と確認しておきましょう。
マルノコを使用する際は、「バイス」という金具でしっかりと木材を固定してから切断します。バイスで固定できない大きさの木材を、手で固定して切断するのは絶対にやめましょう。キックバックを起こし、大怪我をする可能性があります。
ベランダのウッドデッキDIYを成功させるコツ
ベランダのウッドデッキDIYを成功させるには、できるだけ耐久性の高い木材を使用することと、防腐塗装を重ね塗りすることです。
予算に余裕があるのなら、耐久性が高く加工しやすいレッドシダーがおすすめです。
また、複雑な施工はせず、シンプルな長方形、または正方形の作りにすることも大切です。斜めのデザインは、角度を付けて木材を切断しなければなりません。その分切断面が増え、そこから痛みやすいというデメリットがあります。
必要な道具と使い方を把握してウッドデッキDIYを成功させよう
ベランダのウッドデッキをDIYするには、電動工具や測定道具、手工具など、多くの道具が必要です。
施工時に「あれがない!」ということがないよう、事前にしっかり揃えておきましょう。
また、マルノコなど危険が伴う工具の扱いには、くれぐれも注意しましょう。