ウッドデッキの目隠しフェンス「ハイパーティション」を3大メーカーで徹底比較!
ウッドデッキを設置して洗濯物を干したり、お子様と遊んだり、ゆっくりコーヒーを飲みながらくつろいだりと色々な使い方をするかと思います。
ただ、少し心配なのが「ご近所からの視線」ではないでしょうか。
別に見られてはいけないようなことをしているわけではないでしょうが、お庭に出るときにわざわざ着替えることもないでしょうし、お化粧をするのも大変です。
そうすると、どうしても無防備な状態になりがちですよね。
ルシアススクリーンフェンスS03型
そんな時は目隠しフェンス。
ウッドデッキの横や境界沿いに横幅2m分だけでいいので背の高い目隠しフェンスを設置する。確かに、これは正攻法のやり方です。
お値段の高い木調の目隠しフェンスとなるとあまり長い距離の設置をするより一部分だけ目隠しをするのは当店でもお勧めする使い方です。
しかし、せっかくウッドデッキを設置するのであれば、もっといい方法があります。
それが、パーティションやハイパーティションと呼ばれるウッドデッキ用の高尺のフェンスです。
ということで、今回は各メーカーさん(YKKAPリウッドデッキ200、LIXIL樹ら楽ステージ、三協アルミひとと木2)に色々なタイプが用意されているハイパーティションについて、具体的に解説していきます。
デッキフェンス
デッキフェンス
当店で取り扱いのあるウッドデッキは木樹脂(人工木・再生木)と呼ばれる、ポリプロピレンなどの樹脂と木粉を合わせて生成されるものです。
いまではウッドデッキと言えばこちらの商品を指すと言っても過言ではないくらいになってきています。
樹脂木のウッドデッキにはデッキ材と同素材のデッキフェンスとアルミ製のフェンスがあります。どちらもその機種専用のオプションになっていて高さやデザインを選ぶことができます。
ハイパーティションはこのデッキフェンスの背の高いものと思っていただければいいです。メーカーごとに違いがありますので、一つずつ見ていきましょう。
ハイパーティション
YKKAP リウッドデッキ200
上は、YKKAPリウッドデッキ200用のハイパーティション1型と2型です。
1型は井桁(いげた)格子という縦横のデザインで、2型は人気のラチス(ラティス)格子のデザインです。
共にデッキ材と同じ素材の樹脂木(再生木・リウッド)で出来ていています。
デッキフェンスと違って、ハイパーティションには必ず控え金具が付きますので、その分だけはスペースを使います。
控え金具は樹脂木ではなくてアルミを型に流し込んで作られるアルミ鋳物(いもの)なので、かなり丈夫なものです。
色もデッキ材と同じウォームグレイ、ナチュラルブラウン、レッドブラウン、ホワイトブラウンの4色です。
横幅は柱の芯から芯までで80cm、高さは1879mmなので約190cmです。
写真は本体パネル2枚分をデッキ側面に設置した場合のものになります。
これだけでもある程度の目隠しにはなりますが、蔓(イミテーションでもOK)を絡ませたり、してすき間があまり開かないようにするのもいいですね。
上の写真は、アルミ製のルシアスハイパーティションA01型です。
以前からあったシンプルモダンデッキフェンスがルシアスシリーズに変更されてデッキフェンスに木目調のフェンスが付けられるようになりました。
ただの目隠しではなく、デザイン性が高いですね。
木目の色は桑炭、ハニーチェリ―、キャラメルチーク、ショコラウォールナットの4色から選べますのでコーディネートもしやすいのも魅力です。
控え金具も同じように取りつきますので、フェンス沿いを移動する場合は注意が必要です。足が当たると結構痛いです。
ただし、木樹脂のハイパーティションには木樹脂のフェンス、アルミのハイパーティションにはアルミのフェンスしか連結できませんので、お気をつけください。
ルシアスハイパーティションにはA01型のほかに、左上のA03型、右上のB05型があります。
この2機種はカームブラックとプラチナステンのアルミ色のみにすることもできます。
LIXIL (リクシル) 樹ら楽ステージ
リウッドデッキ200と同じように、樹ら楽(きらら)ステージにも井桁格子とラチス(ラティス)格子のウッドパーティションがありますが、ここで紹介したいのは2段パネル仕様です。
写真のように、上段が横ビームパネルとプライバシーパネルの2種類のパネルから選ぶことができて、下段のラチス・井桁・プライバシーパネルの3種類と組み合わせることができます。
ちなみに、上段の横ビームパネルの高さは40cm、プライバシーパネルは40cmと60cmの2段階から選んでください。
プライバシーパネルは、ポリカーボネートという丈夫で耐候性のあるアクリルのような樹脂で出来ています。
光を通しながらも目隠しができるもので、カーポートやテラス屋根の屋根材にも採用されています。
もう一つご紹介したいのが、下の写真のサニーブリーズフェンスです。
サニーブリーズフェンスはアルミで出来た柱と骨組みとASA樹脂という特殊なパネルを組み合わせて作られた目隠しフェンスです。
リウッドデッキ200のルシアスハイパーティションB05型と同じようにルーバー仕様なので風を通すのですが、ルーバー自体が光を通すので目隠し機能がありながらも明るいウッドデッキになること間違いありません。
アルミ部の色はシャイングレーとオータムブラウンの2色です。
当店でも非常にお問い合わせの多い商品です。
三協アルミ ひとと木2
三協アルミ ひとと木2のハイパーティションは他のメーカー・機種よりも一番種類が多いと言ってもいいでしょう。
まずは定番のラチス格子と井桁(三協アルミでは枡格子)タイプです。しかもラチス(ラティス)には細目と粗目の2種類があるのでこれだけでも大きな違いですね。
色はデッキと同じで、パイン・モカブラウン・ローズウッド・チャコールブラックの4色展開です。
次はアルミ製のマイリッシュハイパーティションです。
一番左のようにサンシルバーのアルミ色でもいいのですが、カフェボローニア・トラッドパイン・ミルキーメイプル・チョコメイプルといった木調色のカラーをおすすめします。
高さは最大1800mmです。
次は、同じアルミ製でもルーバー仕様のハイパーティションです。
カラーとサイズはハイパーティションと同じですが、完全目隠しで風を通すルーバータイプです。
まとめ
まとめ
いかがでしたか?
デッキ本体ありきのハイパーティションなので、どのメーカーのものが一番いいとは言い切ることができません。
ただ目隠しすることを前提にウッドデッキを設置されるのであれば、ハイパーティションのことも頭に入れて選択されてはいかがでしょうか。
ネットショップキロ ウッドデッキ専門店では、ハイパーティションも含めてお値打ち価格で販売しております。
まずは無料現地調査をしてからの正式見積りとなりますので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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